麩は危険すぎる?グルテンが体に悪い?栄養面や安全性や適量を徹底調査!

麩が危険で体に悪いというのは本当でしょうか?理由が気になりますよね。今回は、麩が危険で体に悪いとされる<グルテン・添加物・栄養の偏り>などの理由を紹介します。麩の安全な食べ方や適量時の効果も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 麩は危険で体に悪いって本当?
  2. 麩に含まれる「グルテン」が危険で体に悪い
  3. 麩の「グルテン」が危険で体に悪いとされる理由は?
  4. 【大前提】グルテンフリー・糖質制限の流行で誤解されている
  5. ①小麦アレルギーの人が食べると症状が出る可能性がある
  6. ②セリアック病を引き起こす
  7. ③グルテン過剰症を発症する
  8. 麩の安全で危険を避ける食べ方は?
  9. ①麩を食べる量は1日10g程度が目安
  10. ②麩を食べる際は栄養バランスに注意
  11. 麩に含まれる栄養は?
  12. ①ダイエット効果
  13. ②美肌効果
  14. 危険ではないグルテンフリーの麩を紹介!
  15. ①兵庫県産小麦100%使用 おもちふ
  16. ②無添加五穀麩
  17. ③無添加の麩 もちふ
  18. 麩は食べ方次第で体に悪いので注意

麩は危険で体に悪いって本当?

麩はお鍋の具材や味噌汁の具に使われる、優しい食感の食材ですが体に悪いというのは本当でしょうか。ここでは、麩を食べると体に悪いのかについて詳しく紹介します。麩が体に悪いと言われる原因や、安全な食べ方なども紹介するので参考にしてください。

麩に含まれる「グルテン」が危険で体に悪い

麩が体に悪いと言われるのは、グルテンを多く含んでいるからです。グルテンは小麦粉などに含まれる成分で、麩のほかパンやパスタなどの小麦粉から作る製品にも含まれています。次の見出しでは、麩に含まれるグルテンがどうして体に悪いと言われるのかについて紹介します。

麩の「グルテン」が危険で体に悪いとされる理由は?

麩が体に悪いと言われるのはグルテンが含まれるからですが、どうしてグルテンは体に悪いと言われるのでしょうか。グルテンは小麦アレルギーやセリアック、グルテン過剰症の人にとって体に良くないと言われています。ここでは、グルテンの危険性について紹介します。

【大前提】グルテンフリー・糖質制限の流行で誤解されている

近年、グルテンを危険視するグルテンフリーが流行していますが、グルテンフリー並びに糖質制限の影響でグルテンの危険性が誤解されているようです。グルテンは一部の人には体に悪い影響を与えることがありますが、すべての人にとって健康に害のある成分ではありません。

麩はグルテンのほか色々な栄養素を含んでいて、体質の合う人にとっては低カロリー低脂質で体にも良い食材になります。gi値は高いのでダイエットが気になる人は心配もしますが、麩は一度に大量に食べることも少ないので懸念する必要はありません。

①小麦アレルギーの人が食べると症状が出る可能性がある

麩の主原料であるグルテンは小麦たんぱくに含まれているので、小麦アレルギーの人は以下のような症状が出る恐れがあります。

・吐き気
・頭痛
・めまい
・かゆみ
・のどの違和感
・じんましん
・くしゃみや鼻水
・下痢


小麦アレルギーの人が麩を食べると、湿疹やかゆみ、吐き気などのアレルギー症状が出てしまいます。アレルギー症状は個人差もありますが、重篤な場合は呼吸困難など命にもかかわるので注意が必要です。

②セリアック病を引き起こす

麩に含まれるグルテンは、セリアック病の人が食べると以下のような症状を起こす恐れがあります。

・下痢
・便秘
・脂肪便
・腹痛
・鉄欠乏性貧血
・栄養失調
・神経障害
・慢性的な疲労感
・骨や関節の痛み
・幼児の発達障害


セリアック病とはグルテンによって引き起こされる自己免疫疾患で、セリアック病の人は、体内でグルテンを分解できず異物として認識され、免疫機能が過剰に働きます。免疫が自分の腸を攻撃して腸内で炎症を起こすなど消化器官の不調につながり、栄養をうまく吸収できなくなります。

その結果、腹痛などのお腹の不調だけでなく、栄養失調や貧血などにつながる病気です。日本ではセリアック病の人の割合は低くなっていますが、欧米を中心に増加傾向にあるようです。セリアック病は現在有効な治療法がなく、発病しないためにグルテンの摂取を控えることが対策につながるためグルテンフリーを実施する人も増えています。

③グルテン過剰症を発症する

グルテンの摂取は、以下のような症状が出るグルテン過剰症につながることもあります。

・頭痛
・めまい
・集中力の低下
・下痢
・便秘
・腹痛
・湿疹

グルテン過剰症はグルテンを摂取した時に腸が炎症を起こす病気のことで、セリアック病ほどひどい症状にはならないものの注意が必要です。グルテン不耐症とも呼ばれ、腹痛や下痢などの胃腸の不調のほか、湿疹や頭痛などの体の不調にもつながります。詳細は解明されていない病気で、有効な治療法もないのでグルテン過剰症の人はグルテンフリーの実践が大切です。

麩の安全で危険を避ける食べ方は?

麩はグルテンが多く含まれているので、セリアック病やグルテン過剰症などの危険性があります。しかし、上手に取り入れることで麩に含まれるグルテンの危険を避けられます。ここでは、麩の安全で危険を避ける食べ方について紹介するので、参考にしてください。

①麩を食べる量は1日10g程度が目安

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