白湯の効果がすごい!美容・健康に良い作り方・飲み方のポイントや飽き防止のアレンジレシピも紹介!

【管理栄養士監修】白湯にある効果・効能を知っていますか?今回は、白湯の〈シミ予防・整胃腸・美肌〉など効能を、効果あり・なしの口コミ調査をもとに紹介します。白湯の作り方・飲み方のポイントやアレンジレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 石川桃子
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神奈川県川崎市内の歯科医院で管理栄養士として勤務。歯科栄養という新たな分野を様々な方に知っていただくために活動しております。...
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神奈川県川崎市内の歯科医院で管理栄養士として勤務。歯科栄養という新たな分野を様々な方に知っていただくために活動しております。歯スティバルという歯科イベントにて講師を務めさせていただきました。分子整合栄養学を学び、予防歯科には欠かせない食事をお子様やご高齢の方と様々な方への食事・栄養指導を行なっております。

目次

  1. 白湯とは?
  2. 白湯はインド医学「アーユルヴェーダ」が起源
  3. 白湯と湯冷まし・お湯の違い
  4. 白湯の効能は?美容・健康に効果あり?
  5. ①シミ予防・美肌効果
  6. ②胃腸を整え便秘解消
  7. ③二日酔い解消
  8. ④デトックス効果
  9. ⑤風邪・花粉症への免疫力を高める
  10. ⑥ダイエット効果
  11. ⑦冷え性・肩こりの改善
  12. ⑧腹痛の緩和
  13. 白湯の作り方・ポイントは?
  14. ①しっかり沸騰させる
  15. ②50℃まで冷ます
  16. ③冷めたお湯の再沸騰はNG
  17. 白湯の効果的な飲み方は?
  18. ①量は1日700~800ml
  19. ②一気に飲まない
  20. ③飲むタイミングは寝起きの朝・夜寝る前がおすすめ
  21. 白湯の効果はいつからある?ない?【口コミ調査】
  22. 白湯の効果があった人の口コミ
  23. 白湯の効果がない人の口コミ
  24. 白湯のアレンジレシピも紹介!
  25. ①白湯+梅干し
  26. ②白湯+生姜
  27. ③白湯+はちみつ
  28. ④白湯+レモン
  29. ⑤白湯+オリーブオイル
  30. 白湯を生活に取り入れよう

白湯とは?

薬を飲む時などにも使用される白湯ですが、どういったものか詳しく知らない方も多いかもしれません。まずは、白湯の起源と、白湯と湯冷ましとの違いについて見ていきましょう。

白湯はインド医学「アーユルヴェーダ」が起源

白湯の起源は、意外にもインド医学のアーユルヴェーダであるとされています。水を沸騰させた白湯は火、水、風の要素を含むので、取り入れることで体のバランスを整えると考えられている様です。

白湯と湯冷まし・お湯の違い

白湯・湯冷まし・お湯はそれぞれ似ていますが、水を温めたものがお湯、水を沸騰させたものが白湯、それを冷ましたものが湯冷ましと呼ばれています。しかし、白湯も飲むためには冷ます必要があるので、白湯と湯冷ましは同じ物とされることも多い様です。

白湯はお湯なので味はしませんが、体調の良い時に飲むと甘い味に感じる様です。白湯を飲む事で、体調のバロメーターになるかもしれません。

白湯の効能は?美容・健康に効果あり?

ここからは、白湯を飲む事で期待出来る美容・健康効果について紹介します。

①シミ予防・美肌効果

白湯を飲むと体を温めて毛細血管を拡張する効能があるので、代謝が上がって体内の老廃物が排出されやすくなります。体の余分なものが無くなることでニキビが無くなる、くすみが薄くなるといった美容効果が期待出来るでしょう。シミ対策にも効果的とされているので、肌トラブルに悩む人は白湯を取り入れてみましょう。

②胃腸を整え便秘解消

白湯には、胃腸の調子を整えて便秘を解消する効果も期待できます。便秘解消には水分を多く摂取することも重要ですが、冷たい水を大量に飲めば逆に内臓の働きを弱めることになります。白湯で内臓を温めて胃腸の調子を整えることで、自然と便秘が解消されるでしょう。

③二日酔い解消

二日酔いにはウコンといったイメージも強いですが、白湯も二日酔いの解消に効果的です。二日酔い時は脱水症状を起こしている場合が多いので、白湯を飲んで水分を補給しましょう。何も成分が含まれていない分、他の飲み物よりも水分が吸収されやすいのが白湯のメリットです。

また、水分代謝を促し、血液中のアセトアルデヒドを体外に早く排出する効果も期待できます。血中のアセトアルデヒド濃度が高くなることで二日酔いが起きるので、白湯を飲んで濃度を薄めましょう。(※2)

④デトックス効果

先程少し触れましたが、白湯を飲めば体温が上がって毛細血管が広がって血流が良くなるので、デトックス効果が期待できます。体に毒素が溜まれば肌が荒れやすくなるだけでなく、風邪を引きやすくなったりストレスを感じやすくなるので、白湯を飲んで健康維持に活かしましょう。

⑤風邪・花粉症への免疫力を高める

白湯を飲んで体温が上がることで、免疫力も上がるので風邪や花粉症といった病気にかかりにくくなる効能が期待できます。適量の摂取なら白湯には副作用の心配も無いので、気軽に取り入れられるのもメリットです。即効性がある訳では無いので、継続して飲み続けることが重要です。

⑥ダイエット効果

白湯には体温を上げて基礎代謝をアップさせる働きがあるので、ダイエット効果も期待出来ます。内臓温度が1度上がることで基礎代謝が10%ほど上がるとされているので、ダイエット中の方は白湯を取り入れて、上手に減量を目指しましょう。

(*白湯ダイエットの効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

白湯ダイエットの効果とは?正しいやり方・作り方は?痩せた口コミなども紹介!

⑦冷え性・肩こりの改善

冷え性で指先が冷える人や、肩こりに悩む方にも白湯はおすすめです。肩こりの原因も血行が悪いことが原因なので、内側から体を温めることで肩こりや腰痛の症状を改善できます。湿布や薬で効き目を実感できない人は、白湯を試してみてはいかがでしょうか。

⑧腹痛の緩和

お腹を温めると腹痛が緩和される事があるので、お腹が痛い時に白湯を飲めば、症状が弱まるかもしれません。コーヒーなどは刺激になることも考えられるので、他の飲み物よりもなにも含まれていない白湯を選ぶ方が良いでしょう。

白湯の作り方・ポイントは?

白湯は水を沸騰させるだけのシンプルな物ですが、作る時に気を付けたいポイントがあります。注意点についても併せて紹介するので、白湯を作る前にぜひチェックしてみてください。

①しっかり沸騰させる

白湯を作る時は、しっかり沸騰させるようにしましょう。沸騰させるのは水道水に含まれる塩素を除去するためでもあるので、沸騰してからも15分ほどはそのまま加熱を続けるのがおすすめです。

また、使用するのは水道水でもミネラルウォーターを使用しても構いません。ミネラルウォーターには塩素が含まれないので、水道水程沸騰させる必要は無いと考える人もいる様です。

②50℃まで冷ます

しっかり沸騰させた白湯はとても熱いので、50度前後になるまで冷ましましょう。すぐに飲みたい場合は水を入れたくなりますが、塩素が含まれる水道水を入れてしまうと沸騰させたのが無駄になってしまいます。飲みたい時間よりも早めに作っておき、自然に冷めるのを待った方が良いでしょう。

③冷めたお湯の再沸騰はNG

長時間放置して冷たくなりすぎた場合でも、一度沸騰した水の再沸騰は止めましょう。一度沸騰させるなら問題は無いものの、何度も沸騰させると酸素の構造が変わり、ヒ素やフッ化物など体に有害な物質が生まれてしまいます。

フッ化物の摂取は脳に良く無い影響があるとされているので、一度作った白湯が冷めたものは再沸騰せず、もう一度作り直すことをおすすめします。

白湯の効果的な飲み方は?

続いて、白湯の効果的な飲み方について紹介します。1日の適量や、おすすめのタイミングなどに付いて紹介するので参考にして下さい。

①量は1日700~800ml

白湯の1日の摂取量は、700~800mlほどがおすすめです。この量はコップ5杯ほどに相当するので、1日で何回かに分けて飲むと良いでしょう。1日の摂取量が多すぎると体に必要な成分まで流れてしまったり、胃腸に負担がかかる可能性があります。白湯を健康目的で飲む際は、適量を少しずつ取り入れるようにしましょう。

石川桃子

管理栄養士

特に食時の直前に水分をたくさん飲んでしまうと上記に書いてある様に胃液が薄まってしまうため、タンパク質が消化されずお腹が張ってしまったりする症状が出る可能性があるため、出来るだけ食間や食後に飲むと良いでしょう。

②一気に飲まない

白湯を効果的に飲みたいなら、がぶ飲みするのではなく少しずつ飲むようにしましょう。大人の胃袋が一度に飲める水の量は250ml位までと言われているので、余裕を見てコップ1杯位の量に抑えておくのが良いでしょう。適量なら白湯を飲む事で代謝アップ効果が期待できますが、あまりに大量に飲めば胃液が薄まって胃の機能を弱めてしまいます。

③飲むタイミングは寝起きの朝・夜寝る前がおすすめ

白湯を効果的に取り入れたいなら、飲むタイミングは朝や寝る前がおすすめです。寝起きの状態では内臓が冷えて働きが落ちていますが、白湯で温めれば消化機能が高まって消化不良などを起きにくくしてくれます。また、夜寝る前に白湯を飲めばリラックス効果を得られるので、なかなか寝付けない人にもおすすめです。

食後に白湯を飲みたい人もいるかもしれませんが、食後すぐに水分を摂ると内臓の消化機能が落ちるので、おすすめできません。食後に白湯を飲みたい場合は、30分程時間を空けるようにしましょう。

(*白湯の正しい飲み方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

白湯で効果がでない・痩せない原因は?正しい飲み方・作り方を紹介!

白湯の効果はいつからある?ない?【口コミ調査】

続いて、白湯を飲んだ人の口コミを見ていきましょう。続けて飲んで効果を実感できた人、効き目が無かった人の両方の口コミを紹介するので、参考にしてみてください。

白湯の効果があった人の口コミ

下記は、白湯を飲んで効果を実感した方の口コミです。一人目の人は半年白湯を飲んで便秘の改善効果を実感している様です。また、2人目の方は白湯を飲み始め、わずか1週間で減量に成功した様です。個人差はありますが、白湯を飲むと様々な効果があるのは間違いない様です。

20代女性

コップ1杯の白湯を毎年飲み続けて、半年ほど経過しました。食事前に飲むと体が温まりますし、食欲も少し抑えられています。更に、便秘も少しずつ改善傾向にあります。

30代女性

普段からお茶をよく飲むのですが、その代わりに白湯を飲むようにしました。ダイエット目的で飲み始めたのですが、1週間で体重が3kg落ちました。むくみも解消したので、自分には合っていた様です。

白湯の効果がない人の口コミ

白湯を飲んで効果を実感できた人がいる一方で、全く効果を実感できなかった人もいます。一人目の人はウォーキングと組み合わせても減量出来無かった様ですし、二人目の人も食欲抑制には効果が無かった様です。白湯に過度に期待するのではなく、無理のない範囲で取り入れるのが良いでしょう。

ツイッターの口コミ

少しずつ夜ご飯減らしてる(つもり)だし禁酒だってしてる、おやつだってほぼたべていない、白湯飲んでる、ウォーキング(と言うなの散歩)1時間は毎日でダイエット頑張っているんだけど全然痩せないしなんなら体重変わらないし。

ツイッターの口コミ

なんだか今日食欲がおかしい…食べても食べても食べたい。お腹空いてないのに食べたい、食べすぎると確実に気持ち悪くなるのに食べるのがやめられない歯磨きも白湯も効かない

白湯のアレンジレシピも紹介!

ここからは、白湯のアレンジレシピを紹介します。ただのお湯では飲みづらいと感じる方は、以下のレシピを試してみてください。

①白湯+梅干し

酸味のある味わいが好きな人は、種を除き、細かくした梅干しを白湯に入れて愉しみましょう。梅干しにはクエン酸が多く含まれるので疲労回復効果が期待できますし、免疫力アップ効果も期待できます。(※3)

②白湯+生姜

白湯の代謝アップ効果を高めたい方は、生姜をプラスするのがおすすめです。生姜のショウガオールには体温を上げて代謝を上げる効果が期待できますし、ジンゲロンには脂肪燃焼効果があるので、よりダイエット効果が期待出来るでしょう。(※4)

③白湯+はちみつ

甘い味わいが好きな方は、はちみつをプラスしてみてはいかがでしょうか?ただ美味しいだけでなく、はちみつに含まれるビタミンやミネラルが白湯と共に体中に運ばれるので、よりはちみつの健康効果を得ることができる様です。ブドウ糖も含まれるので、朝に飲めば脳の活性化にも役立つでしょう。(※5)

石川桃子

管理栄養士

はちみつは血糖値を上げるブドウ糖も含まれているため、入れるとしても少量をお勧めします。そして、飲む際にダラダラと長い時間をかけて飲んでしまうと虫歯のリスクを高めることにもつながってしまうため、飲むとしたら短時間で飲み、その後に必ず歯磨きをしてくださいね。

④白湯+レモン

白湯にレモンを加えれば、美容やダイエット効果が期待できます。レモンのエリオシトリンには脂肪の蓄積を抑える働きがあるとされていますし、ビタミンCが豊富なので美肌作りにも役立ちます。レモンのクエン酸には疲労回復効果もあるので、疲れた時に飲むのも良いでしょう。(※6)

⑤白湯+オリーブオイル

オリーブオイルに含まれるオレイン酸には整腸作用があるので、便秘改善を目的とする人におすすめです。オリーブオイルをそのままスプーンに入れて飲む健康法もありますが、油をそのまま飲む事に抵抗がある人は白湯に入れて取り入れてみましょう。

白湯を生活に取り入れよう

白湯は水を沸騰させるだけのシンプルな物ですが、美容、健康面でさまざまな効能が期待できます。継続することが重要なので、朝食前や就寝前に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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