焼肉はダイエット中でもOK?太りにくい食べ方・部位や翌日の対策も紹介!
【管理栄養士監修】焼肉はダイエット中に食べて良いのでしょうか?高カロリーそうで迷いますね。今回は、ダイエット中の焼肉の食べ方を、肉の〈部位・種類〉の選び方や〈たれ・焼き方〉など、食べ放題でも使えるポイントから紹介します。焼肉を食べた翌日のダイエット対策も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
牛ランプ肉は 牛の腰からお尻、ももにかけての部位で、肉の味が濃く脂身が少ないのが特徴です。低カロリーで厚みのある部位のため、食べ応えがあってダイエット中の満足感を上げることができるでしょう。
ダイエット中の焼肉で避けるべき部位・種類は?
カロリー | 脂質 | |
ホルモン | 268kcal | 22g |
バラ肉 | 371kcal | 32g |
(100gあたり)
ここまでは焼肉のメニューの中でも脂身の少ないおすすめの部位を見てきましたが、ここからはダイエット中は避けるべき部位や種類を紹介します。
①ホルモン
ホルモンは脂質が多く、ダイエット中には不向きな部位です。さらに、ホルモンの味付けは独特の臭みを消すために濃い目になっているのが通常で、その味付けの影響でついご飯を多く食べてしまいがちです。ダイエット中にホルモンを食べる時は、ホルモン自体はもちろんのこと、ご飯も食べ過ぎないように気を付けましょう。
②バラ肉
バラ肉はさまざまな部位の中でも特に脂身が多く高カロリーの部位なので、ダイエット中は選ばないほうが良いでしょう。バラ肉を食べ過ぎるとあっという間にカロリーオーバーになる場合もあるので、バラ肉を食べたい時は食べる量に注意が必要です。
ダイエット中の焼肉の食べ方は?白米は食べていい?
焼肉はご飯やお酒にも良く合う味付けのため、白米やビールが進んでしまいがちですが、ダイエット中も食べても良いのか心配になる場合もあるでしょう。ここでは、ダイエット中の焼肉の食べ方についてのポイントを解説します。
①食べる順番は野菜から
ダイエット中に焼肉を食べる時は、食物繊維を含む野菜、タンパク質を含む肉、糖質の多いご飯の順番で食べるのがポイントです。ご飯を最初に食べると血糖値が急上昇してしまいますが、血糖値の急上昇はインスリンの過剰分泌による脂肪の蓄積を引き起こすのでダイエットを妨げてしまいます。
野菜に含まれる食物繊維には、この血糖値の急激な上昇を防ぐ効果があるため、脂肪の蓄積も防ぐことができるでしょう。さらに、野菜に含まれる食物繊維には体内での脂肪の吸収を抑える効果もあるので、脂肪の摂取量が多くなりがちな焼肉を食べる時にはぴったりです。また、サンチュなどで焼肉を包んで食べることもダイエットに効果的でしょう。(※2、3)
②ビールなどの酒のカロリーにも注意する
焼肉を食べるとビールなどのお酒が飲みたくなりますが、焼肉を食べながらお酒を飲むとダイエットの妨げになる場合があるので注意が必要です。ビールに含まれる炭酸ガスは、胃腸の働きを活発にし、食欲を増進させる効果があります。
さらに、アルコール自体にも食欲を増進させる効果があるため、お酒を飲みながら食べることで量を多く食べ過ぎてしまう可能性が高まるでしょう。また、お酒自体にもカロリーが含まれているため、飲めば飲むほどカロリー摂取量が増えてしまいます。焼肉と一緒にお酒を楽しむ時は飲む量に注意し、なるべく低カロリーなお酒を選ぶことも大切です。(※4)
石川桃子
管理栄養士
暑い時期は喉渇きにビールをグビグビ飲む方も多いのではないでしょうか?アルコールは食欲増進にも繋がりますが利尿作用が働き、身体の中の水分を出してしまう働きもあります。そのため、夏場にたくさん飲みすぎてしまうと脱水症状を起こし熱中症になる可能性が高まります。そのため、お酒はほどほどにしましょう。そして、飲むときは必ず同量のお水を用意しましょう。
③食べ放題は脂質少なめの部位を選ぶ
焼肉のメニューは、肉の部位や種類によってカロリーや脂質の量は異なります。そのため、焼き肉の食べ放題を楽しむ時は、なるべく脂質が少ないレバーやヒレ肉を選ぶようにしましょう。逆にカルビやバラ肉などの脂質の多い部位はなるべく控えて、カロリーオーバーを防ぐことが大切です。