焼肉はダイエット中でもOK?太りにくい食べ方・部位や翌日の対策も紹介!
【管理栄養士監修】焼肉はダイエット中に食べて良いのでしょうか?高カロリーそうで迷いますね。今回は、ダイエット中の焼肉の食べ方を、肉の〈部位・種類〉の選び方や〈たれ・焼き方〉など、食べ放題でも使えるポイントから紹介します。焼肉を食べた翌日のダイエット対策も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
焼肉を食べる時は、じっくり焼いて脂身を落とすこともダイエットに効果的です。お肉はよく焼くことで余分な脂が落ちるため、脂が落ちた分だけカロリーを抑えることができます。火加減が強いとじっくり焼きづらいので、弱めの火加減で焦げないように時間をかけて焼くようにしましょう。(※5)
⑤たれより塩・レモン・ネギでシンプルに食べる
甘いたれはカロリーや糖質を含んでいるため、カロリーの低い肉の部位を選んでいても、たっぷりたれを付けて食べると予想以上にカロリーを摂取してしまいます。さらに、たれの濃い味はご飯の食べすぎにもつながるので、ダイエット中は塩やレモン、ネギといったシンプルな味付けで楽しむことがダイエット成功の秘訣です。
また、ネギと一緒に赤身の部位を食べるのもダイエット中にはおすすめです。肉に含まれるビタミンB1とネギに含まれるアリシンを合わせることで、糖質代謝を促進することができます。特に焼肉と一緒にご飯を食べることが多い方は、ネギを一緒に食べることで、ご飯に含まれる糖質が脂肪に変わるのを防ぐことができるでしょう。(※6)
⑥白米を控える
焼肉はご飯が進む味わいのため、大盛りのご飯と一緒に焼肉を楽しむ方も多いですが、ダイエット中はなるべく控えることが大切です。白米には糖質が多く含まれるため、焼肉と一緒に食べることでカロリーも糖質も過剰摂取することになります。
焼肉と一緒に白米を食べたいときは、できる限り小盛りで頼んだり、食物繊維が豊富なビビンバを頼むのも良いでしょう。また、1人で食べるのではなく、複数人で分け合うことで食べ過ぎを防ぐことができます。(※7)
焼肉を食べた翌日にできるダイエット対策
焼肉を食べた時は、翌日の行動も大事です。特に焼肉を食べ過ぎてしまった時は、次の日の食事や生活を気を付けることで太るのを防ぐことができます。ここでは、焼き肉を食べた翌日にできるダイエット対策をいくつか紹介しましょう。
①夕食のカロリー・糖質に気を使う
焼肉を食べた当日はカロリーオーバーになる場合が多いので、翌日は一日を通してなるべくカロリーや糖質量を控えめにすることが大切です。特に夕食のカロリーや糖質には気を使った方が良いでしょう。
朝食や昼食で摂取したカロリーは一日の活動の中で消費されますが、夕食後は寝るだけなのでカロリーや糖質が消費されづらい傾向にあります。翌日の夕食のカロリーや糖質を控えめにすることで、前日に摂取しすぎたカロリーや糖質を消費しやすくなるでしょう。
②運動してカロリー消費を試みる
焼肉を食べ過ぎてしまった翌日は、運動してカロリー消費を試みるのもおすすめです。運動は、カロリーを消費できるだけでなく、胃腸の働きを高めて消化や代謝を促してくれます。軽い散歩程度でも効果はあるので、通勤時に階段を使ったり、一駅分歩いてみたりするのも良いでしょう。
③こまめに水分をとる
焼肉を食べた翌日は、たくさん水を飲むことで太りにくくなります。水分の量が不十分だと、代謝が落ちてカロリー消費ができず、消費されなかったカロリーは脂肪として蓄えられます。さらに、水分排泄も上手く行えないため、むくみの要因にもなるでしょう。
食べすぎた翌日は1日に1.5~2Lの量を目安に水分を摂取することで、消化を促す効果があるため、積極的に水を飲むことが大切です。
焼肉はダイエット中でも食べられる!
ダイエット中も食べ方に注意すれば焼肉を食べることができます。ダイエット中は焼肉を避けがちですが、我慢のし過ぎは過食などの原因になります。食べる部位や翌日の行動に気を付けて、上手に焼肉を楽しみましょう。