麦茶ダイエットは効果ある？水分代わりに飲んで良い？やり方や痩せた口コミなど紹介！

夏の水分補給に活用されることも多い麦茶ですが、ダイエットや美容効果はあるのでしょうか。ここからは、ダイエットに効果的な麦茶の飲み方や、注意点・懸念点などを紹介します。

緑茶や紅茶などのカフェインを含むお茶は、飲み過ぎるとカフェインの過剰摂取が原因で、めまいや興奮・不眠などの症状が現れることがあります。一方の麦茶には、カフェインが全く含まれていないため、飲み過ぎの心配はありません。麦茶はダイエットに役立つ成分も含まれているので、ダイエット中の水分補給を麦茶に変えることで、ダイエット効果が期待できます。

さらに、麦茶にはミネラルの1種であるカリウムが豊富に含まれているので、水分補給だけでなくミネラルの補給にも役立ちます。なお、麦茶はほとんどカロリーを含まないため、ダイエット中でも太る心配はありません。

麦茶の効能やメリットはどんなものがあるのでしょうか。普段の飲み物を麦茶に変えることによって、健康や美容にどのように影響するのか紹介します。

麦茶の香ばしい香りは、大麦を焙煎する際に発生するアルキルピラジンに由来するものです。このアルキルピラジンには全身の血流を良くする効果があるため、代謝を上げて痩せやすい体作りに役立つでしょう。

麦茶に含まれるGABA（ギャバ）には、血管の収縮を抑制して血圧の上昇を防ぐ働きがあります。GABAには、高血圧の原因になる塩分の排出を促進する作用もあるため、麦茶は高血圧の予防にぴったりの飲み物と言えるでしょう。

麦茶に含まれるGABAには、動脈硬化の原因となる中性脂肪やコレステロールを減らす働きもあると言われています。血中コレステロールは脂質の多い食事などが原因で増えてしまいがちなので、油を多く使用した食事を食べる時などには麦茶を一緒に飲むと良いでしょう。

麦茶に含まれるカリウムには、不要な塩分を水分と一緒に排出する効果があるので、むくみの改善に効果的です。（※1）

食事を食べて血液中の塩分濃度が高くなると、人間の体は塩分濃度を薄めるために体に水分を溜め込み、むくんでしまう場合があります。体がむくむと血流やリンパの流れが悪くなり、代謝が落ちて太る場合があります。さらに、むくみが長期間続くと脂肪細胞が水分を吸収して肥大したセルライトに変わってしまうので、むくみは早めに解消することが大切です。

塩分の多い食事を取った後やむくみを感じた時には、麦茶を飲んでむくみを解消しましょう。

麦茶には、活性酸素を除去する作用を持つポリフェノールが含まれています。活性酸素はメラニンの生成を促進して、美容の大敵でもあるシミやそばかすを増やす原因になりますが、麦茶を飲むことでメラニン生成を抑えることができます。

さらに、麦茶に含まれるミネラルにはメラニンの代謝を促進する効果もあるため、ポリフェノールとミネラル両方の作用で美肌効果を得ることができるでしょう。（※2、3）

麦茶には活性酸素を除去するポリフェノールが含まれており、アンチエイジングにも効果的です。活性酸素は体内の細胞を酸化させて老化を進ませてしまいますが、生きている限り活性酸素の発生を止めることはできません。しかし、麦茶を飲むことで活性酸素の除去が促進されるため、若々しい体を保つことに役立ちます。