チョコレートは太る?太らない?食べ過ぎにならない量やダイエット向きの食べ方を紹介!
【管理栄養士監修】チョコレートを食べると太るのかどうか知っていますか?種類と食べ方によっては太りにくいようです。今回は、チョコレートの太りにくい理由やダイエット効果などを紹介します。チョコレートのダイエット向きの食べ方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- チョコレートは太る?太らない?
- チョコレートのカロリー・糖質を見てみよう
- チョコレートの脂肪分は太りにくい
- チョコレートを食べて太る部位・場所
- チョコレートで太る原因は?毎日はNG?
- ①食べ過ぎている
- ②ホワイトチョコなど甘いチョコを食べている
- ③夜寝る前に食べている
- チョコレートのダイエット向きの食べ方・選び方は?
- ①昼食から夕食までに食べる
- ②カカオ70%以上のチョコを選ぶ
- ③緑茶を一緒に飲む
- ④オリゴ糖のチョコレートを選ぶ
- チョコレートで太りにくい商品のおすすめ
- ①リベラ ビターチョコ
- ②オリゴスマート マイルドビターチョコ
- ③チョコレート効果(カカオ72%)
- ④ロッテ ゼロ
- ⑤明治 明治ザ・チョコレート力強い深みコンフォートビター
- チョコレートの食べ方には気を付けよう
チョコレートは太る?太らない?
高カロリーで脂質の多いチョコレートはダイエット中は避けられがちですが、実際はチョコレートで太るのでしょうか。チョコレートの糖質とカロリーや、チョコレートの脂肪分について解説していきます。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
チョコレートのカロリー・糖質を見てみよう
商品名(100gあたり) | カロリー | 糖質 | 脂質 |
チョコレート | 558kcal | 51.9g | 17g |
ポテトチップス | 554kcal | 52.5g | 35.2g |
じゃがりこ | 500kcal | 63.7g | 25g |
ポッキー | 503kcal | 66.8g | 22g |
チョコレートのカロリーと糖質を他のお菓子と比較してみると、最もカロリーが高いとわかります。しかし、糖質は最も低く同じチョコレートを使用したポッキーと15gほどの差があり、脂質はポテトチップスの約半分の量に抑えられています。
チョコレートの脂肪分は太りにくい
カカオ豆の脂肪は、他の食べものに含まれる脂肪と比べて良質なもので、しかも直接太ることにつながらないということが報告されています。
チョコレートの原料のカカオ豆の半分以上は脂質ですが、含まれる脂質の多くはステアリン酸と呼ばれる良質なものです。ステアリン酸は一般的に肥満の原因とされる中性脂肪ではなく、体内に吸収されにくくエネルギーになりにくい特徴を持つ脂肪です。
そのため、チョコレートの脂質は体脂肪に変わりにくく、これがチョコレートの脂肪分は太りにくいと言われる理由です。
チョコレートを食べて太る部位・場所
食べるものによって脂肪のつき方は違いがあるようで、チョコレートを食べて太った場合、脂肪が付きやすい部位は膝上と言われています。そのため下半身のダイエットや、特に膝周りの脂肪を気にしている人は、チョコレートを食べるのを控えた方が良いかもしれません。
チョコレートで太る原因は?毎日はNG?
チョコレートに含まれる脂肪分は太りにくいとわかりましたが、チョコレートを食べて太る原因はどこにあるのでしょうか。毎日食べられるのかについても触れていきます。
①食べ過ぎている
チョコレートを食べて太る原因で最も多いのが、チョコレートの食べ過ぎです。チョコレートはカロリーや脂質が多い食べ物なので、体に吸収されにくい脂肪でも食べ過ぎれば太る原因になります。ただし、1日の間食の目安の200kcalを超えなければ毎日でも食べて良いようです。(※2)
ハイカカオチョコレートやミルクチョコレート、ホワイトチョコレートでは、カロリーの差が大きく開くのでカロリーオーバーしないようにそれぞれに含まれるカロリーに注意しましょう。
②ホワイトチョコなど甘いチョコを食べている
商品名 | カロリー | 糖質 |
ミルクチョコ | 560kcal | 51.8g |
ホワイトチョコ | 588kcal | 50.3g |
カバーリングチョコレート | 513kcal | 63.1g |
アーモンドチョコレート | 457kcal | 37.1g |
ホワイトチョコレートも他のチョコレートと同じようにカカオ豆が原料ですが、チョコレートになるまでの過程が違いほとんど脂肪分で作られています。そのため上記の表のように比較をしても、カロリーが最も高いのがわかります。ダイエット中などカロリーに気を遣っている時にはホワイトチョコレートは避ける方が無難です。
ホワイトチョコレートでなくても、ミルクチョコレートやカバーリングチョコレートなど砂糖を多く使用した甘いチョコレートは、カロリーが高くなりやすいので注意が必要です。