魚肉ソーセージのタンパク質量は?1本当たりだと?筋トレ向きな理由も紹介!
魚肉ソーセージのタンパク質量を知っていますか?毎日食べるのは良いのでしょうか?今回は、魚肉ソーセージのタンパク質は1本何gかを、〈筋トレ・筋肉〉に良い理由とともに紹介します。魚肉ソーセージは健康に悪いかや、食べ続けるとどうなるかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- 魚肉ソーセージのタンパク質の量は1本当たりどのくらい?
- 魚肉ソーセージ1本当たりタンパク質8.1g
- 魚肉ソーセージとちくわのタンパク質の量の比較
- 魚肉ソーセージは筋トレに向いている?筋肉になりやすい?
- ①速筋を増やす
- ②カロリーと脂質が低い
- 魚肉ソーセージのダイエットに活用する方法も知っておこう
- 魚肉ソーセージのタンパク質を筋トレに活かすコツは?
- ①筋トレ後30分以内に魚肉ソーセージを食べてタンパク質を取る
- ②ビタミンB6・B2・Cが含まれる食材とともに食べる
- ③朝と夜に魚肉ソーセージを食べる
- 魚肉ソーセージは健康に悪い?食べ続けると?何本まで?
- ①塩分量が多い
- ②病気のリスクが上がる
- 魚肉ソーセージのほかの栄養素も知っておこう
- ①DHA・EPAが含まれている
- ②カルシウムが多く含まれている
- ③ビタミンB2やナイアシンが含まれる
- 魚肉ソーセージのタンパク質を知ろう
魚肉ソーセージのタンパク質の量は1本当たりどのくらい?
魚肉ソーセージは、魚のすり身を主原料として作られたソーセージです。手軽で食べやすく、価格も安いので人気もありますが、タンパク質量はどのくらい含まれているのでしょうか。ここでは、魚肉ソーセージのタンパク質量や糖質、栄養などについて紹介します。
魚肉ソーセージ1本当たりタンパク質8.1g
魚肉ソーセージのタンパク質量は、メーカーによって異なりますが、おおむね1本あたり8.1g程度です。魚肉ソーセージ100gに含まれているタンパク質の量は11.5gで、一般的な魚肉ソーセージのサイズはそれよりも小さく80gほどのものが多いです。
魚肉ソーセージとちくわのタンパク質の量の比較
100gあたり | タンパク質 | カロリー | 糖質 |
魚肉ソーセージ | 11.5g | 158g | 12.6g |
ちくわ | 13.2g | 107g | 13.3g |
ウインナーソーセージ | 11.5g | 319g | 3.3g |
ランチョンミート | 14g | 279g | 0.7g |
はんぺん | 9.9g | 93g | 11.4g |
かまぼこ | 12g | 93g | 9.7g |
魚肉ハム | 155g | 13.4g | 11.1g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
表の糖質は、成分表の炭水化物から食物繊維を差し引いた数値を記載しています。魚肉ソーセージのタンパク質量は、同じ魚のすり身で作られているちくわよりも少し多く含まれています。しかし、ちくわは1本あたり20g程度なので、1本あたりで比較すると魚肉ソーセージの方が多いです。
同じ魚のすり身で作られたはんぺんなどや、豚肉で作られたソーセージやランチョンミートも同じ10~14g程度のタンパク質量ですが、カロリーや脂質が高くなります。また、糖質量を比較すると魚肉ソーセージの糖質は高くちくわと同じくらいの数値のため、糖質制限中の人は注意が必要です。
魚肉ソーセージは筋トレに向いている?筋肉になりやすい?
魚肉ソーセージは安価で手に取りやすく、そのまま食べられるので手軽にタンパク質を摂取できると人気です。そのため、魚肉ソーセージは筋トレ向けの食品と言われることもあります。ここでは、魚肉ソーセージが筋トレ向きの食品かどうかについて紹介します。
①速筋を増やす
魚肉ソーセージの原料となるのは、主にスケトウダラの身で、スケトウダラに含まれるタンパク質は速筋を増やすのに効果的です。速筋は、同じ筋肉の中でも瞬発力を発揮する時によく使われる筋肉のことで、筋トレなどの筋肉に負荷をかける運動には欠かせません。
②カロリーと脂質が低い
魚肉ソーセージと同じように、豚肉などから作られるソーセージも手軽で食べやすく人気のある加工食品ですが、魚肉ソーセージの方がカロリーや脂質が低く筋トレ向きの食品です。筋トレでは、タンパク質を多く摂取し、カロリーや不要な脂質を減らす食事が効果的です。
魚肉ソーセージのダイエットに活用する方法も知っておこう
魚肉ソーセージはタンパク質などの栄養が豊富で、脂質やカロリーが低くて太りにくいので、ダイエットにもおすすめです。1日のうち、他の食材と合わせて摂取したり主食を置き換えたりすることで、必要な栄養を減らさずに摂取カロリーや脂質をおさえられます。
(*魚肉ソーセージのダイエットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
魚肉ソーセージのタンパク質を筋トレに活かすコツは?
魚肉ソーセージはダイエット向きの食品で、筋トレにも向いていますが、どうすればより効果的に筋トレに活かすことができるでしょうか。ここでは、魚肉ソーセージのタンパク質を効率よく筋トレに活かす方法を紹介します。
①筋トレ後30分以内に魚肉ソーセージを食べてタンパク質を取る
魚肉ソーセージを筋トレに活かすには、筋トレ後30分以内に魚肉ソーセージを食べるのがおすすめです。筋トレで筋肉に負荷をかけた場合、負荷から1~2時間程度たった頃が一番筋肉の合成が活発に行われます。そのタイミングで魚肉ソーセージに含まれるタンパク質が効率よく使われるようにするためには、筋トレ後30分以内に食べるタイミングが最適です。
②ビタミンB6・B2・Cが含まれる食材とともに食べる
筋トレで魚肉ソーセージを食べる時は、ビタミンB6・B2・Cが含まれる食品と一緒に食べると効果的です。ビタミンB6はタンパク質から筋肉が作られるのをサポートする働きがある栄養素で、バナナや玄米などに多く含まれています。
また、ビタミンB2はタンパク質の代謝に関わる栄養素で、ビタミンCはタンパク質が吸収されるのを促進する働きがある栄養素です。
③朝と夜に魚肉ソーセージを食べる
タンパク質は朝食にしっかり摂取する方が、他の時間帯に食べるよりも筋肉増加効果が大きく、筋トレの効果もアップできます。朝食後、よりタンパク質がたくさん作られることは、タンパク質に含まれるトリプトファンが体内時計を調整することと関わりがあるようです。
また、夜にタンパク質を多く含む食品を食べると、成長ホルモンが刺激されてタンパク質の合成が促進されます。魚肉ソーセージは就寝前に食べてもカロリーや脂質が少ないので、太りにくく夜食にもおすすめです。
魚肉ソーセージは健康に悪い?食べ続けると?何本まで?
魚肉ソーセージーは筋トレ向けの食品ですが、身体に悪いこともあるのでしょうか。ここでは、魚肉ソーセージが体に悪いのかや、1日に食べる適量を紹介します。
①塩分量が多い
魚肉ソーセージはタンパク質が豊富でカロリーや脂質が少なく、ダイエットにもおすすめですが、塩分が多いので食べ過ぎは危険です。基本的な適量は一日1本までで、食べ過ぎで塩分の過剰摂取にならないように注意する必要があります。
②病気のリスクが上がる
魚肉ソーセージの食べ過ぎは、以下のような病気を誘発する可能性があります。
・骨粗しょう症
・腎機能の低下
・高血圧
魚肉ソーセージを食べ過ぎて塩分の摂り過ぎになると、高血圧や腎機能の低下を招く恐れがあります。また、魚肉ソーセージに含まれる添加物の中でも、リン酸ナトリウムは腎臓に負担をかけるので腎臓機能の低下につながるリスクが指摘されています。
他にも、リン酸ナトリウムはカルシウムの吸収を阻害する物質で、骨粗しょう症などのカルシウム不足による病気の原因になるので注意してください。
(*魚肉ソーセージは健康・体に悪いのかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
魚肉ソーセージのほかの栄養素も知っておこう
魚肉ソーセージは、タンパク質以外の栄養素も多く含まれています。ここでは、魚肉ソーセージに含まれる体に良い栄養素を紹介します。ダイエットや筋トレだけでなく、普段の献立作りにも役立ててみてください。
①DHA・EPAが含まれている
魚肉ソーセージはスケトウダラから作られているので、魚に多く含まれているDHA・EPAが豊富です。脳の発達や神経の機能維持に役立つDHAは、脂質の減少にも役立ちます。また、EPAは血流を良くし、心筋梗塞などの病気の予防に効果的です。
②カルシウムが多く含まれている
魚肉ソーセージにはカルシウムも多く含まれていて、骨の健康や神経の機能向上にも役立ちます。骨粗しょう症の予防にもなり、丈夫な歯や骨を作るためにも欠かせない栄養素が摂取できます。
③ビタミンB2やナイアシンが含まれる
魚肉ソーセージはタンパク質や脂肪の代謝に関わる、ビタミンB2や皮膚や粘膜の健康維持に役立つナイアシンも含まれています。どちらもエネルギーなど体内の代謝をサポートする栄養素で、筋トレの効率を上げたい時にもおすすめです。
魚肉ソーセージのタンパク質を知ろう
魚肉ソーセージは手軽で食べやすく、おやつ代わりにもなる食品で、タンパク質が豊富に含まれているので筋トレにもおすすめです。タンパク質以外の栄養素も含まれていますが、食べ過ぎると体に良くない影響もあります。紹介したタンパク質量やおすすめの食べ方などを参考に、魚肉ソーセージを筋トレに役立ててみてください。