紅生姜の栄養素と効能は?健康に効果あり?牛丼で塩分を取り過ぎる注意点も紹介!

【管理栄養士監修】紅生姜に含まれる栄養素には、何があるか知っていますか?今回は、紅生姜の栄養成分・効能に加え、カロリー・糖質量なども紹介します。塩分など食べる際の注意点や自宅で簡単に出来る紅生姜の作り方も紹介するので、参考にしてみてください。

専門家監修 |管理栄養士・栄養士 竹本友里恵
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。...
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。最近はスポーツ栄養にも興味あり。趣味はフラワーゼリーなどのお菓子作りや写真です。幼少期から高校まで過度な野菜嫌いと偏食だった経験があり、食事によって身体の調子が良くなる事を体感したことから管理栄養士を目指す。正しい知識を学び、楽しい人生を送りましょう!よろしくお願いします。

目次

  1. 紅生姜はどんな食材?牛丼になぜ使う?
  2. 生姜を赤梅酢に漬けた食材
  3. 牛丼・焼きそばと一緒に食べることが多い理由
  4. 紅生姜のカロリー・糖質
  5. 紅生姜の栄養素と効果・効能
  6. ①ショウガオール
  7. ②ジンゲロン
  8. ③ジンゲロール
  9. ④シオネール
  10. 紅生姜を食べる際の注意点は?
  11. 塩分の過剰摂取
  12. 紅生姜の作り方【自宅で簡単】
  13. 材料
  14. 紅生姜の作り方・手順
  15. 紅生姜の塩分の摂り過ぎには気をつけよう

紅生姜はどんな食材?牛丼になぜ使う?

普段よく目にする紅生姜とは一体どんな食材なのでしょうか。赤い理由など、ここではそんな疑問を探っていきます。また、牛丼になぜ使うのかという理由も解説していきます。

生姜を赤梅酢に漬けた食材

紅生姜とは、梅酢に赤しその色素を加えた赤梅酢に、生の生姜を漬け込んで作られており、通常は濃いピンク色に着色されます。しかし、私たちが普段目にする紅生姜は、着色料を施しているため、真っ赤な色がほとんどとなっています。

また、似た食材にお寿司屋さんでよく目にするガリがあります。紅生姜との違いは、生姜を薄くスライスし、熱湯に潜らせてから、赤梅酢ではなく甘酢に漬け込みます。そのため、生姜のアントシアニンと、甘酢のクエン酸が反応して、甘くて淡いピンク色の仕上がりとなっています。

竹本友里恵

管理栄養士

紅生姜は梅酢に漬けて作られますが、スーパーなどで売られているものは、クエン酸や食紅・保存料などの食品添加物が付与されています。外食に行くと、常温で紅生姜が置いてあるのを見かけたことがあると思いますが、腐らないのも食品添加物が大量に含まれていまるからです。着色料をとして使用されるタール色素は主に石油を原料として作られ、危険度が高いです。また紅生姜の甘さは合成甘味料が使用されてることが多く、安価でカロリーが低いのが特徴ですが、砂糖の甘さの500倍で発がん性があると言われています。

牛丼・焼きそばと一緒に食べることが多い理由

牛丼や焼きそばは茶色くあまり見映えしない色になっていますが、紅生姜の鮮やかな赤を加えることによって、色の変化を楽しむことが出来ます。また、味のアクセントにもなり、食欲も湧いてきて、飽きることなく食べられまるでしょう。生姜は消化を助けてくれる効果があるので、脂っこい牛丼や焼きそばに必要不可欠な脇役と言っても過言ではありません。

紅生姜のカロリー・糖質

出典: https://www.eiyoukeisan.com/calorie/img/gram/tukemono/benisyouga_1.JPG

カロリー 糖質
紅生姜(100g) 19kcal 4g
紅生姜(1食分:10g) 2kcal 0.4g

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

紅生姜の原材料である生姜はカロリーなどが低いヘルシーな食材です。紅生姜は生姜を酢で漬けた物なので、カロリーも糖質もとても低く、ダイエット中でも罪悪感無く使う事が出来るでしょう。

紅生姜の栄養素と効果・効能

紅生姜は、果たして料理の脇に添えるだけの、ただのわき役なのでしょうか。ここでは紅生姜の栄養素、効果・効能はどんなものがあるのかを紹介していきます。

①ショウガオール

ショウガオールとは、ジンゲロールを加熱することによって変化した成分で、古くから漢方としても処方されていて、乾燥させることによって発揮する成分となっています。新陳代謝を促進させ、体を温めたりする効果があるので、冷え性の方におすすめです。食べる際は100℃で30分加熱すると効果が増大するそうです。

②ジンゲロン

ジンゲロンとは、ジンゲロールが加熱・乾燥して変化したもので、生姜特有の香りを放つ成分となっています。ジンゲロンには、脂肪燃焼を促進したり、免疫力を高めるため、生活習慣病の予防や健康を維持したい方、そしてダイエットにも効果があります。

③ジンゲロール

ジンゲロールとは、生の生姜に多く含まれています。ジンゲロールは辛味成分の素となる成分で、強力な殺菌作用も兼ね備えている成分です。生ものを食べるときに一緒に食べるのも良いでしょう。お寿司屋さんや、お刺身を食べるときに脇に添えられているガリは、箸休めというでだけではなく、殺菌もしてくれるので、理にかなっている食材と言えるでしょう。

④シオネール

シオネールとは、生姜の香り成分で食欲増進効果あり、夏バテ予防や疲れた時などに使用すると効果が見られる成分となっています。また、精神を安定させる作用や安眠効果もあり、リラックスした状態を作ります。なかなか寝付けない夜は生姜湯を飲んでみるのも良いでしょう。

(*生姜の栄養価・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

生姜の栄養素と効能は?加熱OK?成分を逃さない食べ方・レシピも紹介!

紅生姜を食べる際の注意点は?

ここまでは紅生姜は良い食材であるという内容を伝えてきましたが、そんな紅生姜には注意点もあります。それはどんなことなのでしょうか。次は紅生姜を食べる際の注意点を解説していきます。

塩分の過剰摂取

一日の日本人の食事摂取基準の目標量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満となっていますが、紅生姜は保存食であるため、塩分量はかなり多く100g中7.1gも含まれています。紅生姜は、料理の脇に添えられるなど、一回の摂取量は少ないものの、この塩分量には気を使うべきでしょう。

一日5g~10g以内に留めておく必要があります。因みに某有名牛丼チェーンで使用している紅生姜の入っている小袋には5gの紅生姜が入っているそうです。ぜひ参考にしてください。

(*塩分の他に、生姜の成分も摂りすぎると体に害を及ぼします。生姜成分の摂りすぎによる悪影響について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

生姜を食べ過ぎると副作用あり?腹痛・下痢も?1日の適量を解説!

紅生姜の作り方【自宅で簡単】

ほとんどの人が作ることなく買うことが多い紅生姜ですが、果たして自宅でも作れるのでしょうか?ここでは、簡単に作れる紅生姜の作り方を紹介します。

材料

・新生姜(正味)…1Kg
・あら塩…40g
・赤梅酢…適量(約1L~)
・赤紫蘇…適量(梅干しを漬けた時のもの)

紅生姜の作り方・手順

紅生姜の作り方は、以下の通りです。

1.スプーンで皮をこそげる
2.さっと洗って水を切り重さを量る(塩は生姜の4%)
3.生姜にあら塩を塗して1晩おく
4.翌日、ザルに生姜を上げて1日天日干しする
5.瓶に生姜とひたひたになるくらいの赤梅酢を入れ1週間おく
6.漬けてあった赤梅酢は捨て、生姜を半日干す
7.瓶に戻し入れ、新たに赤梅酢をひたひたに入れる
8.梅干しを漬けた赤紫蘇で蓋をして保存する。1週間おいて出来上がり


乾燥させる時間や、漬ける時間は多少かかりますが、作業する時間は少なく、単純な工程となっています。この乾燥させる工程が長い間保存できるポイントとなっています。また、容器は必ず殺菌するなど清潔な瓶を使用しましょう。

竹本友里恵

管理栄養士

紅生姜は梅干しをつけた後の赤梅酢で漬けることができるので、梅酢が余った時の一品にもオススメです。生姜の旬は6月下旬、梅干しがつけ終わるのが7月下旬から8月が多いので、タイミングもバッチリです。塩分濃度が20%前後の赤梅酢でつけた物なら、冷蔵庫で1年程保ちます。味が濃過ぎた場合、水で薄めてしまうと消費期限が短くなってしまうので、水ではなくお酢やみりん、酒などで調整するのがオススメです。

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紅生姜の塩分の摂り過ぎには気をつけよう

紅生姜は体に良い食材ではありますが、保存食なので塩分もたくさん含まれていることがわかりました。適量を心がけ、食中毒予防のためにの殺菌の力を利用したいとき、健康を維持したい人など、毎日の料理のアクセントに加えてみてはいかがでしょうか。

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