マヨネーズは太る?太らない?理由やダイエット向きの食べ方を解説!
【管理栄養士監修】マヨネーズを食べると太るのでしょうか?今回は、マヨネーズで太る場合の原因のほか、実は食べても太りにくい理由やダイエット効果を紹介します。マヨネーズのダイエット向きの使い方・作り方を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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マヨネーズは太る?実は嘘?
マヨネーズは、さまざまな料理や食材に合う万能調味料です。しかし、マヨネーズといえばカロリーが高くてダイエットの敵と思われがちですが、マヨネーズは本当に太るのか、カロリーが高いと体にどんな影響があるのか、実際のカロリーを見ながら解説します。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
マヨネーズは高カロリーだが糖質制限に向いている
高カロリーなマヨネーズですが、糖質が低いことはあまり知られていません。マヨネーズと並び、人気のあるケチャップとカロリーや糖質を比べてみましょう。
カロリー | 糖質 | |
マヨネーズ | 706kcal | 3.6g |
ケチャップ | 121kcal | 25.9g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
この表を見ると、ケチャップと比べてマヨネーズの糖質はかなり低いです。マヨネーズは主成分が植物油と卵のため、脂質やコレステロール値は高いですが、糖質は低くなります。サラダや一般的な量であれば、マヨネーズは糖質制限のダイエットに使える調味料といえます。
一瀬 ゆかり
管理栄養士
表では、卵すべてを使用して作られる【全卵マヨネーズ】の数値を示していますが、卵黄のみを使用する【卵黄マヨネーズ】では、カロリー・糖質のどちらも低くなります。メーカーや商品ごとに、砂糖類の使用の有無なども異なりますので、選ぶ際には原材料欄と栄養成分表示を確認しましょう。
マヨネーズで太る場合の原因は?
マヨネーズは油と卵を多く使っているため、コレステロールや脂質が高いイメージからダイエットをする人達に敬遠されます。ここでは、マヨネーズを使って太る場合の原因を解説していきます。
①食べ過ぎている
マヨネーズは脂質が高いため、成人が1日に摂取する目安量は大さじ1杯とされています。また、大さじ1杯に含まれているコレステロールは約20mgと少ないため、目安を守っていれば太る原因にはなりません。しかし、食べ過ぎるとマヨネーズに含まれる脂質約100kcalエネルギーとして使いきれず、中性脂肪として溜め込まれて太る原因となります。
②唐揚げなど高カロリーな食べ物にマヨネーズをかけている
から揚げは衣をつけて油で揚げているため、高カロリーなだけでなく糖質や脂質も多い食べ物です。そのため、から揚げとマヨネーズを一緒に食べてしまうと、脂質の一日の摂取量を簡単に超えてしまうので、太る原因となります。
マヨネーズで太りにくい理由は?ダイエット効果ある?
ダイエットの敵といわれるマヨネーズですが、じつは必ずしもダイエット中に食べられないわけではありません。ここでは、マヨネーズの効果や、太りにくい理由について解説していきます。
①血糖値が上がりにくい
食品には、食後の血糖値の上がりやすさを示すGI値があり、マヨネーズはGI値が15と低GI食品に含まれますが、他の調味料はどのくらいなのでしょう。
・マヨネーズ 15
・本みりん 15
・めんつゆ 20
・ケチャップ 30
・オイスターソース 30
・赤味噌 33
・上白糖 109
普段使用する調味料と比べると、マヨネーズはGI値が低いことがわかります。GI値が高いと、血糖値を下げるためにインスリンというホルモンがたくさん分泌され、中性脂肪として体に蓄えられやすくなってしまいます。ダイエット中には、血糖値にも注意が必要です。(※2、3)