ウイスキーは太る?太らない?カロリー・糖質やダイエット向きの飲み方を紹介!
【管理栄養士監修】ウイスキーを飲むと太るのでしょうか?今回は、ウイスキーの飲んでも太りにくい理由やカロリー・糖質を他のお酒と比較して紹介します。ほか、ウイスキーの太りにくい飲み方や量・飲むタイミングも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ウイスキーは飲んだら太る?太らない?
アルコール類はカロリーや糖質量の高いものが多いですが、ウイスキーの場合はどうでしょうか。ウイスキーを飲んだら太るのかどうか、まずはウイスキーの成分やカロリーなどから見ていきましょう。
ウイスキーは飲んでも太りにくい
ウイスキーには、血糖値の上昇を抑える働きや便秘を解消する働きを持つ数種類のポリフェノールが含まれているため、飲んでも太りにくいダイエット向きのお酒であると言えます。また、これらのポリフェノールにはプリン体から尿酸が産生されるのを抑えたり、尿酸の排出を促したりする働きもあるため、尿酸値のコントロールにも役立つでしょう。(※3)
なお、ウイスキーに含まれるポリフェノールは、ウイスキーを熟成する際に使われるオーク樽などから溶け出したもので、熟成期間の長いウイスキーほどポリフェノールを豊富に含むと言われています。
石川桃子
管理栄養士
他のアルコールよりも身体に優しいからといって、飲み過ぎには十分注意しましょう!特に暑くなる時期は喉渇きにアルコールを飲む飲み方が増えてきますが、アルコールは水と同じ水分でも利尿作用があるため身体の中の水分を余分に排泄してしまいます。そのため、水分をとっているのに脱水症状が起こります。アルコールを飲む際には必ず同量のお水を飲んでくださいね。
(*ウイスキーにダイエット効果はあるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ウイスキーのカロリー・糖質を他のお酒と比較すると?
カロリー | 糖質 | |
ウイスキー | 71kcal | 0g |
焼酎 | 73kcal | 0g |
ビール | 200kcal | 15.5g |
ワイン(赤) | 73kcal | 1.5g |
日本酒 | 103kcal | 3.6g |
梅酒 | 78kcal | 10.4g |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記は、ウイスキーを含む色々なお酒の1杯分のカロリー・糖質量の目安ですが、ウイスキーは他のお酒と比べて低カロリーなことが分かります。
さらに、蒸留酒であるウイスキーや焼酎は、蒸留の過程で糖類が除かれるため糖質を含みません。一方で、蒸留過程が無いビールや、加工の過程で砂糖などの糖分を加える梅酒の糖質量はかなり高いためダイエットには不向きです。このように、ウイスキーは他のアルコール類よりカロリー・糖質量ともに低く、ダイエット向きであると言えるでしょう。
ウイスキーのダイエット向きな飲み方は?飲むタイミングはいつ?
蒸留酒であるウイスキーは比較的太りにくいお酒ですが、飲み方に気を付けないと太ることもあります。ここでは、ダイエット中におすすめのウイスキーの飲み方や、飲むタイミングを紹介します。
①1日に2杯を目安にする
ウイスキーはビールなどに比べて低カロリーですが、飲み過ぎは太る原因になります。ウイスキーの場合は、1杯あたりの量を30mlとして、1日2杯までを目安に飲むと良いでしょう。1日に摂取するアルコールの適量は、純アルコール摂取量に換算して20g以内と言われていますが、ウイスキー2杯であればこの基準値内に収まります。
②糖質の低いおつまみにする
ダイエット中はお酒だけでなく、おつまみの種類にも気を付けることが大切です。ダイエット中におすすめな低カロリー・低糖質のおつまみは以下の通りです。
・枝豆
・冷奴
・生ハム
・するめいか
・漬物
上記のようなおつまみは、スーパーやコンビニで簡単に手に入るほか、多くの居酒屋でも扱っているメニューです。ウイスキーは糖質を含まないお酒ですが、おつまみで糖質を過剰摂取すれば太ってしまうので、おつまみのカロリーや糖質量にも気を付けましょう。
石川桃子
管理栄養士
おつまみには日頃以外と摂れていないタンパク質が豊富なものを選ぶと良いでしょう。上記のようなものや、チーズなんかもオススメです。日頃食べないものを選ぶようにすると栄養素も偏らずに摂れるのでいろんなものを選ぶようにしてみてくださいね。