ウイスキーにダイエット効果あり?痩せる飲み方は?おつまみのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】ウイスキーダイエットを知っていますか?痩せるのでしょうか?今回は、ウイスキーダイエットの効果や正しいやり方を痩せた・成功者の口コミを元に紹介し、おつまみのおすすめも紹介します。ウイスキーダイエット向けの美味しい割り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- ウイスキーダイエットとは?なぜ向いている?
- ウイスキーは蒸留酒でカロリー・糖質が低い
- ウイスキーダイエットの効果とは?痩せる?
- ①血行を促進する
- ②脂肪を燃焼するホルモンが増加する
- ③糖尿病の予防や美白効果がある
- ウイスキーダイエットのやり方・正しい飲み方は?
- ウイスキーの割り方のおすすめ
- ウイスキーは1日2杯まで、飲み過ぎはNG
- ウイスキーダイエットの注意点はある?太る場合とは?
- ①カロリー・糖質が高いおつまみを避ける
- ②休肝日を作る
- ウイスキーダイエット向きのおつまみのおすすめを紹介!
- ①ミックスナッツ:121.6kcal
- ②ビーフジャーキー:290kcal
- ③スモークサーモン:135kcal
- ④チーズかつお:261kcal
- ⑤おつまみこんにゃく:82kcal
- ⑥エイヒレ:84kcal
- ウイスキーをうまく活用してダイエット!
ウイスキーダイエットとは?なぜ向いている?
ウイスキーは穀物を原料とした蒸留酒の一種で、樽で熟成させて作られているお酒です。このウイスキーを用いるウイスキーダイエットとは、どのようなダイエットなのでしょうか。ここではまず、ウイスキーのカロリーや糖質について他のお酒と比較しながら紹介します。(※1)
ウイスキーは蒸留酒でカロリー・糖質が低い
1杯あたり | カロリー | 糖質 |
ウイスキー | 71kcal | 0g |
焼酎 | 73kcal | 0g |
ワイン | 75kcal | 1.7g |
ブランデー | 76kcal | 0g |
梅酒 | 156kcal | 20.7g |
ビール | 215kcal | 15.5g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※2)
ウイスキーがダイエット向きと言われるのは、ウイスキーが蒸留酒でカロリー・糖質が低いことが理由です。お酒にはウイスキーや焼酎のような蒸留酒と、ワインやビールのような醸造酒の2種類があります。
蒸留酒と醸造酒には製法に大きな違いがあり、米やブドウなどを発酵させて作る醸造酒は糖質を含む一方で、醸造酒を蒸留してアルコール成分を抽出して作る蒸留酒は糖質を含みません。これは醸造酒が米やブドウといった原料の成分を含むのに対し、蒸留酒はアルコール成分のみを集めて作るため、原料の成分を含まないことが理由です。
血糖値の上昇は肥満の原因になりますが、糖質を含まないウイスキーは飲んでも血糖値が上がらないため、太りにくいとされています。また、カロリーに関しても梅酒のように甘みを加えるお酒やビールのような醸造酒に比べると低めです。(※3、4)
(*その他のお酒のカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ウイスキーダイエットの効果とは?痩せる?
ウイスキーダイエットには、どのような効果があるのでしょうか。ウイスキーを飲むことで、痩せる効果はあるのかなど詳しく紹介していきます。
①血行を促進する
お酒を飲むと体が温かくなるのは、お酒に入っているアルコールによって血管が拡張され血液の流れが良くなることから起こっています。ウイスキーは他のお酒に比べてアルコール度数が非常に高いため、少量でも血行を促進する効果があります。血行が促進されると代謝が上がり、一時的に、消費エネルギー量が増えるでしょう。
②脂肪を燃焼するホルモンが増加する
ウイスキーは樽で熟成させて作られていますが、熟成させることで樽からポリフェノールが溶け出します。このポリフェノールの働きによって、脂肪の燃焼を促進するホルモンが増加することがわかっており、代謝が上がってダイエット効果につながります。
ただし、この脂肪を燃焼する効果はウイスキーを飲む量を増やすほど効果も増えるわけではないので、飲酒量には注意が必要です。(※5)
③糖尿病の予防や美白効果がある
ウイスキーにはポリフェノールやエラグ酸が含まれており、この2つの成分はいずれも血糖値のコントロールに関わるという研究結果が出されたため、糖尿病などを予防する可能性があると期待されています。
さらに糖質を含むお酒を多量に飲むと血糖値が上昇しますが、ウイスキーは糖質を含んでいないため、血糖値が上がらないことから糖尿病の原因になりにくいのがメリットです。また、ポリフェノールやエラグ酸にはシミの素となるメラニンの生成を抑える働きもあり、美白効果を期待することもできます。(※6、7)
荒井玲夢
管理栄養士
ウイスキーに含まれるポリフェノールは、ワインよりも強い抗酸化作用があると近年言われています。そのため、適量を守ることでアンチエイジング効果も期待できます。