みょうがの栄養素・効能は?芳香成分の健康効果や調理法のおすすめなど紹介!
【管理栄養士監修】みょうがに含まれる栄養・芳香成分や効能を知っていますか?今回は、みょうがを食べると得られる効能や調理する際のポイントを紹介します。さわやかな香りを愉しめるみょうがの栄養が取れるレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
25μg | 240μg | 10% |
葉酸は、細胞などを作る際必要となる核酸を合成する働きがあります。胎児は細胞分裂が活発なので、しっかり摂取することで正常な発育に役立ちます。また、神経管閉鎖障害のリスクを減らす効果も期待できるので、妊婦の方には積極的に摂取してほしい栄養成分です。(※3)
④カリウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
210mg | 2500mg | 8% |
カリウムには、体内のナトリウム量を調節してくれる効果があります。余分なナトリウムを体内から排出するので、普段から塩分の高い食事をよく食べるといった方には特におすすめしたい栄養素です。また、ナトリウムが排出されることで余分な水分も排出され、むくみ解消効果も期待できます。(※4)
⑤ミョウガジアール
ミョウガジアールはみょうがに含まれる辛味成分で、酵母や細菌を育ちにくくする効能があります。細菌が育ちにくい効能から、ミョウガジアールには食物が腐るのを遅らせたり、防止する効果があるとされています。
⑥カンフェン
みょうがに含まれるカンフェンには芳香成分が含まれており、この成分には抗炎症作用があります。抗炎症作用があるカンフェンを摂取することで、リウマチや神経痛の症状を和らげてくれる効果が期待できます。
熊橋麻実
管理栄養士
みょうがは抗酸化作用や発汗作用、抗炎症作用などがあり、暑い時期に積極的に摂取したい食材です。夏風邪や夏バテの防止効果が期待できますよ。
みょうがを調理する際のポイントは?
続いて、みょうがを調理する際のポイントを見ていきましょう。しっかりアク抜きして、生でも美味しく食べるためのポイントを紹介します。
水にさらしてアク抜きをする
みょうがは、そうめん・冷ややっこの薬味にしたり、生で食べることも多い野菜です。生でみょうがを食べる時には、水にさらしてアク抜きをしましょう。アク抜きの方法は水に30秒程浸けておくだけで良いので簡単ですし、時間が無い時でもすぐにできます。長時間浸けると香りと色が抜けるので、浸けすぎには注意しましょう。
アク抜きをすれば独特の香りが和らいで、苦手な方でも食べやすくなります。よりシャキシャキ感を愉しみたい場合は、氷水に浸けておくのがおすすめです。また、加熱して食べる場合にはアク抜きの必要はありません。
みょうがの栄養が取れるレシピのおすすめ
ここからは、みょうがを使用したおすすめレシピを紹介します。美味しくて栄養が摂れるレシピばかりなので、薬味だけでなく色々なレシピに活用してみましょう。
①みょうがのサラダ
みょうがを玉ねぎやきゅうりと共に取れるサラダです。水にさらしているのでみょうがのにおいは適度に和らぎますし、独特な風味を感じられるのでレタスだけでは味気ないと感じる方にもおすすめです。