ドライフルーツの栄養価・効能を果物別に!健康・美容に効果あるのは?
【管理栄養士監修】ドライフルーツに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、ドライフルーツ【果物別】の栄養成分・効能に加え、ドライフルーツにあるダイエット効果なども紹介します。食べる際の注意点やレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- ドライフルーツにするメリットは?栄養ある?ない?
- ①栄養価が凝縮される・上がる
- ②アンチエイジング効果が期待できる
- ③保存性が高まる
- ④貧血予防
- ドライフルーツ【果物別】の栄養価・効能
- ①ドライ柿(干し柿)
- ②ドライみかん・オレンジ
- ③ドライキウイ
- ④ドライアップル
- ⑤干しバナナ
- ⑥ドライブルーベリー
- ⑦ドライいちじく
- ⑧ドライパイナップル
- ⑨ドライトマト
- ⑩ドライマンゴー
- ⑪ドライプルーン
- ⑫デーツ
- ⑬生姜糖
- ⑭レーズン
- ⑮ドライドラゴンフルーツ
- ⑯ドライいちご
- ドライフルーツにあるダイエット効果は?
- ①噛む回数が多いため満足感がある
- ②食物繊維が豊富
- ③むくみ解消
- ドライフルーツを食べる際の注意点は?
- ①生の果物よりカロリー・糖質がかなり高め
- ②無添加のものを選ぶ
- ドライフルーツの栄養がとれるレシピのおすすめ
- ①ドライフルーツのパウンドケーキ
- ②フルーツとナッツのサラダ
- ③ドライトマトの春パスタ
- ドライフルーツは栄養豊富な食材
ドライフルーツにするメリットは?栄養ある?ない?
ドライフルーツは、生のフルーツよりも容易に食べられることで広く知られいますが、生のフルーツでなく、ドライフルーツを食べるメリットはあるのでしょうか。今回はドライフルーツを食べることで得られるメリットを紹介します。
①栄養価が凝縮される・上がる
ドライフルーツは、新鮮な果実の水分が飛んだ分、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養成分が濃縮されています。特にポリフェノールや食物繊維は生の状態よりも多く含まれており、効率的に栄養を補給することができます。
②アンチエイジング効果が期待できる
ドライフルーツの特徴の一つは、皮ごと食べられるところです。フルーツの皮には、外敵から身を守るファイトケミカルと呼ばれる栄養素が詰まっています。例えば、フルーツの皮に多く含まれる抗酸化作用を持つポリフェノール類やビタミンEには、美肌効果、メラニン抑制、シワ予防などのアンチエイジング効果が期待できます。
③保存性が高まる
生のフルーツは傷みやすく、日持ち期間が短いですが、原因は水分が多いため微生物の増殖が活発になりやすいからです。一方、ドライフルーツは水分を蒸発させて水分量を減らしているため、微生物の繁殖を抑えることができます。そのため、生のフルーツよりも保存性が高く手軽に食べることができます。
④貧血予防
貧血予防に欠かせない栄養素として鉄分が挙げられます。ドライフルーツは生のフルーツより鉄分の含有量も多く、特にレーズンやデーツ、アプリコットがおすすめです。また、ビタミンCと一緒に摂ることで鉄分の吸収率が上がるため、ドライフルーツのビタミンCは間接的に貧血予防に貢献しています。
ドライフルーツ【果物別】の栄養価・効能
カロリー | 糖質 | 食物繊維 | |
干し柿 | 276kcal | 55.3g | 14.0g |
ドライみかん | 348kcal | 74.5g | 4.6g |
ドライブルーベリー | 311kcal | 74.2g | 11.5g |
生姜糖 | 390kcal | 88.2g | 1.2g |
ドライプルーン | 237kcal | 61.6g | 1.9g |
ドライマンゴー | 335kcal | 68.9g | 2.4g |
ドライパイナップル | 351kcal | 85.3g | 2.2g |
ドライいちご | 341kcal | 74.5g | 0.9g |
デーツ | 289kcal | 75.9g | 2.3g |
ドラゴンフルーツ | 不明 | 不明 | 不明 |
ドライピーチ | 294kcal | 68.7g | 7.8g |
ドライいちじく | 271kcal | 66.0g | 9.9g |
干しバナナ | 287kcal | 74.3g | 7.0g |
ドライトマト | 355kcal | 87.1g | 0.7g |
ドライキウイ | 337kcal | 67.7g | 4.4g |
ドライアップル | 315kcal | 72.0g | 7.0g |
レーズン | 315kcal | 83.4g | 4.1g |
ドライいちご | 341kcal | 74.5g | 0.9g |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
ドライフルーツには元となる果物によって含まれる栄養成分や効能も様々です。今回は果物別にドライフルーツの栄養価と効能を紹介します。
(*各種ドライフルーツのカロリーや糖質について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
①ドライ柿(干し柿)
干し柿は、噛めば噛むほどジューシーな味わいが特徴で、食物繊維も多く含まれており、便秘改善効果が期待できます。また柿は干し柿にすることで、ビタミンAが増え、生の状態よりも、肌や骨の健康を保ち、感染症を予防する効果がみられます。