エゴマの葉の栄養と効果・効能は?食べ方や保存方法も紹介!

エゴマの葉に含まれる栄養素を知っていますか?エゴマは青じそと同じシソ科の一年草です。今回は、エゴマの葉の栄養成分・効能に加え、食べ方・レシピのおすすめも紹介します。エゴマの葉の保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. エゴマの葉はどんな食材?
  2. エゴマの葉の旬や選び方
  3. エゴマの葉の栄養素と効果・効能
  4. ①βカロテン
  5. ②ロスマリン酸
  6. ③αリノレン酸
  7. ④カルシウム
  8. エゴマの葉の食べ方のおすすめは?
  9. エゴマの葉は油と一緒に食べるのがおすすめ
  10. エゴマの食べ過ぎには注意
  11. エゴマの葉の栄養が摂れるレシピのおすすめ
  12. ①エゴマの葉のキムチ漬け
  13. ②エゴマの葉のチヂミ
  14. ③エゴマの葉の豚肉巻き
  15. エゴマの葉の保存方法・期間は?
  16. エゴマの葉は【冷蔵】の場合1週間ほど保存可能
  17. エゴマの葉は【冷凍】の場合1ヶ月ほど保存可能
  18. エゴマの葉は栄養豊富な食材

エゴマの葉はどんな食材?

大葉に似ているエゴマの葉は、韓国ではキムチや醤油漬けにしたり、焼き肉や刺身を巻いて食べたりする定番の食材です。最近、日本でも見かけるようになったエゴマの葉にはどのような栄養効果があるのでしょうか。ここでは、エゴマの葉の旬や選び方を解説します。

エゴマの葉の旬や選び方

良いエゴマの葉の選び方は以下のようになります。

・葉が鮮やかな緑色をしている
・葉にハリがあるもの
・香りが強いもの
・みずみずしいもの


エゴマの葉は、ハウス栽培などで1年を通して出荷されていますが、露地栽培のものは初夏から夏にかけて葉が茂るので、6月から8月にかけてが旬になります。エゴマの葉を選ぶ時は、葉がしなびたものや茶色くなっているものは避けましょう。

(*エゴマについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

えごま(荏胡麻)とは?効果・効能や栄養素は?食べ方やレシピのおすすめを紹介!

エゴマの葉の栄養素と効果・効能

エゴマの葉は食べると十年長生きすると言われ、ジュウネンと呼ぶ地域もあります。美容や健康に良い効果がある食材として、エゴマの葉やエゴマ油なども話題になっています。ここでは、エゴマの葉の栄養成分や効能を解説するので参考にしてください。

①βカロテン

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
13700ug - -

エゴマの葉に豊富に含まれるβカロテンは体内でビタミンAに変換され、目や鼻の粘膜、肌や爪、髪を健康にする効能があります。また抗酸化作用が強く、免疫力を高め、生活習慣病の予防や老化防止に役立ちます。(※1)

②ロスマリン酸

エゴマの葉には、シソ科の植物に多く含まれている、ポリフェノールの一種のロスマリン酸が豊富です。ロスマリン酸には抗炎症作用があり、アレルギー性の疾患を和らげる効果や、認知症の予防、脳の健康を維持する効果があります。また、血糖値の上昇を抑制する働きがあるので、糖尿病を予防する効果も期待できます。(※2)

③αリノレン酸

エゴマの葉に含まれるαリノレン酸は、人間が体内で生成できないため、食品から摂取しなくてはならない必須脂肪酸です。血流を改善し、血栓の予防やコレステロール値を抑制する効果があり、生活習慣病の予防になります。他にもアレルギーの改善や、老化予防の効果など体に良い効能がたくさんあります。(※3)

④カルシウム

含有量(10g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
193mg 650mg 30%

エゴマの葉には、骨や歯を作るのに欠かせないカルシウムが多く含まれており、骨粗しょう症の予防に役立ちます。カルシウムは、胎児の発育にも重要な役割を果たすため、特に妊婦は積極的に摂取したい栄養素の一つです。また、エゴマの葉は鉄やマグネシウムと言った日本人に不足しがちなミネラルも豊富です。(※4)

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