カップラーメンで太る原因は?夜食はNG?痩せる・太りにくい食べ方を紹介!
【管理栄養士監修】手軽に調理できて、持ち運びもしやすいカップラーメンは太る食べ物でしょうか?今回は、カップラーメンを食べて太る原因や、ダイエット向きな太りにくい食べ方など紹介します。カップラーメンのカロリー・糖質も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
カップラーメンは太る?太らない?
カップラーメンは沸騰したお湯を入れて3分で調理できる便利な食品です。しかし、カップラーメンにはカロリーや糖質が高いイメージがあるため、食べて太るのか?太らないのか?が気になる方も多いのではないでしょうか。ここではカップラーメンのカロリーや糖質などについて解説します。
カップラーメンのカロリー・糖質から見てみよう
カロリー | 糖質(炭水化物) | |
カップヌードル(シーフード) | 323kcal | 45.8g |
カップヌードル | 351kcal | 44.5g |
カップヌードル(カレー) | 422kcal | 50.6g |
カップヌードル(チリトマト) | 354kcal | 45.5g |
ビッグカップヌードル | 457kcal | 60.2g |
カップヌードル ミニ | 163kcal | 21.8g |
チキンラーメンどんぶり | 386kcal | 53.3g |
MARUCHAN QUTTA SHO-YUラーメン | 346kcal | 44.4g |
MARUCHAN QUTTA TONKOTSUラーメン | 347kcal | 41.5g |
サッポロ一番しょうゆ味どんぶり | 318kcal | 47.1g |
普通サイズのカップラーメンのカロリーは350kcal前後、糖質は45g前後です。成人男性の一日の摂取カロリー目安である2200kcalに比べて、普通サイズのカップラーメンのカロリーは1/6以下なので、カップラーメンを昼食や夕食として食べてもカロリーの摂りすぎにはならないでしょう。
カップラーメンで太る原因とは?
カップラーメン自体のカロリーはそれほど高くないものの、カップラーメンが太りやすいと言われているのはなぜでしょうか。ここではカップラーメンで太る原因を解説します。
①麺が糖質の塊である
カップラーメンは、麺が糖質の塊であり、それが太る原因の一つです。カップラーメンを食べると、糖質を多く摂取し、それにより血糖値が急上昇します。血糖値が急上昇すると、体内では血糖値を下げるホルモンであるインスリンが分泌され、糖をエネルギーに変換して血糖値を下げます。
しかし、このインスリンには、エネルギーに変換しきれなかった余ってしまった糖を体脂肪に変えて蓄積する働きがあります。カップラーメンのように糖質が多い食品は、カロリーがそこまで高くなくても、糖質が原因で太る場合があるでしょう。(※1)
②カップラーメンに加えおにぎりなども一緒に食べている
カップラーメンは腹持ちが悪いからと、おにぎりなどを一緒に食べる方も多いかもしれません。しかし、おにぎりなどを一緒に食べると、カップラーメン単品よりもカロリー・糖質量が高くなります。
高岡由貴
管理栄養士
カップラーメンだけでは腹持ちが悪いからとおにぎり(糖質)を食べるのではなく、例えばコンビニでも買える茹で卵・チーズ・焼き鳥・サラダチキン等タンパク質の食品を選ぶと血糖値も乱高下しにくいですし栄養バランスも良くなりますよ!
③毎日・3食カップラーメンを食べている
作る手間がなく楽だからと言って、毎日・3食カップラーメンを食べることは太る原因になります。カップラーメンには、私たちの体に必要なビタミンやミネラルなどの栄養素がほとんどないため、代謝がうまく回らず、結果として糖質がうまく利用できずに太る原因となります。痩せやすい体つくりのためには栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。
高岡由貴
管理栄養士
代謝が良い体=『食べたものがきちんとエネルギーへ換わり利用できているから脂肪が貯まらない体』のことです。ビタミンやミネラルがその補助をしてくれるため、野菜や海藻類を食べてビタミンやミネラルをしっかり摂ることが大切です。
(*カップラーメンが体に悪いといわれる原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)