海苔の消化は日本人しかできないのはデマ?酵素に秘密あり?健康効果や栄養価など紹介!
海苔は消化にいいのかどうか知っていますか?今回は、日本人にしか海苔を消化できないのかや理由、外国人でも食べれる様にする方法を紹介します。赤ちゃんが食べてもいいかや食べ方、栄養価の効果・効能も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ここからは、海苔の消化の良い食べ方のポイントを紹介します。胃腸があまり強く無い人は、海苔を食べる時の参考にしてください。
①よく噛んで食べる
よく噛んで食べることで、食べ物が口の中で最小限まで細分化されるため、胃で消化されやすくなります。また、よく噛むことで唾液アミラーゼという消化酵素の分泌が多くなるので、消化を助けてくれます。(※2)
②時間をかけて食べる
お喋りをしたり、音楽を聴きながらゆったりした気持ちで時間をかけて食べることで、消化吸収がしやすい状態を作ることができます。時間をかけることで咀嚼回数も多くなるので、海苔を食べるときは特に食事時間を長く取るように心がけてみてください。
③一気に食べ過ぎない
どの食材もそうですが、一気にたくさんの量を食べると胃腸に負担がかかります。水溶性食物繊維を含む海藻の中でも特に消化に時間のかかるのが海苔です。食べ過ぎると胃もたれや胸焼けなどを起こす可能性があるため、適量を守って食べるようにしましょう。
海苔の栄養価や効果・効能は?食べるメリットは?
ここからは、海苔に含まれる栄養価について紹介します。身体に嬉しい効果・効能やメリットを順番に見ていきましょう。
①整腸作用・便秘解消
海藻には水溶性食物繊維が豊富に含まれていますが、中でも海苔の栄養素の1/3は食物繊維と言われています。食物繊維には便のカサを増やして便秘を解消する効果や腸内の環境を整える整腸作用があり、食物繊維が不足しがちな現代人には欠かせない栄養素です。
②美肌効果
海苔にはビタミンCが豊富に含まれており、その量はミカンの1.5倍ほどにもなります。ビタミンCには、コラーゲン生成を手助けする効果やメラニンの合成を防ぐ美白効果などの役割があります。美肌効果と抗酸化作用による免疫力アップ効果が期待出来るので、老化防止や風邪予防など健康的な身体作りにおすすめです。(※3)
③疲労回復効果
海苔には牛乳100mlと同等のビタミンB群や良質なタンパク質、タウリンなども含まれています。ビタミンB1、B2には、糖質をエネルギーに変える働きがあるため、疲労回復効果が期待できます。
タンパク質やタウリンらアルコール摂取時に必要な肝臓や腎臓など内臓の働きを強化する作用もあるため、お酒を飲むときには海苔を使用したおつまみを取り入れるのがおすすめです。(※4、5、6、7)
④ガン予防の効果
魚に含まれるEPA(イコサペンタエン酸)は海苔にも含まれており、がん予防の効果があると注目されています。その他にも、悪玉コレステロールや中性脂肪の減少効果もあるため、がん予防だけでなく生活習慣病予防にも効果が期待できます。(※8)
(*海苔の栄養価・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)