チーズトーストのカロリー・糖質は?ダイエット向きの食べ方や栄養素を紹介!
【管理栄養士監修】チーズトーストのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、チーズトーストのカロリー・糖質量を他のトーストやチーズの種類別で比較し、栄養素や効果も紹介します。チーズトーストのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
チーズトーストの栄養素は?ダイエット効果ある?
ダイエットをするには、ある程度、栄養やその効能を知っておくことが大事です。チーズトーストでは、主にどのような栄養が摂れるのかを紹介します。
①食パン:炭水化物
炭水化物は、生きていくうえで必要な、エネルギー源となる栄養素です。成分表では、糖質と食物繊維に分けられることがあります。血液中にブドウ糖として吸収された後、神経や組織を動かし、脳を活動させます。
過剰に摂ると体内に蓄積され、肥満や糖尿病の原因になります。そのため、ダイエットしている人から、太る原因だと敬遠されがちです。しかし、逆に欠乏してしまうと、パワー不足からくる疲労感や、基礎代謝・集中力の低下を招きます。(※2)
②チーズ:タンパク質
タンパク質は、体の主成分となり、体を健康的に保つのに必要不可欠な栄養素です。あらゆるホルモンや酵素などにも成り、コラーゲンやアミノ酸もここに含まれます。一部は、炭水化物に代わるエネルギー源に使われることもあります。
わたしたちの体をつくる皮膚や血液は、生きている限り、古いものから新しいものへ常に入れ替わっています。ダイエット中でも美しい健康な体をつくるために、毎日の食事に摂るべき栄養といえるでしょう。(※3)
③チーズ:カルシウム
言わずと知れた、骨に欠かせないミネラルです。ミネラルとは、栄養素の中でも微量で構成されるものの総称です。しかしカルシウムは、怪我時の出血を抑えたり、体内の調子を整えたりと、幅広いサポートを行います。
筋肉や神経も安定させ、苛立ちを抑えてくれる効果もあり、ダイエットの役に立つといえるかもしれません。食事では過剰に摂取する可能性は低く、むしろ欠乏しやすい栄養素の1つなので、積極的に摂るようにしましょう。ただし、サプリメントによる過剰摂取には気をつけてください。(※4)
④カルシウム以外のミネラル
チーズトーストには、カルシウム以外にも、カリウムやリンなどのミネラルが含まれています。カリウムは細胞を正常に保ち、血圧を調整します。むくみを解消するので、美容効果にも期待がもてる栄養素です。リンは、カルシウムの吸収を助ける栄養素ですが、スナック菓子などでの過剰摂取には気をつけてください。
他にも、微量ですがセレンというミネラルもあり、甲状腺や血圧に関するホルモンや、ガン予防に期待される効能をもちます。(※5、6)
チーズトーストをダイエット向けにカロリーオフする方法は?
ダイエット中でも、どうしても食欲が抑えられないときはくるものです。チーズトーストを食べたいときに、摂取カロリーを低くしたい場合、どうすればよいのかの対策を提案します。
①食パンを薄くする
カロリー | 糖質 | |
食パン(5枚切り1枚あたり) | 187kcal | 30.4g |
食パン(6枚切り1枚あたり) | 156kcal | 26.6g |
食パン(8枚切り1枚あたり) | 117kcal | 19g |
カロリーや糖質は、チーズよりもパンの方が比率が高いです。そのため、パンのサイズを小さくすることで、効率的にカロリーを抑えやすくなります。6枚切りと5枚切りのものを比べても、約30kcalの違いがあります。
②チーズの量を減らす
これ以上パンを小さくできないならば、チーズの量を減らしてみましょう。味が薄くなるかもしれませんが、ハーブソルトやふりかけでカバーをすることも可能です。ただし、塩分などの栄養バランスが変化するので、掛け過ぎなどには気をつけてください。