パセリの栄養素・効能がすごい!成分を逃さない食べ方や生・乾燥で比較して紹介!
【管理栄養士監修】パセリに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、パセリの栄養成分やすごい効能に加え、栄養素を逃さない食べ方や生・乾燥での栄養比較を紹介します。たくさん食べる方に紹介したい食べ過ぎの注意点も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
パセリは生で販売されているものと、振りかけて使うのに便利な乾燥タイプがあります。乾燥させても栄養素や効能は減らないのでしょうか。
結果、より効率的に栄養素を摂取できる
乾燥パセリは加熱させて作るため熱に弱いビタミン類などは減少してしまうものの、水分が飛んで栄養素が凝縮されるため、結果的に効率的に摂取できます。ただし、乾燥パセリを100gも食べる事はありませんから、効率的と言っても摂れる栄養はそれほど多くは無いでしょう。
住吉彩
管理栄養士
自分で乾燥させる方法として、電子レンジを使う方法もありますが、せっかくのパセリの香りが飛んでしまうためオススメは出来ません。乾燥させたパセリはフライや天ぷらの衣に混ぜ合わせたり、スープの浮き実にして香りだけでなく色も楽しんでみてはいかがでしょうか?
パセリの食べ過ぎには注意が必要?
ここまでパセリのすごい栄養と効能を紹介しましたが、食べ過ぎには注意が必要な野菜です。パセリの独特の臭いの正体であるアピオールが関係しています。
アピオールの過剰摂取が危険な理由
パセリはとても体に良い野菜ですが、食べ過ぎには注意しましょう。パセリには葉酸や鉄分などの妊娠中に必要な栄養が豊富ですが、パセリに含まれるアピオールは子宮を刺激し、食べすぎると流産の恐れがあります。
実際に、昔ヨーロッパでは比較的安全に流産ができることで流産薬として用いられてきました。妊婦さんはパセリの摂取量に注意し、食後に一口食べるなど適量に抑えましょう。
パセリは栄養豊富な野菜
日本でのパセリは料理の飾りとして扱われることが多いですが、揚げ物や飲み会の席でのお皿に乗っているのは意味があったのですね。海外ではサラダなどで入れられることも多いようですし、栄養豊富なパセリをもっと身近な野菜にして食べられたら良いですね。