とうもろこしのダイエット効果・効能は?やり方・方法や痩せた口コミなど紹介!
【管理栄養士監修】とうもろこしダイエットを知っていますか?本当に効果はあるのでしょうか?今回は、とうもろこしにあるダイエットへの効果・効能や、食べる〈タイミング・量〉などやり方を〈痩せた・失敗した〉口コミとともに紹介します。ぜひ参考にしてみて下さいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- とうもろこしダイエットとは?痩せる?
- とうもろこし(1本)のカロリー・糖質から見てみよう
- とうもろこしの栄養素とダイエット効果・効能は?
- ①便秘解消
- ②血行の促進
- ③糖質の分解・吸収を促進
- ④利尿作用がある
- とうもろこしダイエットのやり方は?
- 食べる量・タイミング
- 調理法・食べ方
- とうもろこし茶で飲んでもダイエット効果は得られる
- 甘いとうもろこしを食べたい場合は?
- とうもろこしダイエットをやる際の注意点は?
- ①ご飯をとうもろこしだけにしない
- ②コーン缶の場合は塩分・添加物に注意する
- ③食べ過ぎると便秘になることがある
- ④よく噛んで食べる
- とうもろこしダイエットの効果はいつからある?ない?【口コミ】
- とうもろこしダイエットで痩せた人の口コミ
- とうもろこしダイエットで痩せない・失敗した人の口コミ
- とうもろこしダイエットで痩せよう
とうもろこしダイエットとは?痩せる?
とうもろこしダイエットは、甘くて美味しいとうもろこしを主食に置き換えてダイエットに利用する方法ですが、本当に痩せることはできるのでしょうか。まずはとうもろこしのカロリー・糖質を見てみましょう。
とうもろこし(1本)のカロリー・糖質から見てみよう
生のとうもろこし(スイートコーン)1本の可食部150gのカロリー・糖質は以下の通りです。
カロリー | 138kcal |
---|---|
糖質 | 20.7g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
とうもろこしは、水分以外の成分の約8割が炭水化物で、スイートコーン以外の品種は穀類に分類されています。高糖質でカロリーも低くありませんが、ご飯1膳(160g)のカロリー/糖質が269kcal/59gであるのにに比べると、かなり低い数値です。
熊橋麻実
管理栄養士
とうもろこしは収穫後24時間たつと栄養が半減し、味も落ちるといわれています。新鮮なうちに調理して食べたいですね。
とうもろこしの栄養素とダイエット効果・効能は?
スイートコーンは本当にダイエットに効果があるのでしょうか。ここではとうもろこしはどのようなダイエットに向いている栄養成分を含んでいるのか、詳しくみていきます。
①便秘解消
とうもろこしは食物繊維を多く含み、粒の皮の部分には不溶性食物繊維が豊富です。不溶性食物繊維は便の容積を増やし、腸の蠕動運動を活発にします。また水溶性の食物繊維は腸内の有用微生物を増やすため、とうもろこしは腸内環境を整えてダイエットをしたい場合には適した食材といえるでしょう。(※2、3)
熊橋麻実
管理栄養士
不溶性食物繊維は便のかさはふやしてくれますが、お腹の調子が悪い時には便秘を悪化させることもあります。とうもろこしは不溶性食物繊維が多いので、お腹の様子を見ながら摂取しましょう。
②血行の促進
とうもろこしには、抹消血管を拡張して血行を促進する作用のあるナイアシンやビタミンEなどが含まれています。また、とうもろこしに含まれる不飽和脂肪酸のリノール酸やオレイン酸は、血中の悪玉コレステロールを減少させる効果があり、血流改善に働きます。血流の改善はダイエットに有効なので、とうもろこしダイエットは効果があると言えるでしょう(※4、5)
③糖質の分解・吸収を促進
とうもろこしには糖質の分解・吸収を促進するビタミンB1や、アスパラギン酸が含まれています。ビタミンB1は体内の糖質を代謝する際に働く補酵素で、不足するとエネルギーに変換されにくくなるので疲れやすくなります。また、アスパラギン酸も糖質の代謝を活発にするアミノ酸ですが、乳酸の代謝も助け疲労回復にも効果的です。(※6、7)
④利尿作用がある
とうもろこしに含まれるカリウムには利尿作用があり、薬膳では湿熱を除く食材として使われます。体の中の余分な水分や老廃物を排泄するため、むくみの予防や改善の効果が期待できます。また、とうもろこしのヒゲは捨てている部分ですが、生のヒゲを天日で乾燥させてお茶にすると、むくみの解消や利尿に効果てきです。(※8)
(※とうもろこしの栄養成分・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)