じゃがバターのカロリー・糖質は?ダイエット効果や太りにくいの食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】じゃがバターのカロリー・糖質量を知っていますか?今回はじゃがバターのカロリー・糖質量を他のじゃがいも料理/商品と比較し、カロリーを消費するのに必要な運動量を紹介します。じゃがバターの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
①じゃがいも:食物繊維
食物繊維は日本人に不足しがちな栄養素で、積極的に摂取することが勧められます。食物繊維は消化・吸収されずに、小腸を通り大腸まで達し、大腸内の腸内細菌の働きを助ける栄養素です。そのため整腸効果があり便秘の予防に効果的です。また、栄養素の吸収を穏やかにする働きがあり、血糖値上昇を抑制するため、ダイエット効果もあります。
体内の老廃物や過剰なコレステロールを排泄する作用もあることから、血中コレステロール濃度を低下させる働きもあり高血圧や脂質異常症の予防にもつながります。(※2)
➁じゃがいも:ビタミンC
フルーツなどに多く含まれるイメージが強いビタミンCですが実はじゃがいもにも多く含まれています。ビタミンCの抗酸化作用によは身体機能の低下や老化を予防する働きがあります。またメラニンの生成を抑える働きもあるため、たるみやしわの予防ができ美肌効果が期待できます。
ビタミンCの多量摂取は、免疫力アップ効果やがん細胞に対する効果も確認されています。鉄の吸収率を高めるため、貧血予防にも有効です。ストレス対抗ホルモンの生成を促がす補酵素としての働きもあるため、ストレス解消にも期待できます。(※3)
➂じゃがいも:難消化性でんぷん
難消化性でんぷんなどの多糖類は食べた後すぐに吸収されるのではなく分解されてから体の中で徐々に吸収されるので血糖値の急激な上昇を抑制させます。消化されにくい栄養素であるため小腸や大腸などに長く留まり、その分空腹感を抑制することができます。
食物繊維と同様に整腸効果があり便秘の予防に効果的です。レジスタントスターチとも呼ばれ、加熱すると減り、冷えると増えるのも特徴です。(※4)
➃じゃがいも&バター:カリウム
カリウムには、身体の中の老廃物や余分な水分、ナトリウムなどを尿として排出する利尿作用を高める働きがあり、むくみ解消に効果的です。むくみを解消することで新陳代謝の改善や、脂肪燃焼に効果があります。
また、セルライトはむくみなどによる血液循環の悪化や、脂肪の燃焼効果が落ちることが原因でできてしまいます。カリウムを摂取し、むくみを解消することでセルライトをつくるのを防止できます。(※5)
⑤バター:ビタミンA
ビタミンAは目の粘膜である角膜と結膜を保護することで、ドライアイや老眼の予防・回復などの目の保養に効果的です。また、皮膚や粘膜の新陳代謝を促進する働きがあり、シミやシワを防ぐアンチエイジング効果があり、美肌に欠かせない栄養素です。
腸や鼻・のどなどの粘膜には、ウイルスや毒素等が体内に入るのを防ぐ働きがあり、特に腸には免疫細胞の8割が存在します。その粘膜を強化することで、ウイルス等に対する防御力や免疫力を高める効果があります。(※6)
上田るみ子
管理栄養士
最近はじゃがいもでもカラフルな物を見かけるようになりました。特に濃い紫色をしたシャドークイーンにはアントシアニン色素が含まれていて、これも目の健康に効果を発揮すると言われ注目されています。
じゃがバターをダイエット向けにカロリーオフする方法は?
じゃがバターの調理方法は限られています。しかし、工夫によってはじゃがバターをダイエット向けにカロリーオフできるので紹介します。
①バターの量を減らす
バターはほとんどが脂質であるためカロリーが他の食材と比べても高いことは明らかです。そのためじゃがバターをカロリーオフするにはバターの量を調節しましょう。物足りなさを感じる場合には代わりにチーズやスパイスなどを使って味に変化を持たせるのもおすすめです。
低カロリーのバターを使う
脂肪分をカットしたバターを使用するのもカロリーオフするには効果的な方法です。カロリー70%OFFのバターなども売られていますので、スーパーなどでぜひチェックしてみてください。