カスピ海ヨーグルトのカロリーや栄養成分は?効能一覧や効果的な食べ方も紹介!
カスピ海ヨーグルトを知っていますか?今回は、カスピ海ヨーグルトのカロリー・糖質や栄養成分を〈血糖値・コレステロール・ダイエット・花粉症〉などへの効果・効能一覧とともに紹介します。カスピ海ヨーグルトの効果的な食べ方や作り方のほか、デメリットも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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カスピ海ヨーグルトとは?
カスピ海ヨーグルトとは、コーカサス地方で長い間食べられてきたヨーグルトのひとつです。コーカサス地方はヨーロッパ東部の黒海とカスピ海周辺の地域で、カスピ海ヨーグルトは独特の粘り気のある食感が特徴です。含まれている代表的な菌はクレモリス菌とアセトバクター菌で、コーカサス地方の人々の長寿を支える食べ物のひとつと考えられています。
カスピ海ヨーグルトのカロリー・糖質は?
100gあたり | カロリー | 糖質 |
カスピ海ヨーグルト(フジッコ) | 66kcal | 4.6g |
自家製カスピ海ヨーグルト | 62kcal | 4.6g |
カスピ海ヨーグルトは市販のものもあれば、種菌を使って自分で作る場合もあります。無糖であれば、自家製のカスピ海ヨーグルトと市販のヨーグルトで、カロリーや糖質にそれほど差はありません。どちらも、だいたい100gあたり60kcalくらいで、糖質の量も5g以下が目安です。しかし、砂糖やジャムなどを加えるとカロリーも糖質も増えるので注意が必要です。
フジッコは健康長寿社会のために、いろいろな栄養のある食品を発売しているメーカーで、カスピ海ヨーグルトも人気があります。市販のカスピ海ヨーグルトの一例として、フジッコのカスピ海ヨーグルトのカロリーや糖質も表で確認してみてください。(※1、2)
カスピ海ヨーグルトの栄養価や効果・効能は?
カスピ海ヨーグルトに含まれている栄養価は、普通のヨーグルトと違うのでしょうか。ここでは、カスピ海ヨーグルトに含まれている栄養価や、その効果・効能について紹介します。
カスピ海ヨーグルトの栄養成分
カスピ海ヨーグルトに含まれている、代表的な栄養成分は以下の通りです。
・ビタミンB群
・カルシウム
・クレモリス菌(乳酸菌)
・ビタミンA
カスピ海ヨーグルトの効果・効能の一覧
カスピ海ヨーグルトには、体によい栄養素がたくさん含まれているので、以下のような効果・効能が期待できます。
・花粉症の改善
・血糖値の上昇を抑えて糖尿病を予防
・コレステロール値の低下
・美肌効果
・整腸作用や腸内環境の改善
・ダイエット効果
・肥満対策
カスピ海ヨーグルトにはカルシウムやビタミンA、ビタミンB群などが含まれています。カルシウムは骨の健康にかかわる栄養素で、ビタミンB群は主にエネルギーの代謝に関わっています。また、ビタミンAは抗酸化力が高く、アンチエイジングにも効果的です。さらに、肌や粘膜の状態をよくする働きもあるので、美肌効果も期待できます。
カスピ海ヨーグルトに含まれているクレモリス菌は生きたまま腸まで届く乳酸菌で、カスピ海ヨーグルトの特徴でもある粘りを出すEPSを生み出します。EPSは体内の免疫機能に関わるマクロファージやナチュラルキラー細胞の餌になる物質です。また、カスピ海ヨーグルトを食べると、Igeと呼ばれる免疫グロブリンというたんぱく質の量が減ることがわかっています。
Igeはアレルギー症状も引き起こす物質で、カスピ海ヨーグルトを食べるとIgeが減少し、免疫機能のバランスがよくなって花粉症の改善も期待できます。さらに、EPSは食物繊維とよく似た働きをし、便秘解消にもよい物質です。腸内環境を改善し、コレステロール値や血糖値の上昇を抑えるので肥満や生活習慣病の予防、ダイエットにも効果的です。(※3、4、5、6、7)
(*カスピ海ヨーグルトのダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
カスピ海ヨーグルトの効果的な食べ方は?
カスピ海ヨーグルトは体によい効能がたくさんありますが、よりその効能を引き出すにはどのような食べ方をすればよいのでしょうか。ここではカスピ海ヨーグルトの効能を引き出す、おすすめの食べ方を紹介するので実践してみてください。
①朝食後に食べるのがおすすめ
カスピ海ヨーグルトを効果的に食べるには、朝食後のタイミングで食べるのがおすすめです。カスピ海ヨーグルトに含まれるクレモリス菌などの乳酸菌は胃酸に弱い菌です。そのため、胃酸が強い空腹時よりも、胃酸が弱まったタイミングで食べるほうが生きたまま乳酸菌を腸まで届けられます。
乳酸菌の働きを最大限生かせる時間帯に食べることで、便秘対策やダイエット効果、美肌効果など様々な効能を得られます。普段の食事に取り入れるだけで、腸内環境の改善や血糖値の急激な上昇を抑制し、ダイエットなどに役立ちます。空腹時よりも、少し食べてから食べることをを意識して取り入れてみてください。