朝食グラノーラで太る原因は?ダイエットに不向き?太りにくい食べ方を解説!
【管理栄養士監修】グラノーラは太る食べ物なのでしょうか?今回は、グラノーラのカロリー・糖質などから、食べると太るのかや、太る場合の原因など紹介します。グラノーラのダイエット向きの太りにくい食べ方・商品も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- グラノーラは太る?太らない?
- グラノーラのカロリーや糖質など栄養価を見てみよう
- グラノーラで太る・ダイエットに不向きな理由は?
- ①砂糖の量が多くカロリー・糖質が高い
- ②酵素不足になりやすい
- ③タンパク質が少ない
- ④トランス脂肪酸が多い
- ⑤お菓子感覚で食べ過ぎてしまいやすい
- グラノーラにもダイエット効果があるの?
- ①腹持ちが良い
- ②便秘解消の効果が見込める
- ③噛み応えがあって満腹感が得られやすい
- グラノーラのダイエット向きの食べ方は?
- ①夜に食べない
- ②おやつ・朝食などと置き換えて食べる
- ③牛乳を豆乳などと代替して食べる
- ダイエット中に食べるグラノーラの選び方
- ①糖質オフ商品
- ②大豆が原料のグラノーラ
- グラノーラのダイエット中のおすすめな商品
- ①フルグラ 糖質オフ
- ②ごろっとグラノーラ 3種のまるごと大豆 糖質60%オフ
- ③フルーツグラノラ ハーフ
- ④ 1日分のマルチビタミングラノラ 糖質オフ
- ⑤グラノーラプラス プロテインin
- グラノーラを正しく食べてダイエット
グラノーラにもダイエット効果があるの?
太る原因になりやすいグラノーラには、ダイエット効果があるのでしょうか。それぞれのポイントごとに、解説していきます。
①腹持ちが良い
グラノーラは食物繊維を多く含むので、腹持ちが良く昼食までに間食するのを防ぐ効果が期待できます。グラノーラに牛乳をかけて食べる場合が多いですが、牛乳の代わりにアーモンドミルクをかけても腹持ちが良くなるようです。また、食物繊維が豊富なナッツ類をトッピングしてある種類を選ぶと、より腹持ちが良くなります。(※5)
②便秘解消の効果が見込める
前述した通り、グラノーラは食物繊維が豊富なため、便秘解消の効果が期待できます。腸内環境を整えて便通を改善することはダイエットをする上でも重要な要素になるので、ダイエット効果も期待できるでしょう。また、乳酸菌を多く含むヨーグルトと一緒に食べても便秘解消の効果をより期待できるので、便秘に悩みを持っている人にはおすすめです。(※6)
③噛み応えがあって満腹感が得られやすい
グラノーラやトッピングされているドライフルーツ、ナッツは食物繊維を多く含むので噛み応えがあり、脳の満腹中枢を刺激して少量の食事でも満腹感を得やすくなります。1食50gとやや少なめの食事量ですが、1口ずつゆっくりと良く噛んで時間をかけて食べると少量でも満足できるので摂取カロリーを抑える効果があります。(※7)
グラノーラのダイエット向きの食べ方は?
ダイエット効果も期待できるグラノーラの、ダイエット向きの食べ方はあるのでしょうか。ダイエット中にグラノーラを食べる際の参考にしてみてください。
①夜に食べない
体内にはBMAL1と呼ばれる体内リズムと密接に関係したタンパク質が存在し、脂肪を蓄積させるための酵素を増やす作用があります。BMAL1は日中は少なく夜に増殖する性質があり、最も増えるピーク時の深夜2時には最も少ない時間帯の20倍にまで増えると言われています。
カロリーや糖質の高いグラノーラは日中に食べる時にも注意が必要な食材ですが、夜に食べるとより体内に脂肪として蓄積されやすく太る原因となるので、夜間に食べるのは避ける方が無難でしょう。(※8)
②おやつ・朝食などと置き換えて食べる
グラノーラは比較的カロリーが高い食材なので、朝食やおやつとして置き換えるのが良いでしょう。1日の間食の目安のカロリーは200kcalと言われているので、間食とするには200kcalを目安に食べるのがおすすめです。また、朝食に置き換える場合は、他の食事でグラノーラでは不足している栄養素を補うことを意識するとよりダイエット効果が得られやすいようです。(※9)
③牛乳を豆乳などと代替して食べる
カロリー | 糖質 | |
牛乳 | 67kcal | 4.8g |
豆乳 | 46kcal | 2.9g |
ヨーグルト | 62kcal | 4.9g |
グラノーラに牛乳をかけて食べる場合が多いかもしれませんが、牛乳を豆乳やヨーグルトに置き換えるとよりダイエット効果が得られます。豆乳は牛乳よりも脂質が大幅に低く、カロリーや糖質を抑えてさっぱりと食べられます。
また、ヨーグルトのカロリーや糖質の量は変わりませんが、乳酸菌やビフィズス菌が含まれて整腸作用が期待できるのでダイエットに効果的と言えます。
竹本友里恵
管理栄養士
朝食を摂った方が良い、1日1食が良い、食事は8時間以内に完結すべき、などいろいろな情報がありますが、やはり朝食は食べるのがオススメです。食べる事によって体温を上げ、1日の活動エネルギーを産生する事ができます。ダイエットをしてる方は、朝食を食べる事で昼食時に血糖値の上昇を抑える事ができます。これをセカンドミール効果といい、血糖値の急上昇・急低下を抑制し、糖質の吸収を抑えたり、余分な糖質が脂肪に変化するのを防ぎます。