きんつばのカロリー・糖質は?ダイエット効果ある?太りにくい食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】きんつばのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、きんつばのカロリー・糖質量を他の和菓子と比較し、栄養素やダイエット効果を紹介します。きんつばのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
店名 | 商品名 | カロリー | 内容量 |
山崎製パン | 角きんつば | 252kcal | 1個 |
市岡製菓 | 芋きんつば | 163kcal | 1個 |
市岡製菓 | 雅のきんつば | 159kcal | 1個 |
セブンイレブン | きんつば | 157kcal | 1個 |
本高砂屋 | 高砂きんつば | 157kcal | 1個 |
市岡製菓 | 木頭ゆずきんつば | 152kcal | 1個 |
米屋株式会社 | なごみきんつば | 151kcal | 1個 |
ファミリーマート | きんつば | 152kcal | 1個 |
ファミリーマート | 塩きんつば | 150kcal | 1個 |
市岡製菓 | 小豆きんつば | 147kcal | 1個 |
中田屋 | きんつば | 141kcal | 1個 |
中田屋 | きんつば うぐいす | 134kcal | 1個 |
中田屋 | きんつば 毬栗 | 133kcal | 1個 |
満願堂 | 薄皮芋きん | 132kcal | 1個 |
又一庵 | 又一きんつば | 約104kcal | 1個 |
又一庵 | 栗きんつば | 約103kcal | 1個 |
又一庵 | 鶯きんつば | 約101kcal | 1個 |
上記はメーカー・商品別にきんつばのカロリーを比較したものです。サイズが大きいヤマザキの角きんつばは最もカロリーが高く、又一庵のきんつばに比べて2倍以上のカロリーが含まれています。間食の摂取カロリーの目安は200kcalと言われているので、ヤマザキのきんつば以外であれば、おやつなどに1個食べても問題ないでしょう。
きんつばの栄養素は?ダイエット効果?
きんつばにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。ここでは、きんつばに含まれる栄養素とその効能について、ダイエット効果があるかどうかも含めて見ていきましょう。
①食物繊維
きんつばは小豆や寒天を使用して作られているため、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をどちらも多く含んでいます。不溶性食物繊維は便のカサを増やし腸内で腸壁を刺激し、水溶性食物繊維は腸内で善玉菌を増やして腸内環境を改善するのが特徴です。
便秘がちになると代謝が落ちて太りやすくなりますが、きんつばを食べると食物繊維の作用で便秘の改善が期待できるため、痩せやすい体質づくりにも役立ちます。(※2)
②ポリフェノール
きんつばの材料である小豆には、色素や苦み、渋みの成分であるポリフェノールが含まれています。ポリフェノールには、活性酸素を除去する抗酸化作用や新陳代謝を高める作用があり、ダイエットやアンチエイジングに役立ちます。
ほかにも、ポリフェノールには血糖値の上昇を緩やかにする作用もあると言われており、ダイエットや健康維持に役立つ栄養素です。(※3)
③カリウム
きんつばに多く使われる小豆は、ミネラルの一種であるカリウムを多く含んでいます。カリウムは細胞の浸透圧やpHバランスを調整する働きを持っており、体内の余分な余分なナトリウムの尿中への排泄を促すのが特徴です。
塩分の過剰摂取などによって体内に余分なナトリウムが溜まると高血圧やむくみにつながるため、カリウムを適度に補給することは高血圧の予防やむくみの解消に役立ちます。(※4)
林輝美
管理栄養士
活性酸素は、ストレスや喫煙などの要因によって必要以上に体内に増加されると老化や生活習慣病に繋がると言われています。
きんつばのダイエット向きの太りにくい食べ方は?
きんつばは、ダイエットに有効な栄養素を持つ食べ物であることがわかりましたが、カロリーや糖質量が高いので食べ方に注意しないと太る原因になります。ここではダイエット中にきんつばを食べる場合の太りにくい食べ方を紹介します。
①夜に食べない
夜遅くにものを食べると昼間に食べるよりも太りやすいと言われますが、これはBMAL-1と呼ばれる細胞内に存在するたんぱく質の働きに起因しています。BMAL-1には脂肪の合成を促す働きがありますが、その量は体内リズムに合わせて増減しているのが特徴です。
BMAL-1の量は深夜2時頃をピークに最も多くなるため、夜の時間帯にきんつばを食べると脂肪として蓄積されやすくなります。一方で午後3時頃には最も少なくなるので、きんつばはおやつとして食べるようにすると太りにくいでしょう。(※11)
②お茶を飲みながら食べる
緑茶に含まれるポリフェノールの一種であるカテキンは、腸からの糖の吸収を抑えて血糖値の上昇を緩やかにする働きを持っています。血糖値が上昇すると、血糖値を下げる働きをするインスリンが分泌されますが、このインスリンには脂肪を蓄積させる働きもあるので注意が必要です。
お茶を飲みながらきんつばを食べれば、このインスリンの過剰分泌を防ぐことができるため、脂肪の蓄積によって太るのを防ぐことができるでしょう。(※12)