バターロールのカロリー・糖質は高い?太る?太りにくい食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】バターロールのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、バターロールのカロリー・糖質量を他の種類のパンと比較し、栄養素やダイエット効果などを紹介します。バターロールのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
コストコのディナーロールは一つ一つの大きさが違うためカロリーにも幅があり、サイズによって40kcal程度のカロリーの差があります。バターロールには色々な商品がありますが、黒糖やマーガリンが入った商品はカロリーが高めなので、ダイエット中にはカロリーが低めのシンプルなバターロールを選ぶようにしましょう。
バターロールの栄養素は?ダイエット効果ある?
バターロールは糖質以外の栄養をそこまで含んでいないイメージがあるかもしれませんが、栄養価の高いバターが使われているので色々な栄養素が含まれています。ここではバターロールに含まれる栄養素や、そのダイエット効果を解説していきます。
①カリウム
バターロールにはミネラルの一種であるカリウムが含まれているのが特徴です。カリウムは人間の体の中で作ることができない栄養素で、高血圧やむくみを予防・改善する効果のほか、正常な筋肉の働きを保つ役割があります。
体のむくみは太って見えるだけでなく、血行やリンパの流れを悪化させて代謝を低下させ、太りやすくなる原因にもなります。むくみを感じた時にはバターロールなどのカリウムを含む食材を食べ、早めにむくみを解消するのがおすすめです。(※2)
②乳酸菌
乳酸菌は、バターロールに使用されているバターに多く含まれており、腸内環境を整える効果があるため便秘の改善に役立ちます。便秘が続くと、体に老廃物が溜まる影響で代謝が下がって太りやすくなるので、便秘の改善はダイエットの効果を上げるためにも大切です。
なお、乳酸菌はコレステロール値の低下や、がんや動脈硬化の予防などの健康維持にも役立ちます。(※9)
③ビタミンA
バターロールに使われているバターにはビタミンAが豊富に含まれているのが特徴です。このビタミンAは肌の潤いを保ち、肌のターンオーバーを促す効果もあるので美肌のために積極的に摂りたい栄養素です。特にダイエット中は栄養の偏りが生じがちになる影響で、肌のトラブルも起きやすいので、ビタミンAが不足しないように注意しましょう。
そのほかにも、ビタミンAは粘膜を守る働きも持っているため、風邪や胃腸のトラブルなどの予防にも役立つ栄養素です。(※3)
バターロールの太りにくい・ダイエット向きの食べ方は?
手軽に食べられるバターロールですが、糖質も多く含むため、食べ方を間違えると太る原因になってしまいます。バターロールを食べる時には次の事に気をつけて食べるようにしましょう。
①夜に食べない
バターロールは他のパン類に比べれば糖質量は少なめですが、決してカロリーが低いわけではありません。夜は日中に比べると活動量が少ないため、日中に同じ食事を食べた場合に比べて消費しきれなかったカロリーが脂肪に変わって太りやすくなります。
さらに夜間は、BMAL-1と呼ばれる脂肪の生成を促進するタンパク質の量が増えるため、食べたものがより脂肪に変わりやすいことが知られています。バターロールに限らず、ダイエット中はカロリーが高いものを夜に食べないようにするのが原則です。
②ジャム・バターなどつけすぎない
シンプルなバターロールにはジャムやバターをたっぷりつけて食べたくなりますが、ジャムには砂糖が大量に含まれており、バターには脂質が多く含まれています。これらをつけすぎることで太りやすくなってしまうので、ダイエット中にバターやジャムをつける場合は量を控えめにすることを意識しましょう。
また、バターロールだけでは物足りない場合は、ジャムやバターではなく野菜やハムなどを挟んで食べると栄養バランスが良くなっておすすめです。
石川威弘
管理栄養士
トーストするだけでも香りが良くなって美味しくなります。 冷たいまま食べると甘さを感じずらいこともあるのでジャムなどはオススメしません。 どうしても甘さが欲しければハチミツやメープルシロップを使いましょう。
③先にサラダを食べる
バターロールを食べる時は、先にサラダなどで野菜を食べておくこともダイエットに効果的です。食物繊維を豊富に含む野菜を先に食べておくと、糖質や脂質の吸収が抑制されるため、太りにくくなります。
ただし、ポテトサラダは野菜ではあるものの糖質や脂質が多く逆効果になってしまうので、葉野菜などを使った食物繊維が豊富で低カロリーなサラダを選びましょう。