たらこパスタのカロリー・糖質は?ダイエット向きにカロリーオフする方法を解説!
【管理栄養士監修】たらこパスタ(明太子パスタ)のカロリー・糖質を知っていますか?今回は、たらこパスタのカロリー・糖質量を他のと比較しながら紹介します。たらこパスタのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
明太子に含まれる栄養素と効能は、以下の通りです。
・食物繊維/脂質の排出サポート、脂肪吸収の抑制、食べ過ぎ防止
・タンパク質/体内の細胞組織の組成、成長促進、筋肉増強、基礎代謝の促進
・ビタミンB1(ナイアシン)/脂質と糖質の分解、粘膜の炎症防止、神経の安定
たらこパスタを作る時は、明太子を使うことも多いですが、上記の他にもビタミンB12やビタミンEといった様々な栄養を含んでおり、健康効果が期待できます。(※2、3、4)
②パスタ
パスタには食物繊維やタンパク質以外にも、以下のような栄養素が含まれています。
・セレン/抗酸化作用、過酸化脂質の抑制、老化の予防
・モリブデン/脂質や糖質の排出促進、尿酸の代謝を促す、造血作用
パスタは他の炭水化物と比較するとGI値が低く、ダイエットに向いている食材といわれています。しかし、ソースによってカロリーアップする食材でもあるので、食べ方には注意が必要です。
③バター
バターに含まれる栄養素と効能は、以下の通りです。
・ビタミンA/皮膚や粘膜の健康維持、免疫力の向上、視力の働きを保つ
・ビタミンK/血液凝固作用、骨形成の促進、骨粗しょう症の予防
バターはカロリーの高さだけが注目されがちですが、人間の健康を保つうえで大事な栄養素が含まれています。食べ過ぎには注意が必要なものの、きちんと摂取すべき食材の一つです。(※5、6)
たらこパスタのダイエット向けにカロリーオフする方法は?
たらこパスタには体に必要な栄養が含まれているものの、ダイエットに適したメニューとはいえません。ここでは、ダイエット向けにたらこパスタをカロリーオフする方法を紹介します。
①バターの量を減らす
たらこパスタをカロリーオフしたいなら、バターの量を減らすのがおすすめです。バターの代わりに昆布だしを加える、黒コショウやレモン、刻んだ青じそをのせるなどすることで、風味を増すことは可能です。バターを減らした分、自分好みの調味料や薬味を足して楽しみましょう。
②低糖質タイプのパスタ麺を使う
たらこパスタをカロリーオフしたいなら、低糖質のパスタを使うのも一つの方法です。市販されているパスタの半分程度の糖質を実現している商品を使えば、麺を変えるだけで簡単にカロリーオフができます。
竹本友里恵
管理栄養士
低糖質パスタは小麦粉だけではなく、こんにゃくや大豆、豆腐を使用しているため、糖質量だけでなくカロリーも抑えられています。全粒粉パスタは小麦の皮ごと粉にした粉末を使用しているので、食物繊維やミネラルが豊富です。
たらこパスタのダイエット中の太りにくい食べ方は?
たらこパスタを食べるなら、置き換えることなくその美味しさを味わいたいと考える人もいることでしょう。ここでは、たらこパスタの太りにくい食べ方を3つ紹介します。
①夜に食べない
人間の体内時計を司っている、BMAL-1(ビーマルワン)というタンパク質には、脂肪をため込むという性質があります。1日の中で19:00~2:00の時間帯が最も活性化するので、たらこパスタは夜に食べないのが基本です。14:00が最もBMAL-1の働きが少なくなるので、ランチとして楽しむことをおすすめします。(※7)