デーツのカロリーや糖質は?栄養価・ダイエット効果や食べ過ぎの注意点など紹介!

【管理栄養士監修】デーツのカロリー・糖質を知っていますか?今回は、デーツ(1粒/100g)のカロリー・糖質量を他のドライフルーツと比較しながら紹介します。デーツの栄養価やダイエット効果にくわえ、食べ過ぎの注意点も紹介するので、参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 柳田ゆい
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管理栄養士調理師薬膳インストラクター薬膳食療法専門指導士 。 保育園や小学校の給食調理、献立作成、食育などに携わってきました。...
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管理栄養士調理師薬膳インストラクター薬膳食療法専門指導士 。 保育園や小学校の給食調理、献立作成、食育などに携わってきました。 その中で食の大切さを再認識し、現在は、“食育薬膳""料理教室【結ぶキッチン】を主宰しています。 食や健康について、楽しく知っていただけるよう、お伝えしていけたらと思っています。

目次

  1. デーツとは?
  2. ナツメヤシの実を干した食材
  3. デーツのカロリー・糖質は?
  4. デーツ(1粒/100g)のカロリー・糖質
  5. デーツ(100g)のカロリー・糖質量を他のドライフルーツと比較
  6. デーツの栄養価と効果・効能は?
  7. ①イライラなどを抑える
  8. ②貧血予防
  9. ③便秘改善
  10. ④ダイエット効果
  11. ⑤美肌効果
  12. ⑥むくみの解消
  13. ⑦すばやくエネルギーを補う
  14. ⑧免疫力を上げる
  15. デーツの食べ過ぎに要注意?理由は?
  16. ①太る・肥満の原因になる
  17. ②下痢をおこす
  18. ③動脈硬化の原因になる
  19. デーツのカロリーに注意して食べよう

デーツとは?

デーツは、ヤシ科に属する高木「ナツメヤシ」の果実で、中近東諸国では日常的に食べられています。日本ではあまり馴染みがないナツメヤシの果実、デーツにはどのような特徴があるのかカロリーや糖質・健康効果について見ていきましょう。

ナツメヤシの実を干した食材

デーツは、ナツメヤシを木の実をつけたまま自然乾燥してドライフルーツにしており、中近東やアメリカで多く生産されて世界中に輸出されています。食感はねっとりしていて、黒糖や干し柿に似た癖のない上品な甘さが特徴です。

ビタミンやミネラルが豊富でドライ状にしてもその成分が失われないことで、近年スーパーフードとして知名度を上げています。

柳田ゆい

管理栄養士

デーツは砂漠の過酷な条件で育ち、その生命力の強さから「生命の木」と呼ばれています。 果実が「なつめ」に似ていることから「なつめやし」とも呼ばれていますが、なつめやしはヤシ科、なつめはなつめ科の植物で全く違うものです。

デーツのカロリー・糖質は?

自然な甘さが特徴のデーツですが、実際にカロリーや糖質量はどれくらいなのか見ていきましょう。

デーツ(1粒/100g)のカロリー・糖質

カロリー 糖質 食物繊維
デーツ(100g) 266kcal 64.3g 7.0g
デーツ(1粒:10g) 27kcal 6.4g 0.7g

※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

デーツ1粒のカロリーや糖質はそれほどでもありませんが、100gとなるとカロリー・糖質共にかなり高いことが分かります。食物繊維が豊富なため便秘の改善など健康への効果に期待できそうですが、間食のカロリーの目安が200kcalと考えるとおやつにデーツ10粒は食べ過ぎと言えます。(※2、3)

デーツ(100g)のカロリー・糖質量を他のドライフルーツと比較

カロリー 糖質
デーツ 266kcal 64.3g
ドライマンゴー 321kcal 78.5g
プルーン 235kcal 55.2g
レーズン 300kcal 76.6g

続いて、他のドライフルーツとのカロリー・糖質を比較しましょう。100gあたりのカロリーはどのフルーツも200kcalを超えており、高カロリーなデーツよりも更にカロリーが高めのものも多いようです。また、デーツは他のドライフルーツに比べて甘みが強い割に糖質量が少ないので、適量であればダイエット中で糖質を控えたい場合でも食べやすい食品と言えます。

(*他のドライフルーツのカロリー・糖質について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

【果物別】ドライフルーツのカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット効果や食べ方なども紹介!

デーツの栄養価と効果・効能は?

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