フォカッチャのカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの太りにくい食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】フォカッチャのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、フォカッチャのカロリー・糖質量を他のパン類と比較しながら紹介します。フォカッチャのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
フォカッチャに含まれる栄養素は、ダイエット効果はあるのでしょうか。ここではフォカッチャの栄養素の種類やダイエット効果を詳しく確認していきましょう。
①タンパク質
小麦粉が主に使われているフォカッチャは、タンパク質が含まれています。タンパク質は、体の組織を作り、ホルモンや免疫物質の材料にもなる重要な栄養素です。
タンパク質をしっかり摂ると筋肉量が増えて、基礎代謝も上がるため脂肪が燃えやすくなるので、ダイエット中は積極的に摂りましょう。(※2)
②カリウム
フォカッチャに含まれるカリウムという栄養素は、体内に溜まった塩分の排出を促す働きをし、むくみを解消するためダイエットにとても効果的な栄養素です。また、カリウムは筋肉の働きを正常に保つのに必要な物質です。血液中のカリウムの濃度が少なくなると。手足に力が入らなくなったり、不整脈の原因となるため、不足しないように摂ることが大切です。(※3)
③食物繊維
フォカッチャには食物繊維も含まれており、整腸作用や便秘解消のほか腸内の脂質や有害物質を排出させ、糖の吸収を緩やかにする働きがあります。(※4)
寺内麻美
管理栄養士
食物繊維には、「水溶性」と「不溶性」の2種類があります。 水溶性食物繊維は、小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。 不溶性食物繊維は噛みごたえがある食品に多く含まれます。よく噛むので満腹感を得られやすく、食べ過ぎ防止に繋がりますよ。
④マグネシウム
フォカッチャにはマグネシウムが含まれますが、300以上の酵素を活性化する補酵素として働きます。マグネシウムは、脂肪細胞からアディポネクチンというホルモンの分泌量を増やします。アディポネクチンは脂肪燃焼作用に働きかけますが、急激なダイエット効果は見られないので、じっくり脂肪を燃焼させ、リバウンドしにくい体作りに最適な栄養素と言えます。
また、マグネシウムは体内でのタンパク質合成や、筋収縮にも役立つ栄養素です。不足すると筋肉の働きに影響を及ぼすため、ダイエット中は特に意識して摂ることが大切です。(※5)
フォカッチャの太りにくい食べ方は?
フォカッチャに含まれる栄養素は、ダイエットに効果をもたらすということが分かりました。ここではさらにダイエットの効果を高める食べ方を紹介します。太りにくい食べ方のポイントを抑えて、ダイエットに活かしてみてください。
①夜に食べない
ダイエット中は、フォカッチャを夜に食べないことをおすすめします。人の体内にあるBMAL-1と呼ばれるタンパク質は、脂肪の合成を促す働きがあり、それは昼間に比べて夜間の分泌量が20倍に及ぶと言われています。BMAL-1が増える夜間の食事は、脂肪の蓄積によって太る原因になるので、絶対に夜間にフォカッチャを食べることはやめましょう。(※6)
②食前に野菜を食べる
フォカッチャを食べる前に野菜をしっかり食べておくと、ダイエット効果が期待できます。野菜に含まれる食物繊維は噛み切りにくく、咀嚼量が増えるので満腹中枢を刺激し食事量を減らすことができます。
また、食物繊維は糖分の吸収を緩やかにするので、食後の血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。血糖値が急激に上昇すると、インスリンが過剰に分泌され、脂肪を溜め込みやすくなり、肥満の原因になるので、食物繊維は食事の初めに摂ることをおすすめします。(※7)
③カロリーの低いトッピングを選ぶ
フォカッチャは、オリーブオイルを付けたり、チーズをトッピングして食べることがありますが、ハイカロリー・高脂質になってしまい、ダイエットには不向きの食べ方です。カロリーオフして食べるには、ハーブや野菜中心のトッピングを選ぶようにしましょう。
また、デザートフォカッチャを食べる際、アイスクリームやソースをトッピングしてしまうとカロリーが非常に高くなってしまいます。ダイエット中にデザートフォカッチャを食べる時は、中性脂肪を減らす働きがあり、ダイエット効果が期待できるシナモンを選びましょう。