いももちのカロリー・糖質は?ダイエット効果ある?低カロリーレシピも紹介!
【管理栄養士監修】いももちのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、いももちのカロリー・糖質量をコンビニ別や他の食べ物と比較し、栄養素やダイエット効果を紹介します。いももちのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法に加えてレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
①ポテトプロテイン
いももちの主原料であるじゃがいもにはポテトプロテインと呼ばれる成分が含まれています。ポテトプロテインはじゃがいものみに含まれるタンパク質で、摂取するとコレシストキニンと呼ばれる満腹感を感じさせるホルモンの腸内からの分泌を促します。
このホルモンはポテトプロテインを摂取してから20分程度で分泌されるので、食事の前にいももちを食べておくと食事の食べ過ぎ防止に役立つでしょう。
②レジスタントスターチ
いももちに含まれるじゃがいもには、糖質の一種であるレジスタントスターチと呼ばれる食物繊維と同じ働きをする成分が含まれているため、便秘解消に効果が期待できます。また、レジスタントスターチには脂肪の吸収を抑える作用もあるので、ダイエットにも効果的です。
さらに、レジスタントスターチは糖質でありながらも消化が緩やかなので血糖値を緩やかに上昇させるため、肥満の原因になりづらいと言われています。また、消化スピードが緩やかなため満腹感が長く続き、食べ過ぎ防止にも役立ちます。
山口真弓
管理栄養士
出来立てよりも冷めた状態のほうがレジスタントスターチが豊富なため、レジスタントスターチを意識するのであれば、昼食のお弁当に入れるのも良いですね。
③ビタミンB1
いももちに含まれるビタミンB1は、糖質をエネルギーにかえる手助けをする栄養素なので、食べたご飯やパンなどの糖質の燃焼を促進します。いももち自体にも糖質が含まれていますが、ビタミンB1も含まれているため、代謝がスムーズに進むでしょう。
なお、ビタミンB1が足りないと糖質をうまくエネルギーに変えられず、脂肪として蓄積されやすくなるので不足には注意してください。(※2)
④カリウム
いももちにはミネラルの一種であるカリウムも含まれています。カリウムは体細胞の水分バランスを調整し、余分な水分やナトリウムを体外に排出するので、むくみや高血圧の予防・防止に役立つ栄養素です。また、カリウムは腸の筋肉の動きを促進して便秘の改善にも役立つので、むくみ改善を通してダイエット効果を発揮します。(※3)
いももちのダイエット向けにカロリーオフする方法は?
いももちはダイエットに効果的な栄養成分を含んでいますが、一方でカロリーが低いわけではなく、糖質も多いのがデメリットです。ここではダイエット中にいももちを食べる時に、少しでもカロリーオフする方法を具体的に見てみましょう。
①油を使わずに焼いて作る
いももちはバターやサラダ油など油を使って焼くことが多いため、カロリーが高くなりがちです。そのため、調理する際に油で焼かずにオーブンなどで焼いて作るか、油を使わずに焼くことで効率的にカロリーオフすることが出来ます。
②味付けを薄くする
いももちの一般的な味付けには、砂糖やみりん、しょうゆを使いますが、これらにもカロリーが含まれているので味付けを薄めにすることでカロリーを減らすことが出来ます。また、味付けが濃い食べ物は食欲を増進させてしまうので、そういった点でも味付けを薄めにすることは大切です。
いももちの太りにくい食べ方は?
コンビニなどで販売しているいももちは高カロリーですが、自分で作る際には作り方などを工夫することでカロリーオフできることが分かりました。さらに、食べ方を工夫することでよりダイエット向きになります。ここでは、いももちの太りにくい食べ方について紹介します。