ハッシュドポテトのカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの食べ方やカロリーオフする方法も紹介!
【管理栄養士監修】ハッシュドポテトのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、ハッシュドポテトのカロリー・糖質量を他の揚げ物や店・コンビニと比較し、カロリーを消費するのに必要な運動量を紹介します。ハッシュドポテトのダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
カロリーと糖質が高いハッシュドポテトですが、含まれている栄養素にはどんな効果や効能があるのでしょうか。ダイエットに効果があるのかも併せて解説します。
①カリウム
カリウムは、体内の余分な水分とナトリウムを排出し、むくみを抑えるダイエットに役立つ栄養素です。ハッシュドポテトの原料になっているじゃがいもには、トマトの2倍ものカリウムが含まれています。
カリウムは摂りすぎても体外に出るので、過剰摂取による体への影響はありませんが、腎機能が低下している場合は体内に残り高カリウム血症になるので注意が必要です。(※2)
②ビタミンB1
ビタミンB1は、糖質を分解する酵素の働きをサポートし、糖質をエネルギーに変える役割を持っています。過剰な糖質は脂肪として蓄積されますが、ビタミンB1を適宜摂取しておくと脂肪が体に蓄積されにくくなります。
さらに、ビタミンB1は疲労回復にも効果を発揮するので、ダイエット中で運動量が増える時には積極的に取り入れたい栄養素です。ハッシュドポテトの原料であるじゃがいもには、ご飯の3倍のビタミンB1が含まれているのでご飯やパンなどに置き換えて食べても良いでしょう。(※3)
③食物繊維
じゃがいもに含まれている食物繊維には、便のかさを増やして腸を刺激し、腸の運動を活発化して便秘を解消させる効果があります。さらに腸内の善玉菌を増やして腸内環境を改善する効果もあるので、痩せやすい体質づくりに役立つでしょう。また、血糖値の上昇を抑えたり、血中コレステロールを下げたりといった効果もあります。(※4)
林輝美
管理栄養士
食物繊維と同じように腸内環境にいい働きをする、レジスタントスターチが含まれています。冷やすとさらに含有量が増すので、便秘で悩む方は、ポテトサラダやマッシュポテトを摂り入れるのもいいでしょう。
ハッシュドポテトのダイエット向けにカロリーオフする方法は?
ハッシュドポテトには、ダイエットにも効果的な栄養素と効能が含まれている事がわかりました。ここからは、ダイエット中の方におすすめの、カロリーや糖質を抑える方法を紹介するので参考にしてください。
①オーブンを使う
ハッシュドポテトを焼く時に、オーブンやトースターを使うと油を使わずに済むのでカロリーや糖質を大幅にカットする事ができます。油を使わなくてもカリっと香ばしく焼けるので、美味しさも大きく変わりません。
②フライパンで焼く
ハッシュドポテトは、少量の油を敷いてフライパンで焼く方法も、揚げ調理に比べて油の量が減るので効率的にカロリーオフできます。焼く時にオレイン酸が豊富に含まれるオリーブオイルを使うと、消化吸収されにくいだけではなく腸内を刺激するのでダイエット中の便秘予防にも効果的です。
③おからを混ぜる
ハッシュドポテトを手作りする時には、つなぎに片栗粉ではなくおからパウダーを代用すると良いでしょう。おからは片栗粉に比べてカロリーや糖質量が低いだけでなく、体内で水分を吸収して膨らむので、少量でも満腹感を得られるのもメリットです。
また、脂肪燃焼に役立つカルシウムも含まれているので、運動の合間などに食べるとよりダイエット効果が期待できます。
林輝美
管理栄養士
おからパウダーは、生おからよりもたんぱく質や食物繊維などが多く含まれています。粉末になっているので料理にも取り入れやすいですし、ビタミンやミネラルも多く含まれているので、栄養豊富な食材です。