カレー粉のカロリー・糖質は低い?ダイエット効果は?使い方・レシピも紹介!
【管理栄養士監修】カレー粉のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、カレー粉で作ったカレーのカロリー・糖質とカレールーの素で作った場合での比較や、栄養成分やダイエット効果を紹介します。カレー粉のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの使い方・レシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
カレー粉の原料である唐辛子にはカプサイシンが含まれており、以下のような効果が期待できます。
・アドレナリンの分泌促進を促す
・体温を上昇させる
こうしたカプサイシンの働きによって基礎代謝が向上し、脂肪を分解させやすくすることが、ダイエットにもプラスの効果を生みます。(※3)
岡 清華
管理栄養士
血行を促進し、老廃物を体外へ排出させることによって、疲れがたまりにくい身体をつくることができます。
③クミン:植物ステロール
カレー粉に含まれているクミンには植物ステロールが豊富に含まれており、以下のような効果があるとされています。
・コレステロールの吸収を抑制する
・免疫力を高める
・デトックス効果
中でもデトックス効果は、利尿作用と腸内のガスの両方の排出を促します。さらにクミンを摂取すると、一時的に新陳代謝が上がるので、運動前にカレー粉を使った料理を食べるのも良さそうです。
④ビタミンB1
カレー粉には様々なビタミンが含まれていますが、中でもビタミンB1のダイエット効果が期待できます。
・糖質をエネルギーに変換する
・体内の酵素の働きを助ける
ビタミンB1と聞くと疲労回復や神経細胞の維持という働きを連想する人も多いと思いますが、ダイエットをするうえで重要な役割りも担っています。入ってきた糖質をエネルギーに変えられなければ、使われずに脂肪として蓄えられるためです。(※4)
岡 清華
管理栄養士
ビタミンB1は水溶性で水で流されやすいため、ソースまで食べるカレーはおすすめの食べ方です。
カレー粉のダイエット向きの使い方・レシピ
カレーをつくる際にも、ルーではなくカレー粉を使うことでカロリーオフが実現できます。ここでは、ダイエット向けに試してほしい、カレー粉を使ったメニューを3つ紹介します。
①鶏ひき肉のカレーそぼろ
鶏胸肉のひき肉とめんつゆ、カレー粉だけでできる時短料理で、低カロリーなうえお弁当のおかずにもなります。カレー粉を使えば、自分好みの辛さに調整ができ、ご飯だけでなくうどんやパスタとの相性も良い一品です。
②なすとピーマンの甘辛カレー炒め
豚の薄切り肉となす、ピーマンを炒めてカレー粉で味付けすると、食欲をそそるメイン料理が出来上がります。えのきでかさ増しすることで、食物繊維も摂れてお腹も満足する一品です。
③豆腐シーフードカレーグラタン
イカやエビ、あさりなどの高タンパク・低カロリーの魚介類を使ったグラタンは、ホワイトソースを豆腐で代用することでカロリーオフができます。カレー粉を使うことで食欲がそそられ、見た目の黄色も華やかなメイン料理です。
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岡清華 Instagram
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大学在学中に管理栄養士国家資格を取得。 その後、カウアイ島にてアーユルヴェーダを学び全米ヨガアライアンスを取得。
現在は、ヨガを含む “アーユルヴェーダ” の観点から「一人一人にとっての幸福、人生の豊かさや最適な心身の状態を知り、環境を持続させること」をコンセプトに、スタジオ運営、カフェ、ウェルネス空間のプロデュース、商品開発、その他イベント、セミナーなどアーユルヴェーダに付随する各事業を進めながら、各メディアへの露出も続けている。
「全ての人々のより良い人生をサポートし個性が輝く状態へ導く為の母親のような存在でありたい」という想いで”MOTHER” 創業。