みかん（1個）のカロリー・糖質は高い？太る？ダイエット効果や食べ方のコツも紹介！
【管理栄養士監修】みかんのカロリー・糖質量を知っていますか？今回は、みかんのカロリー・糖質量を種類別や他の果物と比較し、栄養素やダイエット効果を紹介します。みかんのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方やレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
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みかんのカロリー・糖質は？太る？
みかんは、甘酸っぱい風味が特徴的な柑橘類の一種です。みかんには様々な品種があり、品種によって旬の季節や風味が異なります。みかんは甘味があるため糖質が高いイメージがありますが、実際はどの程度なのでしょうか。みかんの糖質量やカロリーについて解説します。
みかんのサイズ別のカロリー・糖質
| みかんのサイズ（直径：グラム） | カロリー | 糖質 | 1日のカロリー摂取量に占める割合 |
| みかんSサイズ（5cm：80g） | 36kcal | 8.8g | 2％ |
| みかんMサイズ（6cm：120g） | 54kcal | 13.2g | 2％ |
| みかんLサイズ（7cm：150g） | 68kcal | 16.5g | 3％ |
| みかん2Lサイズ（8cm：180g） | 81kcal | 19.8g | 4％ |
※1日の摂取量は成人男性の目安です。
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。（※1）
こちらの表は、みかん1個あたりのカロリーおよび糖質量をサイズ別に表したものです。最も小さいSサイズのみかんと2Lサイズのみかんは45kcalもの差があり、糖質においては11gの差が見られます。なお、Sサイズのみかんのカロリーは100gあたりの人参のカロリーに相当し、糖質においては砂糖大さじ1杯の糖質量と同じくらいです。
みかんの種類別のカロリー・糖質
| 種類名(1個あたり) | カロリー | 糖質 | 1日のカロリー摂取量に占める割合 |
| みかん（75g） | 34kcal | 8.33g | 2％ |
| 夏みかん（159g） | 64kcal | 13.99g | 3％ |
| はっさ（195g） | 88kcal | 19.5g | 4％ |
| いよかん（150g） | 69kcal | 16.05g | 3％ |
| ひゅうがなつ（140g） | 63kcal | 13.44g | 3％ |
| ポンカン（97g） | 39kcal | 9.6g | 2％ |
続いて、みかんの種類別に1個あたりのカロリーおよび糖質量を比較してみましょう。みかんは、他の種類のみかんに比べてカロリー・糖質量ともに低いことが分かります。しかし、これはみかん1個あたりの大きさが他のみかんよりも小さいためだと考えられます。
みかんのカロリー・糖質を他の果物と比較
| 果物名（100gあたり） | カロリー | 糖質 |
| みかん | 45kcal | 11.2g |
| りんご | 57kcal | 14.1g |
| いちご | 34kcal | 7.1g |
| バナナ | 86kcal | 21.4g |
| ぶどう | 59kcal | 15.2g |
次に、みかんと他の果実のカロリーや糖質量を比較しました。みかんは、カロリー・糖質量ともにいちごより高く、ぶどうやりんご、バナナよりは低いことが分かります。
5種類の果実のなかで最も高カロリーで高糖質の果実はバナナで、みかんと比較するとカロリーは41kcal、糖質は10.2gもの差があります。他の果実と比較しても、みかんはカロリーや糖質量は低い果実だと言えるでしょう。
みかんMサイズ(1個)のカロリーを消費するのに必要な運動量
| 運動方法 | 時間 |
| ウォーキング | 20分 |
| ジョギング | 12分 |
| 自転車 | 8分 |
| ストレッチ | 24分 |
| 階段登り | 7分 |
| 掃除機かけ | 17分 |
上記の表は、Mサイズのみかん1個のカロリーを消費するために必要な運動量を表に表したものです。Mサイズのみかん1個あたりのカロリーは54kcalで、これを消費するには8分から24分ものほどよい運動が必要です。
みかんの栄養素は？ダイエット効果ある？
みかんを食べて減量を目指すダイエット方法がありますが、みかんにはダイエット効果があるのでしょうか。ここからは、みかんの栄養素とその効果や効能について解説します。
①ビタミンP
主にみかんの白い筋に含まれるビタミンPは、ヘスペリジンと呼ばれるポリフェノールの一種です。ビタミンPには、中性脂肪を分解してコレステロールを低下させる働きがあります。また、ビタミンPには血流を改善して基礎代謝を上げる作用があるため、太りにくく痩せやすい体質に近づけるでしょう。
さらに、ビタミンPはがんなどの生活習慣病の予防にも役立ち、肌のシミなどの原因となる活性酸素を減らす作用からアンチエイジング効果も期待できます。