ミックスナッツのカロリー・糖質は?ダイエットできる?栄養素や食べ方のコツを紹介!
【管理栄養士監修】ミックスナッツのカロリー・糖質量を知っていますか?ダイエット向きなのでしょうか?今回は、ミックスナッツのカロリー・糖質をナッツの種類別で比較し、栄養素やダイエット効果を紹介します。ミックスナッツでダイエットをする方法・ポイントや、カロリーを消費するのに必要な運動量も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
ここまでミックスナッツのカロリーや糖質について数値で解説しましたが、ミックスナッツはダイエットに向いているのでしょうか。また、ミックスナッツに含まれている栄養素についても詳しく見ていきましょう。
①食物繊維
ミックナッツには食物繊維が多く含まれていて、ダイエット目的や便秘解消のために食べている人も多い食材です。ミックスナッツには、胃や腸で膨らんで便通をよくする効果のある不溶性食物繊維が多く含まれているので、便秘の解消にも役立ちます。また、食物繊維は腹持ちがよく、消化に時間がかかるためダイエット中の間食にぴったりです。(※2)
②ビタミンB群
ミックスナッツには美容に効果が高いビタミンB群も豊富に含まれています。アーモンドには脂質の代謝を促進する効果があるビタミンB2、カシューナッツには疲労回復効果のあるビタミンB1など、ほかにもさまざまなビタミンB群が含まれています。
ビタミンB群は代謝ビタミンと呼ばれていて、体内での様々な栄養素の分解やエネルギーへの変換などの代謝機能をサポートしているビタミンです。加齢とともに代謝が下がると痩せにくくなったり、冷え性などの原因になるので、積極的に摂ることを意識しましょう。(※3、4)
③ビタミンE・ポリフェノール
ミックスナッツの中でも特にくるみに多く含まれているポリフェノールには抗酸化作用があり、体内の有害な物質を無害な物質に変える効果があります。ポリフェノールは生活習慣病の予防などにも効果があり、動脈硬化などを抑える働きがある栄養素です。
また、ミックスナッツにはビタミンEも豊富に含まれており、ビタミンEにも抗酸化作用があるのが特徴です。このように抗酸化作用を持つビタミンE・ポリフェノールを両方含むミックスナッツは、美容効果だけでなく健康にも良い効果が期待できる食材だといえます。(※5、6)
④良質な脂質
脂質は高カロリーなイメージからダイエットをしている人からは避けられがちですが、ミックスナッツに含まれている良質な脂質は、不飽和脂肪酸と呼ばれるダイエットに役立つ脂質です。中でも不飽和脂肪酸であるリノール酸やα-リノレン酸は人間の体内で作ることができないため、不足すると代謝が正常に行われずに太りやすくなる可能性もあります。
良質な脂質であっても過度な摂取は肥満につながりますが、特にアーモンドやクルミに良質な脂質が含まれているため、ダイエット中も適度な摂取を心がけると良いでしょう。(※7)
ミックスナッツでダイエットをする方法・ポイントは?
ミックスナッツでダイエットをする方法やポイントはどのようなものなのでしょうか。ここでは、ミックスナッツをダイエットに活用する上での具体的な方法やポイントを解説していきます。
①1日の量は25gを目安に食べる
ミックスナッツ以外の食材でもいえることですが、どのような食材でも食べ過ぎれば太ってしまいます。ミックスナッツの1日の適正量は約25gと言われているので、この量を目安に食べることを意識しましょう。美容成分やダイエットに効果的な栄養素も多く含まれていますが、ナッツは少量でもカロリーが高いので適量を守るようにしてください。
②アーモンドとクルミをメインに食べる
前述した通り、アーモンドとクルミにはダイエットに効果的な良質な脂質である不飽和脂肪酸が多く含まれています。くるみはナッツの種類別で見たときにカロリーが抜きんでて高いですが、一方でダイエットに役立つ良質な脂質が多く含まれているため、避けすぎずに適度に摂取するようにしてください。
③無塩で素焼きのナッツにする
市販されているミックスナッツの中には油で揚げているものや、味付けがしてあるものもありますが、ダイエット中は無塩で素焼きのナッツを選ぶようにしましょう。油や調味料を使っているとそれだけでカロリーが高くなってしまいます。また、塩分の摂りすぎはむくみを引き起こし、代謝を低下させてしまうので注意が必要です。
飽きないように時おり味付きのナッツを取り入れるのは構いませんが、常にそういったものを選ぶのは避けましょう。