しめ鯖(1切れ)のカロリー・糖質は高い?ダイエット向きの食べ方なども紹介!
【管理栄養士監修】しめ鯖のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、しめ鯖のカロリー・糖質量を他の魚類と比較しながら紹介します。しめ鯖のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きのヘルシーな食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
しめ鯖はお寿司で食べる方も多いですが、ダイエット中は糖質を抑えることが大事になります。砂糖が入っている酢飯ではなく、しめ鯖単品で食べることがカロリーオフになります。自分で作る際は砂糖を使わず、塩と酢だけでしめることで糖質を抑えましょう。
一瀬 ゆかり
管理栄養士
写真のような棒寿司の場合、一貫あたりの酢飯40gには64kcal、糖質量は14.0gとなっています。 酢飯は白飯に比べて食欲がわきやすいため、どうしても食べたい場合は、先に食物繊維の多い野菜、きのこ、海藻などが含まれているおかずや汁物でお腹を落ち着けておくことをお勧めします。
野菜と合わせて食べる
青魚はカロリーも脂質も高めですが、腹持ちもよく糖質も低いです。魚の油に含まれるDHAやEPAは脂肪燃焼効果も期待できるのでダイエット中には積極的に取り入れたい魚です。しめ鯖単品ばかりでは飽きてしまうので、キムチと和えたりカルパッチョにしたり野菜と合わせて少量でも満腹感を得やすくなるようにアレンジしましょう。(※2、3)
しめ鯖を食べる際の注意点は?
ダイエットにはよいと言えるしめ鯖ですが、食べる際に注意点があります。何に気を付ければいいのか解説します。
塩分の取りすぎ
しめ鯖を作る時に余分な脂や臭みをとる為に大量の塩を使いますが、これには鯖の水分を抜くためでもあります。その後、流水でよく洗い流しますが、完全には流せません。
しめ鯖5切れ(50g)に0.8gの塩分があります。1日の食塩摂取量が女性6.5g、男性7.5gなので5切れほどでは塩分の摂りすぎとはいえませんが、量が増えると1日の食塩摂取量を上回ってしまいますので1日1食に抑えましょう。
魚に寄生するアニサキスに注意
鯖の可食部には、アニサキスが付着している可能性が高いです。加熱しないしめ鯖では、寄生虫のアニサキスが付着したまま食べてしまうことで、激しい腹痛や嘔吐の症状が出るアニサキス食中毒が起こる事例があります。
塩や酢を使っていても死滅しないので、新鮮な生食用の鯖を使って、酢でしめた後に24時間以上冷凍することで安全に食べられるとされています。しめ鯖は信頼できるお店で食べたり、手作りする場合は厳重に注意して調理しましょう。
しめ鯖のカロリー・糖質には注意して食べよう
今回はしめ鯖のカロリー・糖質、ダイエット向きの食べ方を紹介しました。鯖にはDHAやEPAを始めとした、健康やダイエットに役立つ栄養が含まれています。しかし、しめ鯖にすると更にカロリーが高くなり、お寿司にすると酢飯で糖質量が高くなるので単品で食べるようにしてください。また、塩分も高めなので食べすぎには注意しましょう。