ルバーブとは?栄養成分や効果は?副作用や毒性の有無についても紹介!
【管理栄養士監修】ルバーブとはどんな野菜か知っていますか?今回は、ルバーブの味・香りや〈癌予防〉など栄養・効果にくわえ、副作用など注意点も紹介します。〈ジャム以外〉も含めて、ルバーブの食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ルバーブとは?
ジャムやハーブティーなどで頂いたことはあっても、ルバーブはどのような植物なのか詳しく知っている方はあまりいないかもしれません。まずは旬や種類、特徴などを見ていきましょう。
ルバーブの旬・産地
ルバーブはシベリア原産で日本ではあまり馴染みが無いですが、北海道と長野県の高冷地で栽培されています。それぞれ旬の時期は異なっており、北海道は5~6月頃、長野県は6~7月上旬辺りとなっています。
ルバーブの種類
ルバーブには、赤色系と緑色系の2種類があります。どちらも独特の酸味や香りが特徴で、熱を加えるととろっと溶ける性質を持っています。一般的なルバーブは緑色系であり、赤色系の物は珍しい様です。
ルバーブの味わい・香り
ルバーブは、強い酸味が特徴です。かなりの酸味なので生食には向きませんが、紅茶やジャム、お菓子と色々な料理に活用されています。お菓子などに使用すると酸味が中和され、美味しく頂く事ができ美味しく頂く事ができるのでおすすめです。
香りはかなり独特で、油っこい物を食べた後の口直しにも使用される様です。ルバーブは味と香りのどちらも特徴的な野菜と言えるでしょう。
ルバーブの栄養成分と効能は?癌予防に効果的?
続いて、ルバーブに含まれる栄養成分と効能を紹介します。
ルバーブはかつて漢方に使われていた
現在はハーブとして扱われることが多いルバーブですが、かつては食用ではなく漢方として活用されていた様です。ルバーブには止血作用や緩下作用があることから、下剤として使われていました。また、消炎作用もあるとされています。
ルバーブに期待できる効果・効能
ルバーブの成分に期待できる効果・効能は以下の通りです。
・デトックス効果
・むくみ解消効果
・便秘の解消
・歯や骨の強化
・生活習慣病の予防・改善
・免疫力の向上
・視力・眼精疲労の回復
上記に挙げた通り、ルバーブにはさまざまな効果が期待できます。現在の日本でもルバーブは生薬の一つに数えられており、薬として使用されている様です。
また、赤い色素の成分は「アントシアニン」で抗酸化作用があるとされており、細胞の癌化の抑制にも効果があるとされています。
片村優美
管理栄養士
ビタミンやミネラルが豊富なルバーブは、このようにさまざまな効果が期待できます。カリウムはむくみの改善や高血圧の改善に効果が期待されているミネラルです。塩分を摂りすぎたときにはおすすめです。
ルバーブを食べる際の注意点は?副作用・毒性はない?
漢方として使われていたとなると、食べすぎによる副作用などが気になるところです。妊婦さんや授乳中の方は特に注意してほしいので、以下のポイントをチェックしてみてください。