うどの栄養素と効能は?旬や種類は?成分を逃さない食べ方やレシピなど紹介!
うどに含まれる栄養素を知っていますか?人気ある山菜の一つとして知られています。今回は、うどの栄養成分・効能や、栄養成分を効率的に摂れる食べ方も紹介します。うどの種類・旬や味に加えて、レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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うどはどんな野菜?2種類ある?
うどは東アジア原産で、日本や中国・朝鮮半島にも自生しており、日本では主に関東周辺で栽培されています。土から顔を出してきた新芽や若い茎・葉は柔らかく美味しく食べられ、日光を浴び大きくなれば茎・葉は硬くなります。ここでは、うどにはどんな種類があるのか、詳しく解説していきます。
うどの種類・旬
うどの品種は2種類あり、それぞれの特徴や旬は次の通りです。
・軟白うど:旬は11~2月と3~5月の年に2回|白く細長い
・山うど:旬は3~5月|全体に緑色
日光の当たらない地下や小屋などで栽培するため、全体が白く細長くなり皮が柔らかいのが特徴です。一般的にスーパーなどで売っているのはこの軟白うどで、11~2月に採れる寒うど、3~5月に採れる春うどと、年に2回旬があります。
山に自生している山うどは、日光を浴びるため栄養価が高く、軟白うどより硬く全体に緑色をしています。山うどの旬は短く、3~5月の限られた期間でなければ食べられない希少な山菜です。
うどの味
うどの味は、ほのかな苦みがくせになりそうな、淡白でさっぱりとしています。独特の風味が美味しいと感じる人が多く、うどの旬を楽しみにしていることが伺えます。うどの味は個性がありますが、主張しすぎず他の食材の風味とも合いやすいので、色々な調理に活用できるのもうどの魅力です。
うどが好きで今時期よく食べる。今日はとても長いうどを見つけてテンション↑(笑)太い茎部分は蛸と一緒にからし味噌であえて…葉と細い茎はうど味噌に。栽培モノのうどでうど味噌を作るのは初めてだったけれど、これはこれで美味しいかも♪でも、やっぱり山うどのちょっとクセの強い感じが好きかな^ ^
炊き合わせによく使われるふきとうどを、フレッシュなサラダに仕立てます。山菜のほろ苦さが新鮮で、口いっぱいに香りが広がります。
うどの栄養素と効果・効能は?
うどの成分はその94%が水分で、100gあたり18kcalととても低カロリーな食材ですが、他の野菜では摂れないような栄養素も含んでいます。うどの栄養素にはどのようなものがあるか、またその効果効能について説明していきます。
①カリウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
220mg | 2500mg | 9% |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
※1日の摂取量は成人男性の目安です
カリウムは身体に必要なミネラルの一つで、細胞の浸透圧を維持調整し、体内の余分なナトリウムを排出して血圧上昇を抑えるなどの働きがある栄養素です。不足すれば高血圧やむくみの原因になったり、筋肉の収縮にも関わる成分のため、痙攣を起こす可能性もあります。(※2)
②ビタミンC
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
4mg | 100mg | 4% |
ビタミンCはコラーゲンの生成や鉄分の吸収を助ける働きがありますが、人の体内では生成されないため食品から摂取する必要があります。ビタミンCとコラーゲンは密接なつながりがあり、コラーゲンは皮膚・血管・軟骨などに存在していて、細胞と細胞をつなぐ役目をしています。
ビタミンCが不足すれば、全身の倦怠感・疲労感や食欲不振などに陥り、体の機能を正常に保つために欠かせない栄養素と言えるでしょう。(※3)