和菓子はダイエット中でも食べていい?理由は?太りにくい食べ方やレシピなども紹介!
和菓子はダイエット中に食べていいか知っていますか?今回は、和菓子がダイエット向きの理由や、太りにくい食べ方を紹介します。和菓子のダイエットに向きや不向きの種類に加えて、レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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和菓子は食べても太らない…?
ダイエット中に甘いものは控えたくても、我慢していると余計に甘いものが食べたくなってしまうことがあります。そんな時に安心して食べられるお菓子があるとよいのですが、洋菓子に比べて食べても太らないイメージがある和菓子は本当にダイエット向きなのでしょうか。こちらで和菓子の性質を正しく理解して、楽しく長くダイエットを続けていきましょう。
和菓子がダイエット向きの理由は?
洋菓子に比べると和菓子の方が太りにくくダイエットに向いていると言われますが、その理由はあるのでしょうか。ここでは栄養素の観点から、洋菓子に比べて和菓子がダイエット向きと言われる理由について紹介します。
①脂質が低い
和菓子(100gあたり) | 脂質 | カロリー |
水羊羹 | 0.2g | 74kcal |
葛まんじゅう | 0.3g | 202kcal |
ぜんざい | 0.5g | 223kcal |
わらびもち | 2.9g | 169kcal |
カステラ | 4.6g | 319kcal |
どら焼き | 5.0g | 271kcal |
洋菓子(100gあたり) | 脂質 | カロリー |
アイスクリーム | 8.0g | 74kcal |
ホットケーキ | 8.4g | 266kcal |
シュークリーム | 9.0g | 197kcal |
ショートケーキ | 21.4g | 308kcal |
クッキー | 22.2g | 427kcal |
チーズケーキ | 27.7g | 358kcal |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
洋菓子は小麦粉、卵、牛乳、バターを使って作られることが多く、これらの材料には脂質が多く含まれカロリーが高くなります。一方で和菓子は米、小豆、砂糖、葛粉などが使われており、これらの材料には脂質があまり含まれないためカロリーも低く、太りにくいと考えられています。
②あんこに食物繊維が豊富に含まれている
和菓子と言えばあんこが欠かせませんが、あんこの原料となる小豆には食物繊維が豊富に含まれています。以下に食物繊維のダイエット効果を紹介します。
・便秘を解消する
・満腹感が持続する
・食後の急激な血糖値の上昇を抑える
食物繊維のうち不溶性食物繊維は、腸内を移動しながら水分を吸収することで便のかさを増やし、腸壁を刺激して便通を促し便秘を解消します。また、水溶性食物繊維は、腸内をゆっくりと移動するために満腹感が続き食べる量が減り、食後の急激な血糖値の上昇を抑えて太りにくい体づくりが期待できます。(※2、3)
③グルテンフリー
グルテンフリーとは元々小麦アレルギーの人や体質的にグルテンが合わない人のために考えられた食事法で、この食事法ではグルテンを含む小麦粉などの食材を食べないため、カロリーが低い野菜や果物が中心の食事となり、ダイエットにつながると考えられています。
和菓子の主な原材料となる米粉、小豆、砂糖、葛粉にはグルテンが含まれないため、和菓子の中にはグルテンフリーの食品がたくさんあります。
和菓子ダイエットのやり方・食べ方は?
和菓子はダイエットに適した食品と言えますが、ダイエットに効果的な食べ方やポイントはあるのでしょうか。ここではダイエット中に和菓子を食べるときのやり方や食べ方について解説します。
①夜遅くに食べずおやつごろに食べる
昔からおやつの時間といえば午後3時頃を指しますが、この午後3時前後の時間は脂肪が蓄積されにくく、夜の時間帯に向かうにつれて脂肪が蓄積されやすくなることが研究で明らかになっています。おやつの時間に我慢して結局満足感を得られずに夜遅くに食べてしまうよりは、おやつの時間に食べる方がダイエットには効果的です。(※4)
②お茶を1杯飲む
和菓子を食べるときには、一緒にお茶を1杯飲むことで脂肪をつきにくくすることができます。特に抹茶や玉露などの緑茶にはカテキンや食物繊維が含まれ、血糖値の上昇を抑えたり脂肪を燃焼する働きがあります。烏龍茶にも脂肪を燃焼、分解する働きがあり、ダイエットに有効です。