スイカの食べ過ぎNG?妊娠中は要注意?下痢・腹痛やむくみなど悪影響の例を紹介!
スイカの食べ過ぎによる危険性を知っていますか?今回は、スイカを食べ過ぎた際の体への悪影響・症状や、食べ過ぎに特に気をつけた方がいい人も紹介します。スイカを適量食べた場合の健康効果も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
①妊娠中の人
妊娠中はホルモンバランスの変化や体型の変化で血流などが悪くなり、体が冷えやすい状態です。そんな状態にも関わらずスイカを食べ過ぎて体を冷やしてしまうと、お腹が張りやすくなってしまったり、胃腸が冷えて便秘になってしまう可能性があるため気をつけましょう。
②腎臓が弱い人
スイカはカリウムと水分を豊富に含んでおり、一般的にはこれらが利尿作用を促し、体から余分な塩分や老廃物を排出してくれます。しかし尿を作る腎臓が弱っている場合、利尿作用のあるカリウムを摂取しても、上手くカリウムが排出されずに高カリウム血症になってしまいます。
高カリウム血症とは、体のしびれや不整脈、嘔吐などの症状を引き起こすため、腎臓が弱っている人はスイカを食べ過ぎないように気をつけましょう。(※4)
スイカを適量食べた場合の健康効果は?
スイカの食べ過ぎは体に良くありませんが、適量のスイカは体に良い効果があります。ここではスイカの健康効果について紹介します。
①むくみを解消する
むくみの原因の一つとして、塩分を取り過ぎた時に体内の塩分濃度を薄めるために水分を貯め込んでしまうことが挙げられます。スイカに含まれるカリウムには、このむくみの原因である過剰に摂取した塩分を体外に排出する効能があるため、むくみ解消効果が期待できます。(※5)
②免疫力を向上する
スイカに含まれるβ-カロテンは体内でビタミンAに変化する栄養素です。ビタミンAには、免疫細胞を活性化する効果があり、免疫力を向上させる効能が期待できます。また、ビタミンAには抗酸化作用もありアンチエイジングにも効果があります。(※6、7、8)
(*スイカの健康効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
スイカの食べ過ぎには要注意
スイカは水分が多く果物の中では低カロリー・低糖質で、夏に必要な栄養を豊富に含む果物です。しかし食べ過ぎると体に負担がかかり悪い影響を及ぼすこともあるため、食べる時は適量に気をつけるようにしましょう。