フェンネルの効果・効能は?ティー・アロマなど使い方や副作用の注意点も紹介!

フェンネルの効果・効能について知っていますか?今回は、フェンネルの効果・効能を利用した使い方や、注意点・副作用に加えて、味わい・香りも紹介します。フェンネルの下処理の仕方や、活用した料理レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. フェンネルとは?
  2. フェンネルとは地中海沿岸が原産の植物
  3. フェンネルの種類
  4. フェンネルの味わい・香り
  5. フェンネルの効果・効能は?
  6. ①胃や腸の調子を整える
  7. ②口臭を予防する
  8. ③ダイエット効果
  9. ④更年期障害や女性特有の悩みを緩和する
  10. ⑤眼精疲労を改善する
  11. フェンネルの使い方は?
  12. ①料理の香り付けとして使う
  13. ②フェンネルシードを使ってティーにする
  14. ③芳香剤やアロマとして使う
  15. ④野菜として食べる
  16. ⑤ドライフラワーにして楽しむ
  17. フェンネルを使う際の注意点・副作用は?
  18. ①アレルギー反応が出る可能性がある
  19. ②敏感肌の人は使うのを避ける
  20. ③妊婦&乳児は摂取する量を控える
  21. フェンネルの下処理の仕方は
  22. フェンネルを使った料理レシピのおすすめ
  23. ①マッシュルームのフェンネルマリネサラダ
  24. ②タラのフェンネルシード焼き
  25. ③フェンネルとトマトのスープ
  26. ④フェンネルとジャガイモのグラタン
  27. フェンネルを上手く使おう

インド料理店で食後にお口直しのスパイスとして出されることもあるフェンネルシードには、その芳香で口腔内の悪臭を消す効果があります。そのほかにも、唾液の分泌を促すことで口腔内の食べかすを取り除く効果もあるそうです。

また、フェンネルシードには抗菌作用や抗炎症作用もあるため、口臭や歯肉炎の原因となる原因菌を取り除く効能も期待できます。

③ダイエット効果

フェンネルには利尿作用や発汗作用があるため、体内の余分な水分を排出してむくみを解消する効果が期待できます。また、血行を良くする働きもあるため、冷え症の改善にも効果があるようです。

むくみや血行不良は代謝の低下につながるため、これらの改善によって代謝も高まり、痩せやすい体に導いてくれるダイエット中の方にはおすすめのハーブといえるでしょう。

④更年期障害や女性特有の悩みを緩和する

フェンネルに豊富に含まれる植物性エストロゲンは、女性ホルモンであるエストロゲンと類似の働きをすることがわかってきました。この特性から、フェンネルは閉経後に女性ホルモンが減少することでおこる更年期障害の症状の緩和や、産後の母乳の出をよくする効果が期待できます。

⑤眼精疲労を改善する

古くからフェンネルは眼精疲労に対する効能があるとされ、視力回復の薬として活用されてきました。フェンネルの葉や種子を抽出した液をコットン等に浸して、眼にパックするだけで効果が感じられる人もいるようです。

フェンネルの使い方は?

フェンネルには様々な効能があることがわかりましたが、フェンネルを生活に取り入れる方法としてはどのような使い方があるのでしょうか。取り入れ方をいくつか紹介するので参考にしてみてください。

①料理の香り付けとして使う

前述した通りフェンネルは魚料理に合うハーブとして有名ですが、その爽やかな甘い香りは肉料理にも合います。また、フェンネルシードはパン生地に混ぜて使うほか、カレーのスパイスの1つとしても使うことができます。柑橘系ハーブとの相性もいいので、ドレッシングに柑橘系ハーブとともに加えれば、ハーブの香りが楽しめる本格的なサラダになるでしょう。

②フェンネルシードを使ってティーにする

フェンネルシードは以下の手順でフェンネルティーにして楽しむのもおすすめです。

①ティーポットにフェンネルシードをティースプーン2杯程度入れる
②3分ほど蒸らして、好みの濃さで注ぐ


フェンネルシードは香りが強いため、レモングラスなどの柑橘系ハーブと一緒に混ぜるかハチミツを加えるとより美味しく飲むことができます。フレッシュハーブをティーにすることもでき、フレッシュハーブだとマイルドな口当たりでさっぱりとするため、食後の食べすぎによる不快感の緩和にも役立つでしょう。

③芳香剤やアロマとして使う

フェンネルの香りを気軽に楽しみたい場合は、フェンネルシードからとれる精油を使うのもおすすめです。フェンネルの精油の成分はアネトールと呼ばれ、香りを嗅ぐだけでも胃腸の働きの改善、咳の緩和、母乳の出の促進などの効能があると言われています。石鹸や歯磨き粉などにフェンネルの香りがついているものもあるので、自分に合ったものを探してみましょう。

④野菜として食べる

前述した通り、株元が大きくなる種類のフェンネルはイタリアではフィノッキオと呼ばれ、一般的に野菜として食べられています。火を通すと甘くなることから、グリルしたりスープにしたりして食べられているようです。葉や茎の部分もサラダやスープにして食べることができ、独特な風味がアクセントになります。

⑤ドライフラワーにして楽しむ

可憐な黄色い花を咲かせるフェンネルは見た目も楽しめる植物で、香りや見た目をより長く楽しむためにはドライフラワーがおすすめです。繊細な葉を他の花と組み合わせてドライフラワーにしても、また違った雰囲気が楽しめます。

ドライフラワーを自分で作る場合は、花や葉が良い状態を保っているタイミングで、風通しが良く直射日光の当たらない場所に逆さまの状態で吊るしてしっかりと乾燥させましょう。

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