タラ(鱈)の栄養価と効能は?タンパク質が豊富?妊婦・子供におすすめな理由も紹介!
【管理栄養士監修】タラ(鱈)に含まれる栄養素を知っていますか?タラは白身魚として有名な魚の1つです。今回は、タラの栄養成分・効能に加え、栄養成分を効率的に摂れる食べ方・レシピも紹介します。妊婦・子供に鱈が推奨される理由も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
魚は栄養満点ですが、魚に含まれる水銀が妊婦や子供に異常をきたすことが報告されています。では、鱈の場合は問題無いのでしょうか?
水銀の影響が少なく栄養豊富なため
一般的に魚に多く含まれる水銀は、健康に悪影響を及ぼす懸念から、妊婦や子供には過剰摂取を控えるよう米食品医薬品局(FDA)が2004年に勧告しています。しかし近年、魚の適量な摂取は子供の体の成長に良いことが証明され、2014年にはタラなどの水銀の含有量の少ない魚介類を、1週間に227~340グラム摂取するよう新たな勧告が出されました。
魚の栄養はとても体にとって大切な物です。適量をしっかり守りながら食べるようにしましょう。
タラの栄養がとれるレシピのおすすめ
ここからは、タラの豊富な栄養素を効率よく摂ることができるレシピを紹介します。好みに合わせてアレンジもできるので、是非参考にしてください。
①タラの煮付け
煮付けは、タラを使った定番のメニューの1つです。一緒に豆腐や野菜を入れることでボリュームも上がり、栄養バランスも良くなるでしょう。
②タラちり鍋
名前に「ちり」とありますが辛い鍋ではなく、入れた魚がちりちりと縮む様子からちり鍋と呼ばれるようになった、日本で昔から親しまれている料理です。残った汁も雑炊などにすることで、汁に流れ出たタラの栄養を無駄なく摂り入れることができます。
③タラのみそ汁
こちらのレシピは、オリーブオイルを入れているので脂溶性のビタミンも効率よく摂取できます。野菜も豊富に摂れ、短い調理時間で作ることができる、忙しいときや料理が苦手な人におすすめのレシピです。
④タラのパスタ
こちらは、タラを活用したアクアパッツァ風のパスタのレシピです。スープにもタラの旨みや栄養が溶けだしているので、パスタにスープをしっかり絡ませて食べるのがおすすめの食べ方です。
タラは栄養豊富な食材
タラに含まれる栄養素について紹介しました。タラは高タンパク・低糖質で様々なビタミンなども含む健康に良い効果や効能を持つ食材です。旬の時期になると更に甘みが増して美味しくなるので、紹介したレシピを参考にタラの美味しさを堪能してみてください。