ココナッツオイルは体に悪い?害ある?1日の適量や肌への効果の有無なども解説!

ココナッツオイルは体に悪いかどうか知っていますか?今回は、ココナッツオイルが体に悪いと言われる理由や、1日の摂取量の目安についても紹介します。ココナッツオイルを肌に塗るのは効果があるのかどうかも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ココナッツオイルは体に悪い?害がある?
  2. ココナッツオイルは体に悪いと言われる理由は?
  3. ①飽和脂肪酸が多く含まれる
  4. ②カロリーが高い
  5. ③アレルギー反応が出る可能性がある
  6. ④体臭や口臭が強くなる
  7. ココナッツオイルの1日の摂取量の目安は?
  8. 1日の摂取目安の量は大さじ1杯
  9. ココナッツオイルを適量摂取した場合の健康効果
  10. ココナッツオイルを体に塗るのは効果なし?ある?
  11. 正しく使えば体・肌にいい効果がある
  12. 肌に塗るココナッツオイルの選び方
  13. ココナッツオイルの取りすぎには注意しよう

ココナッツオイルは体に悪い?害がある?

ココナッツオイルは、美肌作りやダイエットに良いため海外セレブも使用しているなどと、紹介されることもある食材です。しかし、医学専門サイトなどではココナッツオイルの使用方法に警鐘を鳴らしています。どういう理由で体に悪いと言われているのでしょうか。

(*ヤシ油(ココナッツオイル)について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください)

ヤシ油とは?パーム油と違いある?成分「脂肪酸」の健康効果・効能も紹介!

ココナッツオイルは体に悪いと言われる理由は?

ココナッツオイルは、良いことづくめと聞いていたのに、体に悪いと言われると不安になってしまいます。その理由は、一体何故なのかを確認してみましょう。

①飽和脂肪酸が多く含まれる

飽和脂肪酸を摂りすぎると、起こりうる悪影響は以下の通りです。

・脂肪として体内に蓄積する
・悪玉コレステロールが血中に増加する
・悪玉コレステロールの増加により、高血圧や脂質代謝異常、動脈硬化などにつながる

ココナッツオイルが体に悪いと言われる主な要因は、ココナッツオイルの82%が、この飽和脂肪酸でできているからです。飽和脂肪酸とは、冷えると固まる性質のある脂で、動物性のものに多く含まれます。飽和脂肪酸は適量を摂取すればエネルギーとして体内で消費されますが、摂りすぎには注意が必要な脂です。(※1)

②カロリーが高い

カロリー 1日の摂取カロリーの占める割合
ココナッツオイル(大さじ1杯) 111kcal 5%
ココナッツオイル(100g) 921kcal 42%


※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※2)
※1日の摂取量は成人男性の目安です

オイルですので、他の菜種油やごま油と同様に、カロリーは高い油です。ココナッツオイルのカロリーを知らず、食生活の中になんでもかんでもココナッツオイルを取り入れてしまうと、カロリーオーバーになってしまいます。これでは、ダイエットのつもりで摂取していても、逆効果になってしまうでしょう。

③アレルギー反応が出る可能性がある

ココナッツにアレルギーを持っている人は、以下のようなアレルギー症状が出る場合があります。

・湿疹
・赤い斑点
・下痢
・アナフィラキシーショック(血圧レベルの低下、意識低下)

ココナッツのアレルギーが無くても、ナッツ類にアレルギーがある方は要注意です。アレルギー反応として、肌に湿疹や赤い斑点ができたり、下痢になることがあります。アレルギーのさらに強い症状の、アナフィラキシーショックには注意が必要です。蜂に刺されたときにも起こりうる症状で、呼吸困難になるなどの重篤な症状を起こします。

特にアナフィラキシーショックが出た場合は、一刻を争う事態ですので救急車を呼ぶ必要がありますが、湿疹や下痢などの症状がでた場合も、病院で診てもらいましょう。(※3)

④体臭や口臭が強くなる

体が中性脂肪をエネルギーとして使うのは、体内で糖質が足りなくなったときです。このときに出るケトン体という物質は、つんとするような甘酸っぱい、腐った臭いがします。特に、ダイエットで糖質制限を合わせて行っている場合、より体臭や口臭が強くなることがあります。

ココナッツオイルの1日の摂取量の目安は?

ここまでで、体に悪いと言われる理由は分かりました。では本当に全く摂らないほうが良い食材なのでしょうか。1日の摂取可能量や、健康効果についても触れておきましょう。

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