むかごは栄養豊富?効果・効能は?成分を逃さない食べ方や味・旬の時期も紹介!
【管理栄養士監修】むかごの栄養について知っていますか?今回は、むかごの栄養や効果・効能に加えて、栄養成分の逃さない食べ方や、活用レシピも紹介します。むかごの旬の時期や、新鮮な選び方の他に、カロリーも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
カリウムは、血圧を下げる効果や脳卒中の予防、骨密度を増加させる効果がある栄養素です。また老廃物を排泄する際の手助けや、便秘解消にも効果があります。しかし、カリウムは摂取しすぎると逆に体が不調になるため、バランスよく摂取することが必要です。(※3)
④マグネシウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
19mg | 340mg | 6% |
マグネシウムは、骨の強さを保つことや歯の形成に必要な栄養素です。また、炭水化物・脂質・たんぱく質などの重要な栄養素の代謝にも関与しています。マグネシウムが不足すると、ビタミンDの代謝がうまくできなかったり体に様々な弊害が起こったりするとされているので、不足しないように気を付けましょう。(※4)
⑤ビタミンC
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
9mg | 100mg | 9% |
むかごには、ビタミンCも多く含まれています。ビタミンは体の健康にとても大切な栄養素で、不足すると病気になりやすくなったり成長に障害が出たりすることがあるため、不足しないよう注意が必要です。
また、ビタミンCは鉄分やタンパク質と共に、美容や健康に必要なコラーゲンを作る際にとても重要な役割をします。むかごにはそれらすべてが含まれているため、美容や健康にとても高い効能が期待できる食べ物といえます。(※5)
管理栄養士ももマミー
管理栄養士
「山のウナギ」と言われる山芋の芽ということもあり、栄養価がとても高いです。特にビタミンCは人間の体内では作ることが出来ないので積極的に摂取したい栄養素の1つです。
むかごの栄養成分を効果的に摂取する食べ方は?
たくさんの栄養成分を含んだむかごですが、その栄養成分をより摂取しやすい食べ方を紹介します。
①皮ごと食べる
むかごは、皮の部分にも栄養素が含まれています。実がとても小さいため皮を剥いて食べることは大変な手間となり、大切な栄養素をそぎ落としてしまう可能性があるため、なるべく皮は剥かずに食べましょう。皮ごと食べる際は茹でるよりも蒸し器などで蒸す方法が、栄養素が水分に流れることもない上に、香りが引き立って甘味が増すためオススメです。
②生で食べる
むかごは山芋と同じで、表面を綺麗に洗えばそのまま生で食べることができますが、少し青臭い味わいです。しかし、粘り気があり山芋と同じシャキシャキとした食感なため、サラダなどに加えて美味しく食べられます。
しっかり洗っても皮の泥臭さが気になる場合には、皮がついたまますり鉢とすり棒ですりおろし、とろろにして食べると泥臭さも気にならない上に栄養素もしっかりとれるでしょう。
管理栄養士ももマミー
管理栄養士
カリウムやビタミンCは水に溶け出す栄養素です。そのまま食べたり、汁物に入れて汁も飲むことで、むかごの栄養を余すことなく摂取できますよ。
むかごの栄養が摂れる活用レシピ
むかごはそのまま食べるのが一番簡単で、その美味しさを感じられる食べ方ですが、ここではむかごの風味や味をより楽しめる活用レシピを紹介します。