むかごは栄養豊富?効果・効能は?成分を逃さない食べ方や味・旬の時期も紹介!
【管理栄養士監修】むかごの栄養について知っていますか?今回は、むかごの栄養や効果・効能に加えて、栄養成分の逃さない食べ方や、活用レシピも紹介します。むかごの旬の時期や、新鮮な選び方の他に、カロリーも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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むかごとは?
むかごとは、長芋や自然薯から地上に伸びた葉の生え際に実る、直径1cmほどの丸い芽のことをいいます。地域によってはぬかごと呼ぶこともありますが、むかごとはどのような食べ物なのでしょうか。
むかごの旬や選び方
むかごの旬と選び方は以下の通りです。
【旬】
・10月~11月
【選び方】
・皮にしわがよっていない
・粒が大きく、そろっている
むかごの元である長芋や自然薯は11月から12月頃が旬ですが、むかごは小さいものなら9月から収穫ができ、旬は長芋や自然薯よりも少し早い10月~11月です。
むかごは収穫から日が経つと乾燥して表面の皮にしわがよるので、しわがないものを選ぶようにしましょう。また、小さいものは早期に取られたむかごである可能性が高いため、小さいものが混じっていない粒がそろったものを選んでください。
むかごのカロリー
100gあたり | カロリー | 糖質 | 1日の摂取カロリーの占める割合 |
むかご | 93kcal | 0.2g | 4% |
※1日の摂取量は成人男性の目安です。
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
むかごは1粒2gほどと小さいため、100g食べるとするととてもたくさんの量になります。しかしカロリーもそれほど高くない上に、皮ごと食べることができて食物繊維が豊富なため腹持ちも良く、ダイエットにも適した食材です。
(*むかごについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
管理栄養士ももマミー
管理栄養士
実はニンニクやオニユリもむかごを作ります。またハート型の大きな葉が特徴の山芋の1つである「ニガカシュウ」もむかごを作りますが苦みが強くアクを抜かないと食べることができません。
むかごの栄養や効果・効能は?
むかごは、長芋や自然薯などの山芋よりもさらに高い栄養成分を持っている食べ物ですが、どのような栄養成分が含まれており、どのような効能があるのでしょうか。
①アミラーゼ
むかごには、唾液などに含まれ消化を助ける働きがあるアミラーゼが多く含まれています。アミラーゼが不足するとニキビや蕁麻疹が出たり、胃もたれや胸焼けなどの消化不良を起こすこともあります。アミラーゼはこれらの症状の予防にも役立つので、むかごは肌や胃などの不調に悩んでいる方におすすめの食材です。(※2)
②アルギニン
むかごには、アミノ酸の一種であるアルギニンという栄養素も多く含まれています。アルギニンは成長ホルモンの分泌を促進し、免疫力を高める効果や、疲労を回復させる効果があります。また肌の保湿や新陳代謝を促し、美肌にする効果もある女性に嬉しい栄養素です。
③カリウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
570mg | 2500mg | 23% |