ひよこ豆の栄養価を大豆と比較!効果・効能や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】ひよこ豆に含まれる栄養素を知っていますか?今回は、ひよこ豆の栄養成分・効能に加え、栄養成分が取れるレシピも紹介します。他の豆類と比較してのカロリー・糖質量やひよこ豆の食べ方の注意点も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ひよこ豆はどんな食材?
ひよこ豆がどんな食材なのかを詳しく紹介します。
渡辺愛理
管理栄養士
カロリーが高いからNGではなく、トータル的に見たときに、どうであるかが食材を選ぶときのポイントです。
ひよこ豆の味や生産地
ひよこ豆はベージュの薄い色で丸い形をしていて、ちょっととがった先がひよこのくちばしのように見えることから、名付けられた豆です。ホクホクとしていて柔らかく、大豆のような豆臭さがあまりないためいろいろな料理に合わせやすく食べやすいのが特徴です。日本は栽培に適した気候ではないため、原産地はインドで、米国やメキシコ、カナダから輸入しています。
ひよこ豆のカロリー・糖質
以下は、ひよこ豆100g当たりのカロリー・糖質量になります。
カロリー | 374kcal |
---|---|
糖質 | 61.4g |
豆類は、豆腐や豆乳のイメージから、ヘルシーでダイエット向きだと思われがちですが、ひよこ豆はカロリー・糖質量ともに白米(100g:168kcal)などダイエット中に控える食材よりも高い数値となっています。しかし、ひよこ豆は植物性のタンパク質が豊富であるため、消化にも良い上に食物繊維も豊富なので、美容・健康におすすめの食材です。
低GI値の食品
上記で説明した通り、ひよこ豆はカロリーが高い食品です。しかし、カロリーが高いものは太りやすいというわけではなく、ダイエットにはGI値という血糖値の上がりやすさを表す値も関係しており、低ければ低いほどダイエットに効果的な食材とされています。
ひよこ豆はカロリーは高いですが、ご飯・パンなど炭水化物に比べ、GI値が低く、血糖値が上がりにくい食品です。そのため、ひよこ豆の糖分は吸収されにくいので脂肪として蓄積しにくく、それでいて腹持ちも良いため、食べていて満足感が得られやすい、ダイエット向きの食品と言えます。
ひよこ豆の栄養素と効能は?【大豆など比較】
カロリー | 水分 | タンパク質 | 糖質 | 食物繊維 | 脂質 | |
ひよこ豆 | 374kcal | 10.4g | 20g | 61.5g | 16.3g | 5.2g |
大豆 | 422kcal | 12.4g | 33.8g | 29.5g | 21.5g | 19.7g |
あずき | 343kcal | 14.2g | 20.8g | 59.6g | 24.8g | 2g |
ひよこ豆にはどのような栄養素が含まれているのか、含有成分を効能をとともに大豆・あずきと比較しながら詳しく紹介します。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
①イソフラボン
種類 | 含有量(100g) | 1日の必要な摂取量 | 1日の摂取量に占める割合 |
ひよこ豆 | - | 70mg | - |
大豆 | 140.4mg | 70mg | 200% |
あずき | - | 70mg | - |
豆類には大豆イソフラボンという栄養素が含まれていて、女性ホルモンと似た働きをする働きがあります。ひよこ豆にもイソフラボンは含まれていて、料理にも取り入れやすいのでおすすめです。イソフラボンを摂ることでイライラを抑えたり、髪や肌の調子を整えるなど女性に嬉しい効能がたくさんあるので積極的に摂るようにしましょう。