ダイエット中に食べ過ぎた時の対処法は?断食はNG?2日間でリセットが理想?
【管理栄養士監修】ダイエット中に食べ過ぎた場合はどうしていますか?そこで今回は、ダイエット中に食べ過ぎた場合に翌日からできる対処法を紹介します。食べ過ぎた翌日におすすめな低カロリー・ヘルシーレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ダイエット中に食べ過ぎた…
ダイエット中でも付き合いで、食べ放題などに行くこともあるでしょう。そして食べ過ぎた翌日に、摂取カロリーを思い返して後悔する人もいるのではないでしょうか。ここでは、ダイエット中に食べ過ぎてしまった時どうしたらよいのか、すぐに始められる具体的な方法を紹介しながら説明します。
ダイエット中に食べ過ぎた翌日にできる対処法は?
ダイエット中に食べ過ぎた結果、高カロリーを摂取したとしても、すぐに対処することでリセットが可能です。そして、すぐに始められる方法がたくさんあります。ここでは、ダイエット中に食べ過ぎた翌日からできる対処法を9つ説明します。
①むくみ対策に水分をとる
ダイエット中に食べ過ぎた翌日は、むくみ対策に水分を摂るようにしましょう。これは、様々な料理を食べ過ぎたことで塩分を過剰摂取した結果、体や顔がむくんでいることが多いからです。特に食べ過ぎに飲み過ぎが加わると、脱水症状が起こっている可能性があります。
摂りたい水分量は1日にコップ10杯程度で、飲むのは冷水ではなく白湯が望ましいです。腸に余計な刺激を与えないことを考えると、白湯が無理でも常温の水を飲むよう心がけたいところです。喉が渇いてから飲むのではなく、こまめに水分を摂ってトイレに行くようにしましょう。
②断食はしない
ダイエット中に食べ過ぎた翌日には、断食してはいけません。特に朝食を抜くのは避けましょう。これは、食べ過ぎた翌朝にしっかり食事をすることで胃腸を動かし、基礎代謝を上げる方がリセットしやすいからです。
断食すると体重はすぐに減りますが、断食明けに体が食べ物を吸収しようとするので、結果として増えてしまうことが珍しくありません。断食するのではなく、食べる量は減らして、食べる回数を減らさないことを意識してください。
加藤 心
管理栄養士
基礎代謝を上げ、余分に蓄えないよう効率的にエネルギーへと変換させるため、糖質にはビタミンB1を、たんぱく質にはビタミンB6を、脂質にはビタミンB2を多く含む食材を選ぶとよいです。
③2日間でカロリーをリセットする
食べ過ぎた時に試してほしい対処法として、2日間でカロリーをリセットするようにしましょう。特に食べ放題に行った翌日は、体重が1~2kg増えることが珍しくありません。しかし、その時点ではそれが脂肪として体に蓄えられているわけではないのです。
そのため、食べ過ぎた翌日にカロリーをリセットすると、増えた体重は苦労なく戻すことができます。食べたものが脂肪に変わるまでに2週間かかるとされているので、2日でカロリーをリセットする習慣をつけましょう。
④食事と食事の間を空け過ぎない
ダイエット中に食べ過ぎた時は、食事と食事の間を空け過ぎないことが大事です。食事の間隔が4時間以上空いてしまうと、食べ物を口にした時に血糖値が急上昇してしまいます。血糖値が上がるとインスリンと呼ばれるホルモンが膵臓から分泌され、体に糖を取り込んでエネルギーを産生しようとします。
血糖値が急上昇するとインスリンの分泌量が増えすぎて、エネルギー産生に使われなかった糖を脂肪として体に蓄えるため太るのです。食事間隔は4時間が適正なので、昼食と夕食の間に間食する習慣をつけると対処しやすくなります。
⑤糖質&脂質&塩分を控える
ダイエット中に食べ過ぎた翌日は、糖質と脂質、塩分を控えた食事を心がけましょう。糖質と脂質を控えることでカロリーを抑え、減塩を意識することでむくみを解消すると、食べ過ぎた分をリセットできます。
より効果を上げたいなら、起きてすぐに白湯を飲んだうえで、食べ過ぎた翌朝は温かい味噌汁やスープ、豆乳を飲むのがおすすめです。温かいものを食べたくない時には、生のフルーツやヨーグルトなどを食べるとよいでしょう。