焼き芋の栄養素と効能は?成分を逃さない&太りにくい食べ方を紹介!
【管理栄養士監修】焼き芋に含まれる栄養素を知っていますか?今回は、焼き芋の栄養成分・効能に加え、栄養素を逃さない調理法・食べ方を紹介します。焼き芋が好きな人におすすめしたい、カロリー・糖質量や太らない食べ方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
加熱することで効率よく食物繊維を摂取できる焼き芋ですが、太らない様にするためには注意点もあります。どの様な点に気を付ければ良いか、順番に紹介するので参考にして下さい。
①食べ過ぎない
どの食べ物でも同じですが、食べすぎると肥満の原因となります。さつまいものカロリー・糖質量は同量のご飯より少し少ない程度で、少ない数値とは言えません。加熱することで食物繊維は摂取しやすくなりましたが、同時にGI値も上昇し脂肪が付きにくい食べ物とも言えるので焼き芋の食べすぎには注意しましょう。
②夜に食べない
焼き芋で太らない様にするには、食べる時間に気を付けることも大切です。焼き芋を食べてもその分の糖質を消費出来ていれば問題無いのですが、夜は運動量が少ないので糖質がそのまま蓄積されてしまう可能性が高いです。焼き芋を食べるなら、1日の始まりである朝か、昼の時間帯を選ぶのがおすすめです。(※7)
③冷やして食べる
焼き芋はあつあつの状態で食べるのも美味しいですが、太りにくくしたいなら冷やして食べるのがおすすめです。さつまいもを加熱した後に冷やすと、一部のでんぷんがレジスタントスターチという成分に変化します。このレジスタントスターチは体内で消化されにくいのが特徴で、食物繊維と似たような働きをします。レジスタントスターチがあることで食後の血糖値の急上昇を抑えてくれるためダイエット中の方には加熱して冷やしてから食べることがよいですね。
焼き芋は生のさつまいもに比べてGI値が高いのがネックですが、冷やして食べることでこの弱点をカバーできるでしょう。また、味の面でも焼き芋を冷やして食べるのはおすすめです。冷凍した焼き芋を半解凍するとシャーベットのようにして愉しめるので、一度試してみて下さい。(※5)
高岡由貴
管理栄養士
この冷やし芋は、急激に解凍してしまうとせっかくのレジスタントスターチが減ってしまうためゆっくり解凍することをオススメします。
焼き芋は栄養豊富な野菜
焼き芋は栄養豊富な野菜で、食事に上手に取り入れることでダイエットにも活用出来るでしょう。生のさつまいもに比べてGI値が高いですが、冷やして食べることで弱点をカバーする事もできます。便秘に悩む妊婦さんにもおすすめなので、おやつのお菓子を焼き芋に変えてみてはいかがでしょうか?