よもぎの栄養成分や効果・効能は?使い方や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】よもぎに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、よもぎの栄養の効果・効能や、食べる際の注意点も紹介します。よもぎレシピのおすすめや、料理以外への使い方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。よもぎについて理解を深め、美味しく味わいましょう。
目次
広瀬陽香
管理栄養士
100gあたりの栄養素量だと生の野菜や果物の特徴であるカリウムがよく含まれています。カリウムにはナトリウムを排出する働きがあるため血圧と関係があります。中々100gを摂取することはないかもしれませんが普段の食事に少し加えられると良いですね。
よもぎを食べる際の注意点は?
よもぎにはビタミンなどの様々な栄養素が豊富に含まれることが分かりましたが、実際に食べる際には注意点もいくつかあります。ここでは注意点をいくつか紹介するので、注意しながら食べるようにしましょう。
①よもぎのアク抜き・下処理をする必要がある
よもぎは栄養が豊富である一方でアクの強い食品であるため、採ったら新鮮なうちに以下の手順でアク抜きをする必要があります。
1.よもぎを新鮮なうちに水で洗う
2.2リットルのお湯を沸騰させ、その中に小さじ1の重曹を加える
3.重曹入りのお湯のなかによもぎを1分程度入れて茹でる
4.ざるにあげて、流水で粗熱を取った後、冷水に入れて10分程度冷ます
アクを抜いておくことでクセのない美味しいよもぎを味わう事が出来るようになります。さらによもぎのようなキク科の植物には肝臓に悪影響を及ぼす成分が含まれているとも言われ、この成分を減らすためにもアク抜きや下処理を行う必要があります。ただし、茹ですぎたり水にさらし過ぎたりすると、栄養素が流出してしまうので手早く行いましょう。
②アレルギー反応が出る可能性がある
よもぎは、アレルギーの一種である花粉症を起こすことで有名なブタクサと同じキク科の植物であるため、人によってはよもぎによってアレルギー反応が出てしまうことがあります。よもぎを採っている時や取り扱っている時に鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどが出てしまう場合には、アレルギーを起こしている可能性があるのでむやみに食べない方が良いでしょう。
広瀬陽香
管理栄養士
ヨモギは道ばたなど身近あらゆる場所で採ることができますが、毒草のトリカブトと葉の形が似ているので、正しく見極めて採取する必要があります。市販されているものを購入することが安全の可能性が高いといえるでしょう。
よもぎの栄養がとれるレシピのおすすめ
様々な栄養が摂取出来るよもぎですが、料理として食べる時にはどのようなレシピがおすすめなのでしょうか。いくつかおすすめのレシピを紹介するので、ぜひよもぎを使った料理作りに挑戦してみてください。
①よもぎ餅
よもぎを美味しくお菓子として味わいたいのであれば、よもぎ餅がおすすめです。あんこやきなこをかけて、和風のお菓子を楽しみましょう。
②よもぎの天ぷら
よもぎの美味しさをシンプルに味わいたいのであれば、天ぷらがおすすめです。塩をまぶして食べても、天つゆにつけて食べても美味しく味わえます。