朝納豆はダイエット・便秘解消に効果あり?痩せる食べ方のコツも紹介!
【管理栄養士監修】朝納豆を食べるメリットを知っていますか?今回は、朝納豆で得られるダイエットなどへの効果に加えて、食べ方のコツや、太ってしまう懸念点があるのかについても紹介します。朝納豆のアレンジレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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朝に納豆を食べるメリットは?痩せるの?
栄養豊富で体に良いと言われている納豆ですが、朝に納豆を食べるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。また朝に納豆を食べることで、痩せることが可能なのかについても、詳しく紹介します。
朝納豆のメリット
朝納豆を食べるメリットは次の通りです。
・混ぜるだけで手軽に食べられる
・コンビニにも売っていて手に入りやすい
・値段が安いので買いやすい
・栄養が豊富
朝出かける前は準備に追われ、朝食を用意するための時間が惜しまれますが、納豆は混ぜるだけで手軽に食べることが出来ます。また、コンビニでも売っているため手に入りやすく、仕事帰りに買うことも可能で重宝します。
納豆は3個1パックで販売しているものが多く、価格は安くどれも100円前後で購入できるため、常備しやすい食材といえるでしょう。また、手軽に豊富な栄養を摂取しやすいこともメリットの一つです。朝納豆で得られる効能については後述するので参考にしてください。
まさる
管理栄養士
ご飯にふりかけ感覚で乗せるとタンパク質などの豊富な栄養補給が簡単に出来るので、手軽さはとても大きなメリットですね!
朝納豆で得られる効能は?ダイエット効果あり?
納豆は様々な栄養素を含んでいますが、朝に納豆を食べた場合にはどのような効能が得られるのでしょうか。また、ダイエット効果があるのかについても、詳しく解説していきます。(※1)
①血糖値の上昇を抑制する
食事をすれば血糖値は上昇しますが、納豆には水溶性食物繊維が多く含まれており、食後血糖値の上昇を抑制する効果を持っています。食後の血糖値の急上昇は、太りやすくなるだけでなく糖尿病や動脈硬化などのリスクを高めるので、納豆を食事に取り入れることはダイエットだけでなく健康維持にも有効だと言えるでしょう。
また納豆は、次の食後の血糖値上昇を抑えるセカンドミール効果も持ち合わせているのが特徴です。つまり朝納豆を食べておくことで、昼食後の血糖値の上昇まで抑えられるので、昼食が原因で太ることも防ぐことができます。(※2)
②便秘を解消する
納豆に含まれる納豆菌は、胃に届いた後も胃酸に負けることなく、生きたまま腸に届きます。納豆菌には腸内の悪玉菌を減らす働きがあり、腸内で善玉菌として活躍し、自然なお通じを促す効果があります。また、納豆は大豆オリゴ糖を含んでいるため、別の善玉菌である乳酸菌を100倍ほどに増やす働きも担うのが特徴です。
便秘が続けば悪玉菌が増殖して有害物質が発生し、腸壁から吸収されて血液とともに体をめぐり、肌荒れや病気につながる可能性があります。また代謝が落ちるため、痩せにくい身体になってしまうので、朝納豆を積極的に取り入れて腸内環境を整えましょう。(※3)
③血圧を下げる
納豆に含まれる大豆イソフラボンには血圧の上昇を抑える効果があり、さらに納豆菌によって作られるナットウキナーゼは血管にできる血栓を溶かし、血液をサラサラにする働きがあります。朝納豆を食べることで血圧を下げる効果が期待できるので、特に血圧が高めの方は朝納豆を取り入れるのがおすすめです。(※4)
④コレステロールを排出させる
前述した通り、納豆には水溶性食物繊維が多く含まれていますが、水溶性食物繊維にはコレステロールの排出を促進する働きがあります。これは腸管でコレステロールを吸着し、便と一緒に体外に排出させる効果が高いためです。
水溶性食物繊維には排便を促す働きもあるので、朝食時に納豆を取り入れることは、この2つの働きによってコレステロール値の低下に役立ちます。(※5)
⑤骨粗しょう症を予防する
納豆の栄養成分には、健康な骨を作り上げる上で必要なカルシウムと、骨の健康に欠かせないビタミンKが豊富に含まれています。ビタミンKは、吸収したカルシウムを骨に取り込むサポートをすることから、これら2つが組み合わさることで効率よくカルシウムが吸収されます。
カルシウム不足は骨粗しょう症の原因にもなるので、納豆は骨粗しょう症予防にも役立つ食べ物と言えます。(※6、7)