じゃがいもの皮には毒性が?栄養もある?皮ごと食べる注意点や保存時の扱いなども解説!
【管理栄養士監修】じゃがいもは皮ごと食べられると知っていますか?栄養価も豊富ですが、食べると危険な場合もあります。今回は、じゃがいもを皮ごと食べる場合に、〈緑・青い〉など毒性(ソラニン・チャコニン)があり危険な場合と対処法を紹介します。皮ごとじゃがいもレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- じゃがいもは皮ごとは食べられる?
- じゃがいもは皮ごと食べても問題ない
- じゃがいもの皮の味・食感
- じゃがいもの皮を食べると危険・要注意な場合は?
- ①皮が緑化・青い
- ②皮の表面から発芽している
- ソラニン・チャコニンの毒性・症状
- ③茶色・黒い斑点がある場合
- ④皮が赤い・紫色の場合は安全
- じゃがいもの皮ごと食べるメリットは?
- 栄養素が豊富に含まれている
- じゃがいもの皮は保存時どうする?
- 皮は剥かない方が長持ちする
- 皮むきしたじゃがいもの保存方法・期間
- じゃがいもの皮ごと調理レシピ
- ①新じゃがの丸ごと素揚げ
- ②丸ごとジャーマンポテト
- ③じゃがいもと牛肉の甘辛煮
- ④丸ごとポテサラ
- ⑤じゃがいもの煮っ転がし
- じゃがいもの皮むきの仕方も紹介
- じゃがいもの皮は安全に食べよう
丸ごとのじゃがいもと牛肉を甘辛く煮た絶品の煮物です。じゃがいもに皮がある分、味が染み込みにくいので、少し濃いめに味付けするのがポイントです。
④丸ごとポテサラ
じゃがいもを皮ごと使ったポテサラです。皮の食感が良いアクセントになって、いつもとちょっと違ったポテトサラダが楽しめますし、栄養もばっちり摂れます。
⑤じゃがいもの煮っ転がし
小さめのじゃがいもを皮ごと使った煮っ転がしです。新じゃがいもなど柔らかいじゃがいもを使用するとより一層おいしくできあがります。
じゃがいもの皮むきの仕方も紹介
じゃがいもは、ピーラーなどで皮を剥く方が多いと思いますが、結構手間がかかるものです。今回は、ピーラーを使わず、簡単にじゃがいもの皮を剥く方法を紹介します。
【やり方】
①じゃがいもをよく洗う
②じゃがいもに、包丁で2~3ミリ程度の切り込みを入れ、一周させる。
③先ほど入れた切り込みに対して十字になるよう、90度回転させて同じように切り込みを入れ、一周させる。
④じゃがいもをラップで包み、レンジ500ワットで3~4分ほど加熱する。
⑤ある程度あら熱が取れたら、切り込みからスルっと皮を剥く。
ピーラーや包丁でも皮は向けますが、この方法の方が薄く、キレイに皮を剥くことができます。また、熱を加えることでその後の調理の過程で火が通りやすくなります。
じゃがいもの皮は安全に食べよう
じゃがいもの皮は、毒素の部分をきちんと取り除けば、栄養が豊富で、食べた方が良いということがわかりました。皮ごと料理するからこそおいしくなる料理もあるので、正しい方法でじゃがいもを保存し、皮もおいしく食べて、たくさん栄養を取りたいですね。