じゃがいもの皮には毒性が?栄養もある?皮ごと食べる注意点や保存時の扱いなども解説!
【管理栄養士監修】じゃがいもは皮ごと食べられると知っていますか?栄養価も豊富ですが、食べると危険な場合もあります。今回は、じゃがいもを皮ごと食べる場合に、〈緑・青い〉など毒性(ソラニン・チャコニン)があり危険な場合と対処法を紹介します。皮ごとじゃがいもレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- じゃがいもは皮ごとは食べられる?
- じゃがいもは皮ごと食べても問題ない
- じゃがいもの皮の味・食感
- じゃがいもの皮を食べると危険・要注意な場合は?
- ①皮が緑化・青い
- ②皮の表面から発芽している
- ソラニン・チャコニンの毒性・症状
- ③茶色・黒い斑点がある場合
- ④皮が赤い・紫色の場合は安全
- じゃがいもの皮ごと食べるメリットは?
- 栄養素が豊富に含まれている
- じゃがいもの皮は保存時どうする?
- 皮は剥かない方が長持ちする
- 皮むきしたじゃがいもの保存方法・期間
- じゃがいもの皮ごと調理レシピ
- ①新じゃがの丸ごと素揚げ
- ②丸ごとジャーマンポテト
- ③じゃがいもと牛肉の甘辛煮
- ④丸ごとポテサラ
- ⑤じゃがいもの煮っ転がし
- じゃがいもの皮むきの仕方も紹介
- じゃがいもの皮は安全に食べよう
じゃがいもの皮を安全に食べるため、正しい保存方法はあるのでしょうか。じゃがいもを長持ちさせる保存方法を紹介します。
皮は剥かない方が長持ちする
じゃがいもは皮を剥かずに、そのまま常温保存するのが一番長持ちします。段ボール箱に新聞紙を敷き、じゃがいもを入れ、さらに上から新聞紙をかけて涼しいところに置いておくと、約4か月も保存することができます。その際、一緒にリンゴを入れて保存すると、リンゴから出るエチレンガスによって発芽しにくくなるため、より長持ちさせることができます。
皮むきしたじゃがいもの保存方法・期間
皮むきしたじゃがいもの保存方法を紹介します。
【やり方】
①皮むきしたじゃがいもを食べやすい大きさにカットする
②水にさらしてあくをとる
③水気を切り、乾燥させる
④ジップロックに入れて冷凍保存する
このように保存することで約1か月ほどじゃがいもを保存することができます。
(*じゃがいもの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
じゃがいもの皮ごと調理レシピ
安全に食べれば栄養豊富なじゃがいもの皮ですので、皮ごと食べるレシピを紹介します。参考にしてじゃがいもを皮ごとおいしく食べてくださいね。
①新じゃがの丸ごと素揚げ
じゃがいもを丸ごと素揚げし、バター醤油で合わせたものです。丸ごと揚げるからこそのホックホク感がたまりません。これだけで豪華な食卓になります。
②丸ごとジャーマンポテト
じゃがいもを丸ごと豪快に使ったジャーマンポテトです。じゃがいもの皮の歯ごたえがあることで、いつものジャーマンポテトと一味違う良いアクセントになります。