レタスの栄養価と効能は?食物繊維が豊富?成分を逃さない食べ方や保存法を紹介!

【管理栄養士監修】レタスに含まれる栄養素を知っていますか?レタスは生で食べるだけではありません。今回は、レタスの栄養成分・効能に加え、栄養素を逃さない調理法・食べ方を紹介します。栄養価を保って保存する方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 和氣千咲季
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メタボリックシンドロームの方に減量指導をしており、今までの指導人数はのべ800人ほど。自身の自律神経に悩み、服薬で改善しなかった症状を、...
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メタボリックシンドロームの方に減量指導をしており、今までの指導人数はのべ800人ほど。自身の自律神経に悩み、服薬で改善しなかった症状を、食事とサプリで改善した経験からInstagram上で情報発信を行っている。 また「調子の良さは食事で作れる」をモットーに食習慣改善サポートの「快適ほっとカウンセリング」を開設。一人でも多くの方が快適に過ごせるよう、日々奮闘中です!

目次

  1. レタスはどんな野菜?栄養はない?
  2. レタスの旬と種類
  3. 新鮮なレタスの選び方
  4. レタスの栄養成分と効能【種類別に比較】
  5. ①食物繊維
  6. ②βカロテン
  7. ③ビタミンC
  8. ④ビタミンE
  9. ⑤カリウム
  10. レタスの栄養成分を逃さない調理法・食べ方は?
  11. ①汁物で食べる
  12. ②油分と一緒に食べる
  13. レタスの栄養価を保って保存するには?
  14. ①芯の成長を止める
  15. ②丸ごと保存する
  16. レタスは栄養豊富な野菜

βカロテンは体内に入り込むとビタミンAに変換される成分です。肌や粘膜の健康に効果的で、薄暗い場所でも目が見えやすくなる効能もがあります。また、呼吸とともに体内に入ってきたウィルスなどから体を守る働きもします。近年では、発がん性物質を軽減する効能もあると言われています。(※3)

③ビタミンC

野菜 含有量(100g) 1日の必要な摂取量 1日の摂取量に占める割合
玉レタス 5mg 100mg 5%
グリーンリーフ 2.1mg 100mg 2%
サニーレタス 17mg 100mg 17%

風邪予防などで知られるビタミンCは、他にもさまざまな効能があります。美肌や美白効果に加え、紫外線などからのバリア機能、老化防止にも効果があるので、女性には嬉しい成分です。ビタミンCは鉄分の吸収を良くしてくれるので、貧血予防にも効果的な成分です。(※4)

④ビタミンE

野菜 含有量(100g) 1日の必要な摂取量 1日の摂取量に占める割合
玉レタス 0.3mg 6.5mg 4.6%
グリーンリーフ 0.13mg 6.5mg 2%
サニーレタス 1.2mg 6.5mg 19%

ビタミンEには主に血液の健康に関する働きがあり、強い抗酸化作用があるのが特徴です。血液をサラサラにして血栓を防ぎ、動脈硬化を予防します。毛細血管を広げるので冷え性にも効果的です。また、肌のハリを保つのでアンチエイジングも期待できます。(※5)

⑤カリウム

野菜 含有量(100g) 1日の必要な摂取量 1日の摂取量に占める割合
玉レタス 200mg 2500mg 8%
グリーンリーフ 5.8mg 2500mg 0.2%
サニーレタス 410mg 2500mg 16%

むくみに効果的なカリウムは、体に入ってきたナトリウムの量を調整して外に尿と排出する働きがあります。むくみを放っておくとその部分に毒素などが溜まってそのままセルライトになってしまいます。セルライトはなかなか落ちませんから、カリウムを摂取して外に排出しましょう。

カリウムは水分と一緒に摂ると効果がアップしますから、水分の多いレタスは効率的にむくみを取れる野菜と言えます。(※6)

レタスの栄養成分を逃さない調理法・食べ方は?

レタスの栄養せいぶんをできるだけ逃さないように摂取するにはどのような調理法や食べ方がいいでしょうか。いろいろな使い方ができる食材なので、他の料理にも積極的に使っていきましょう。

和氣千咲季

管理栄養士

レタスは包丁で切ると細胞が壊れて茶色く変色しますが、手でちぎると変色を防ぐことができるのでおすすめです。 加熱して食べる際は、レタス以外の調理を完成させ、火を止めた後に入れるのがおすすめです。 適度にしんなりしつつ、食感も残してくれますよ。

①汁物で食べる

レタスはスープなどの知るもので食べるのがおすすめです。ビタミンCは水溶性なので水に入れると溶け出す性質があります。汁もので食べればビタミンCも一緒に体に取り込めますから、効率的に栄養を摂取できます。

②油分と一緒に食べる

炒めものなどにもレタスを使うのもおすすめです。レタスが小さくなるのでたくさん食べられますし、脂溶性のビタミンE・βカロテンが油の中に溶け出し、栄養成分の吸収率をあげることが可能です。緑黄色野菜と一緒に炒めると他のビタミンも一緒に摂取できますから、抗酸化作用が効果的に摂取できます。(※7)

レタスの栄養価を保って保存するには?

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